【感想・ネタバレ】ネコのムル君の人生観(上)のレビュー

あらすじ

人のことばを理解し、読み書きを習得した雄ネコのムルが綴る自伝と、架空の音楽家クライスラーの伝記が交差する傑作長編。上巻はムルの生い立ちから、友だちのプードル犬ポントとの友情、美猫との恋話など青春時代まで。愛猫家必読! 豊富な訳注と抜群に読みやすい訳文で、奇才ホフマンが放つ、世界に冠たるネコ文学の世界を堪能する。

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Posted by ブクログ

前から読みたいと思っていた本
なんと新訳が出ていて嬉しくなりました
1819年に書き始めたとのこと
なんてことでしょう日本は江戸時代
登場人物の背景は確かに時代を感じさせますが
ムルくんの可愛い猫たる姿はまったく時代を感じさせない
あげようと思ってくわえたニシンを運んでいるうちに食べてしまったり、先生の机の上をグジャグジャにしてしまったり、恋敵に叩きのめされたり
もう目に浮かぶ!
そしてムルくんの書く小説の愛くるしい登場人物たち
まだ半分ですが、読んでよかった!早く続きを!
が、腰を据えて読まないと内容が入ってこないので何日かかかるだろうな

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2024年10月31日

Posted by ブクログ

ネコのムル君の幼少期から青年期までを描く。ネコの視点から人間観察をし、社会を通じて学び、学習し、失敗し、行動する姿は人間と同じであるように精神的にも大きく成長していく。
「自由でありながらも社会的規範を持ち、自分らしく生きようとすること」この言葉に尽きるのではないかと私は思う。

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2025年08月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

反故のほうが滅茶苦茶読みにくかった。作風の違いを違う作家がここまで表現するのはすごいと思う。ムルのエピソードはずっと面白かった。インテリ猫なのに本能に抗えないのがマジで猫だった。反故読むのだるいけど、下巻も読もうと思う。

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2024年11月14日

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