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Posted by ブクログ 2018年08月31日
今回はランスロットとの戦いがメインとなるが、それと同じくらいにアレクの魅力が随所に散りばめられている。
本当にアレクというカンピオーネについては、彼を主人公とした物語を読みたくなってくるくらいに主人公要素に溢れている。しかも、その主人公要素というのもありきたりな主人公タイプとしての要素ではなく「カン...続きを読むピオーネ!」らしい要素ばかり。
単独行動を好み、計画的な部分もあるが最終的には自分勝手に計画を変更して周囲に甚大な被害をもたらす。つまりアレクは護堂と非常に似ているのだ。
そんな似た二人だけど、護堂とアレクは似たタイプだからって仲良くなるわけでは無いのが面白い所。護堂は各ヒロインに対して似た部分だったり、合う部分を見つけてより仲を深めてしまう。
けれど、同じカンピオーネであるアレクにだけは反発を強めてしまう。というか平和主義者を標榜して神様以外なら変わったタイプが相手でも別け隔てなく受け入れてしまう護堂があそこまで明確に不快感を示す相手ってかなり珍しいんじゃないか?
今後もカンピオーネ達とは様々な交流が生じるのだろうけど、アレクだけは一風変わった関係性になりそうだ
今回敵となるランスロットだけど、後書きにもあるように業界定番の女体化ネタが披露された。ただ単純に女体化するのではなく、そこにお馴染みの神話薀蓄を絡めてランスロット女体化にそれなりの根拠を示してきたのは凄いなぁ
そしてランスロットは護堂と戦うために策を弄するようなことはせず、正面突破を心情としてぶつかってくる敵だった。その為、これまでは相手の意表を突いた上で切り札を放つような戦いが多かったように思うが、今回はこれまでと違い正々堂々正面切っての戦いが見られたのは良かったな
他にもランスロットによって狂奔の呪縛を掛けられた護堂も良かったけど。「加護」を使用する時も遠慮が無くなった護堂が描かれたが、狂奔の呪縛が掛かった護堂はそれ以上だったな。ヒロイン勢のみならず妹の静花まで自分の思惑通りにならないから可愛いと思えてしまうって、普段の護堂なら絶対に有り得ない考え方だよなぁ……
ラストにはアテナ復活&最後の王が眠る場所が宇宙と判明。どちらも驚愕の事実であるだけに、その影響が今後どのようにストーリーに絡んでくるのか楽しみだ
軍神ランスロット・デュ・ラックの正体を求め、護堂たちはイギリスへ…
一方、アレクサンドル・ガスコインは天之逆鉾の正体を探り、神祖グィネヴィアとの決着を着ける為に行動する。
そして日本にて激突する事に…
ランスロットの正体は意外な解釈でした。
そう来るか〜
Posted by ブクログ 2011年09月19日
あいかわらず、主人公には能力追加がありません。
これはもう、そういう方針なのですね。
てっきり、がすがすチートすんのかと期待したのは早計でした。
さて、アーサー王でもないという最強の鋼とはいったい?
とかそういうことよりも、あれか?ヒロインズ萌へ~とか
そんなんか?
10巻かあ、もう少し展開早くて...続きを読むもいいかも。
Posted by ブクログ 2011年09月01日
イケイケな護堂が新鮮。しかしアレが隠された本性だとするとさすがは王様。アレクも出てきて改めて思うのはカンピオーネのルビは“世界に迷惑をかけるもの”でいいんじゃないかと(笑)まぁ護堂にはドニの方がライバルとしても合う気がしました。ランスロットの権能は…と思ったけど前巻でアテナから何かしら貰ってたはずだ...続きを読むし、あまり増えすぎるのもまずいからかな。