あらすじ
機巧魔術――それは魔術回路を内蔵する自動人形と、人形使いにより用いられる魔術。機巧都市リヴァプールは、自動人形の祭典を明日に控えて華やいでいた。だが一方で、〈夜会〉参加者たちの自動人形が次々に消失していくという事件が起きる。硝子の命令により、事件の鍵を握る人形師・エリアーデ教授に接触する雷真。しかし、彼女は雷真と同じ歳の少女(ただし全裸に白衣)だった! さらに彼女は、夜々を自分に譲るよう、雷真にあの手この手で迫ってきて――!? 「やっぱり……体を差し出さないとだめ? 」「差し出しても駄目だ! 」シンフォニック学園バトルアクション第5弾!
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Posted by ブクログ
『機巧少女は傷つかない』第5巻。
自動人形が狂わされ、<夜会>参加者が次々と棄権していく事態が発生する。雷真は、容疑者として学院長秘書官アヴリルの取り調べを受けるが、その日の内に釈放される。その後、いろりから硝子の任務を受ける雷真。その任務は、学院工学部エリアーデ教授と接触すること。彼女の研究が事件の鍵を握っているのか―――。
vs 大英帝国第一王子<黒太子>エドマンド。自動人形の支配権を奪う<絶対王権(マルチコントローラー)>の力で祭典(エクスポ)で集まった数多の自動人形を従え、鉄壁の空中戦艦ダイダロスに乗り込み、ヴァルプルギス王立機巧学院に迫る。絶体絶命の状況の中、シャルやロキらと手を組み挑む雷真―――。
仲間と協力しての見事な作戦、赤羽家の秘術<紅翼陣>、夜々の能力発現(挿絵がカッコイイ!)、エリアーデの決意等、手に汗握る展開が詰まった一冊。著者曰く、「今回は難産」だったらしく・・・悩み苦しまれただけあって、頭一つ抜けたエピソードになっていたかと。
前巻のアリス、シンと同様、エドマンド王子もまた登場するだろうねぇ。
Posted by ブクログ
今回は同い年にして教授なエリアーデが登場。
夜々の嫉妬は毎度の事ですwシャルのツンデレっぷりとそれを上回るロキのツンデレっぷりももはやお約束で、でもそこが面白いのがこのシリーズ。
ところで、雷真ってゾンビか何かですか?毎回ボロボロになりすぎ。
おかげで医務室が完全にホームになってるよねw一体寮にいつ戻れるのかが心配wwwwwwwてか、今のハーレム状態だと追い出されるかw
Posted by ブクログ
毎巻使い捨てじゃないヒロインが登場してはガミガミ→ポッが発生してついでに悪が1つ滅ぶ話。こっちはシャルより夜々のがかわいい。そしてそれより何よりライバルのロキがイカス。こいつの存在だけで自分の中ではISを越えた。しかしメインの大会は死人すら出ると煽っておいていざ始まると対戦相手殺したら参加資格剥奪とかなんという温い・・・。
Posted by ブクログ
Facing "King's Singer"
今回はイオネラ幼女教授が登場、その魔力増幅理論による絶対王権(マルチコントローラ)機能を持つ人形エヴァンジェリンが奪われる。
奪ったのは英国第1王子エドマンドで、世界征服を目論む。
エヴァの声で範囲内の人形の制御が奪われるなか、雪月花とイオの作った首輪を掛けた人形だけが動ける。敵の戦艦ダイダロスは空間を歪める鉄壁の防御だが、防御発動中は、エヴァの絶対王権は弱まることを利用し、雷真、シャル、ロキでダイダロスに乗り込み、エヴァを奪い返す。
ダイダロスを破壊しても、本体である人形イカロスが襲ってくるが、エヴァの絶対王権で人形たちを止める。エドマンドは捕らえられるものの、あとで逃げたらしい。