浦雅春のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ゴーゴリというと名前だけは聞いたことがあるけれど
全く読んだことがなかったロシアの文豪??
ドストエフスキーはゴーゴリがいたから
自分の小説が書けた、みたいなことを言っているくらいの
すごい偉い人なんだろうなぁという印象だけはあった。
で、今回初ゴーゴリだったわけですが
ぶっ飛びました。
なんだ、このバカバカしさは!!
これは凄い。笑えます。
今の作家でいうと町田康なんかは近いのかも。
でもぶっ飛び具合のスケールが違う。
「鼻」という短編なんかは
朝起きたら虫になっていたというカフカどころではなくて
鏡を見たら鼻がなくなっていて
探しに町へ出たらその鼻が偉そうな格好で
町で紳士然と闊歩して -
Posted by ブクログ
チェーホフは、かわいい女に続き2作目なのだけれど、戯曲だったのでおっと思った。
桜の庭は名作とされてるらしいのだけれど、そうなの?という感じ。劇用だからか、所々、キャラクターのセリフが無視をされ、次の人が関係ない話をいきなりする個所が見られ、そこがよく分からなかった。
プロポーズは面白かった。
隣り合う2家が土地を巡っていがみ合うのだが、実は娘に求婚しにきたとしると、娘は彼を呼び戻す。呼び戻したところで、やっぱり言い争いになる。それでも、最後にはなぜか婚約することになる。なぜなぜでいっぱいだが、人間ってそんなもんかも?と思わせる奇妙な説得力あり(笑)
熊もプロポーズと似たバタバタ劇。
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Posted by ブクログ
「女三人のシベリア鉄道」にチェーホフの話が出てきたので急に読みたくなったのだけど、やっぱりわたしは戯曲って苦手みたいだ。戯曲はセリフを言うように読み、行間を読まなくては、と思うんだけど、どうしても普段の癖でストーリーを追うようにざざーっと雑に読んでしまって。
だから、単に、背景がよくわからず、登場人物の対話はかみ合わず、なんかわけわかんないなー、という。
解説を読んで少しわかった。
人生に意味はないけど生きなくてはー(大雑把すぎ)、みたいなチェーホフの非情さには共感したりするのだけれど。
この年になると、もう人生やり直せないし、未来はむなしくても生きるしかない、っていうワーニャ伯父さんの気持ち -
Posted by ブクログ
ジュンパ・ラヒリの『その名にちなんで』を読んで
ゴーゴリが気になったので読んでみる。
新訳だということで入り込めるかどうか心配ではあったが、おもしろい。
鼻は子どもに読み聞かせて一緒に笑いたいし、
外套は日本人に馴染み深い恨みつらみで化けて出る。
査察官のどたばたはなんとも滑稽。
どれもどこかで出会ったことがあるようで
それでいて奇抜な話。
訳者の遊び心に引きずられながら、
ずんずん読める。
ロシア文学を敬遠している人はゴーゴリから入ってみるのもいいかもしれない。
ロシア文学をますます好きになるか、
あるいはその反対か。
道は2つに1つ。