るろおのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ特別つまらないわけでもないけど、読んでて退屈な気分になったのはおそらく僕が鈍感いい人系の主人公が元々好きではないからだと思う。
偽装彼女というまあ王道な入り口なんだけど、口車に素直に乗る幼馴染もどうかと思ったし、この展開がずっと続くならひどい話だなあと思ったんだけど、どうやら今後もそうなりそうで残念。
ラストの展開も先輩がいい人だったら幼馴染がほんとにひどいやつだったってだけで、安易な着地点に映ってしまったかな。
主人公が頭よくなったきっかけだったり、ヒロイン達がデレてる描写は読み易かっただけにいろいろと惜しい印象でした。
ただまあ前世の劇をクラスでやったときは爆笑しちゃったけどね。あ -
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Posted by ブクログ
面白かったが、裏切りや、その後の展開が突飛に感じた。
繋がっているパイロット達に全くばれないで計画を実行できるものなのだろうか?
娘をさっくり兵器に組み込んでしまう様な親なんですか!というのもなんかいきなりだったし。
明らかに日本はアメリカと中国に分割されて戦争しているようなのだが、中国の手先になった日本人が、民主主義万歳!と叫びつつ突撃するのだろうか?
二重に納得出来ない気が。
まあ、日本だと書いてあった訳では無いし、他も国名が直接出ている訳では無いのだから、逃げようは幾らでも有るのだろうが、なんせ皇国で靖国だからなぁ。。。
逆に、個々の人間像は相変わらず巧みに描かれている。
ヒロイン -
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Posted by ブクログ
かっこうとして大助に与えられた今回の任務、大助を兄のように慕う千莉の監視。千莉を大切にする猪里と有夏月と共に大助との間にも信頼が生まれそうだったが―――千莉のムシ、前作レイディー・バード率いるむしばねがきっかけに事態は思わぬ混乱に巻き込まれる。口が悪くて単純の猪里、穏やかで落ち着いた有夏月。正反対の性格だが決して相反することなく平和に千莉を守り続けると信じてやまなかった二人。それを奪ったのはかっこうか、千莉か、特環か、運命か。一巻に続く、のではなく一巻の過去と現在が交差するダークストーリー。誰も幸せになれない、誰も傷つかなくて良い世界ではない。親しく好感の持てるキャラが次々死んでいくのが辛い。
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Posted by ブクログ
設定が逸脱している差分、主人公達の性格はごく普通の少年少女。「始まりの三匹」に夢を喰われて虫憑きになった寄生主は越常の力をムシを操ることで得るが、代償として人の夢を喰う。ムシを殺されれば感情のない欠落者になり、力を使いすぎてムシに夢を喰いつくされれば「成虫化」、つまりムシが独立して反乱するため寄生主は殺されるシステムの中、最強の虫憑きかっこうが中心となる舞台。文章は難しすぎないが迫力や緊迫感にやや欠ける。基本切ないというよりはダーク。辛い思いが巻を増すにつれ連鎖していくので、ハッピーエンド主義の自分にはあまり合わず読み難かった。だからと言って面白くないわけではない。巻が増すにつれて面白いと思え
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