あらすじ
学園の動乱を納め、そして繋がれた夜々の生命。雷真に訪れる一時の平穏。だが、学院長・ラザフォードの一言が更なる混沌を招き――!? シンフォニック学園バトルアクション!
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Posted by ブクログ
『機巧少女は傷つかない』第13巻。
"結社"幹部<白薔薇>のグローリア英国王妃による野望を阻止し、硝子の奪還にも成功した雷真。また、ソーネチカによってもたらされた金剛力の魔術回路と「何者か」による施術によって、夜々も一命を取り留める。しかし、それは夜々の命を僅かに引き延ばしているに過ぎなかった。本当の意味で救うためには、教父の予見を信じ、<魔王>となり、夜々を<神性機巧(マシンドール)>に至らせるしか道が無い。
そんな中、雷真は、時間を固定することが出来る(=夜々を少しでも延命できる)霊薬<レーテの水>を条件に、神性機巧に関わる秘宝<要石>奪還の密命を学院長から引き受ける。<要石>は硝子が持っていることを知っていた雷真は硝子を探すが見つからず、何者かに襲撃され残骸となった、硝子が乗っていたと思われる自動車だけが見つかる。
そして再開される<夜会>。ロキとフレイ、シャルと日輪―――雷真と協力して死線を潜り抜けてきた仲間たちがそれぞれでタッグを組み、雷真に襲い掛かる。その裏にある"薔薇"の陰謀。苦戦を強いられる雷真は、<女帝>ソーネチカと協力関係を結ぶが―――。
(私が)待ちに待った、ロシアの<女帝>ソーネチ回。縦ロールお嬢、大好きです!
雷真が<雪月花>の三人を使えるようになったのが、RPGゲームとかである「スポット参戦だったキャラが、終盤で自由に使えるようになる」感があって、いよいよ物語も終盤なんだなと。
<夜会>は最終局面に入り、ここからは雷真ファミリーが脱落していく形。今回の脱落者は、まあ予想どおり。(マグナスとの決戦前の、)最後の対戦相手は誰になるかなー。なんとなくロキな気がしているが、どうかな?