ホフマンのレビュー一覧

  • 黄金の壺

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    ドイツ・ロマン派の異才と呼ばれるホフマンによる初期の傑作。1814年の作品です。ホフマンの作品には怪奇幻想小説の要素があり、超現実的小説の要素もあって、後年前者はポーへ、後者はカフカへと連なっていく。そういった系譜にある作家だと解説にありました。

    1974年の翻訳です。文字の小ささはしょうがないとしても、訳自体はとても読みやすかった。簡便で端的な言葉づかいによって小説世界がわかりやすく展開していきます。

    怪奇幻想・超現実のシーンが、クライマックスのみならず序盤から繰り広げられます。なんといっても、主人公の大学生・アンゼルムスがはなから外を歩いているだけなのに、老婆がリンゴを路上販売している

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    2025年04月09日
  • ネコのムル君の人生観(下)

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    ネタバレ

    クライスラー篇のほうが読みにくくて流し読みをしてしまったが、ところどころに同じ場面を違う視点で描写しているのは何となくわかった。猫と犬と人間の社会が違うルールだったのが面白かったが、ミーナが出てきたときのムルは、なんか、凄く嫌だった。

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    2024年11月28日
  • ネコのムル君の人生観(上)

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    ネタバレ

    反故のほうが滅茶苦茶読みにくかった。作風の違いを違う作家がここまで表現するのはすごいと思う。ムルのエピソードはずっと面白かった。インテリ猫なのに本能に抗えないのがマジで猫だった。反故読むのだるいけど、下巻も読もうと思う。

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    2024年11月14日
  • クルミわりとネズミの王さま

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    夢なのか権実なのかわからない、でもそれが子供でも大人でも経験する夢で、妄想で、理想だからこの感覚が良いと思えるお話し。
    目まぐるしくて場面がパンと変わる、この切り替わりが睡眠中の夢の切り替わりのようで、現実世界での経験はなかなか頭が混乱する。混乱するのはあたまが硬くなってきたからなのかも。

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    2024年09月13日
  • クルミわりとネズミの王さま

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    とても可愛らしい、ドイツの童話である。バレエの「くるみ割り人形」の原作と言われている。
    本書が書かれたのは、1816年だそう。
    ある(おそらく裕福な)家庭には、男の子と女の子と両親、そして時々訪れる叔父がいる。時はクリスマスで、子どもたちはプレゼントをもらう。
    その中にくるみ割り人形があった。女の子が主人公でくるみ割り人形と会話をする。
    童話にありがちな、結構残酷な部分もあり、でも子ども、特に女の子が読んだらそれはもうワクワクするであろう描写や展開がある。さすが。
    大人が読んだ場合、当時のドイツのクリスマスはこんな感じだったのかな、と楽しめるだろう。

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    2023年11月28日
  • クルミわりとネズミの王さま

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    昔の童話あるあるの意外と辛辣な部分あってそういう意味でも楽しめた。
    わたしもマリーお嬢様として読み聞かせされたかったな〜

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    2022年12月26日
  • くるみ割り人形とねずみの王さま/ブランビラ王女

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    ヒップホップくるみ割り人形とくるみ割り人形と秘密の王国を続けて見たら、くるみ割り人形がなんだかわからなくなった気がして、よくよく考えてみると原作をちゃんと読んだこともなかったので読んでみた。

    このホフマンの原作をもとに、アレクサンドル・デュマがバレエのもとになったくるみ割り人形を書いたそうだ。

    くるみ割り人形が大体どんな話かは分かったけど、くるみ割り人形の前で最初に「ドロセルマイヤー」の名を口にした時の、「くるみ割り人形がおそろしく口をひんまげ、両目がみどり色の火花を発した」という反応の理由が、最後まで読んでもわからなかった。

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    2022年12月06日
  • くるみ割り人形とねずみの王さま/ブランビラ王女

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    バレエのくるみ割り人形は何度か観ているので、原作を読んでみたくなった。ストーリー自体はよくある異世界への冒険型メルヘンで、面白くなくもないのだが…この翻訳がどうも馴染めなかった。原文の影響かもしれないが…光文社の新訳は比較的読みやすいものが多いけど…まあ、相性もあるのかな。

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    2021年02月18日
  • 黄金の壺/マドモワゼル・ド・スキュデリ

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    『マドモワゼル・ド・スキュデリ』、ルイ十四世時代を舞台にしたミステリじゃないですか! 凄い。(森鷗外が絶賛して『玉を懐いて罪あり』として翻訳してるらしいので、そっちも比較して読んでみたいです)
    『黄金の壺』の恋のさや当て+魔術+ファンタジーと寓話みたいな世界観も面白かったー!

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    2020年12月20日
  • クルミわりとネズミの王さま

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    「くるみ割り人形」ってこんな話だったのか。少女マリーがクリスマスのプレゼントにもらったくるみ割り人形にまつわる、不思議な出来事。
    思ったよりファンタジーだった。あと、かたいクルミのおはなしに出てくる王さまの言動に笑った。

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    2019年11月30日
  • くるみ割り人形とねずみの王さま/ブランビラ王女

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    「ブランビラ王女」ローマの話。まずジャック・カロという版画家がいてその人の作品から着想を得て話を作ったそうな。似たような構図の作品が挿し絵として挿入されてるのだが、これがイイ。挿し絵としては変わった雰囲気だなあ、クリームチーズで作ったようなこってりとして時が止まってる。。。と自分はそっちの方から話を追いかけたので、とても楽しめました。カプリッチョと作者が表現した作品は話があちこちに飛ぶけども、学芸会を見てるような陽気な作風でした。「くるみ」ドロセルマイヤーのイメージが違うなあと思ったら二人いた。

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    2018年10月12日
  • 砂男/クレスペル顧問官

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    確かに「砂男」はのちの小説や映画のお手本にされたように、シンプルながら人の狂気がクールに描かれている。だが、嫉妬なのだろうか。器用な人が何でもうまくできてしまう故の、この人の書くことの執着が感じられない、などとひねくれた気持ちが浮遊した。が、後書きにて作者が痛風がひどく布団ソファーに鎮座したまま執筆するイラストが掲載されていて、萌えた。そして書くことの情熱も記載されていた。こんなにも「俺ってさこういう人だから」という押し付けが感じられず、作品の世界に集中出来ている物を提供するのはすごいですな。

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    2018年07月06日
  • クルミわりとネズミの王さま

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    三鷹の森で買った本!
    海外原作の本だから日本語おかしいなと思ったけど
    アニメにして見てみたいなと思える本だった!
    素敵なお話しだったし、読み終わった後に
    宮崎駿さんが描いた背表紙の絵が
    あの場面だー!ってなった\(^o^)/

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    2017年06月23日
  • クルミわりとネズミの王さま

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    ジブリ美術館で、宮崎駿さんのイラストカバーを見て購入。
    くるみ割り人形は、小さい頃読んだけどなんとなく怖い印象が強かったです。
    軍隊を率いて戦うというのは、あまり私が読んでいた日本の本に無かったからかも?
    今読むと、現在と、戦う場面、おじさんのお話、そしてお菓子の国の場面が素敵に組み上がって物語になっているのが良いなあ。
    女の子は自分の物語の中でいつでもお姫様になれるのですね。

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    2015年05月24日
  • クルミわりとネズミの王さま

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    キャンペーンで宮崎駿さんデザインのカバーが
    貰えるということで購入。
    ジブリの森で購入したら貰えるものと同じようです。

    幼い頃読んでいなかったはずなので、
    タイトルだけ知っていて中身を知らない本の
    ひとつでした。
    少女の空想の世界の中に入り込むような気持ちで
    ちょっと夢見るような読後感。
    大人になった今、うわぁ!面白かった!という
    より、だから物語っていいのよね!
    という気持ちになりました。

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    2014年11月08日
  • 黄金の壺

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    最初の章(第1夜話)は、なんとなく入り込めなかったが、その後はするすると本の世界に入り込み、さらさらと読み終わった。
    今となっては、中世的なグロテスクさと最近の軽薄さが相まって、陳腐な内容な気がするが、この本も今書かれている幾多の本の源流の一つだったりするのかなと思うと、そのうちこの本を起点に遡ってみたり、下ってみたりしたいなとか考えた。

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    2014年05月01日
  • クルミわりとネズミの王さま

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    はじめて読んだ「クルミ割人形」の原作

    クルミ割人形とおもちゃたちがネズミたちと戦う話
    だと思ってたら
    まちがっちゃいないけど
    なんかもっと幻想的でこわかった

    クルミ割人形のお話が
    現実とお話とこんがらがってておもしろかった。

    最後クルミ割人形が人間になって
    女の子を嫁にもらう
    この子いくつになったの・・?

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    2012年12月16日
  • クルミわりとネズミの王さま

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    チャイコフスキーのバレエの元ネタ。
    不思議な話。
    精神障害を発症した子の世界を描いてるような気がしたりした。

    お菓子の国の描写が素敵。
    どんなお菓子なのか実際に作って再現して欲しいのう。

    これを改訂したデュマ版の『くるみ割り人形』も読んでみたいにょろ。

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    2012年10月21日
  • 黄金の壺

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    大学生のアンゼルムスが、蛇のゼルペンティーナに恋をして、精霊や悪魔の争いに巻き込まれていく。(何のこっちゃ)
    登場するイメージはなかなか強烈で、怪奇的な趣味もちりばめられていて面白いが、話の筋がいささか単純だと思った。もうひと捻り、ややこしい話の展開があるほうが個人的には好みだが、ホフマン初期の作品だし、読みやすいので、ホフマン入門にはこれが最適だと思う。

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    2010年10月16日