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Posted by ブクログ
チェーホフの「ワーニャ伯父さん」「三人姉妹」。中年の悲哀が凄い。訳者曰く中年文学と。。学生の頃読んだ時は特段心が動くこともなかったんだけども、この年になると現実に押し潰されていく中年の葛藤がよく分かるようになったなと。
訳者あとがきに「ぼくは少し前までは完全にワーニャに肩入れをしていた」から「ぼくは知らず知らずのうちにワーニャから嫌味な老人セレブリャコフに変わってしまったらしい」と変化した様子が書いてあって、今正にワーニャに肩入れしている自分もさらに歳を重ねるとそうなるんだろうなと何だか笑ってしまった。
最後にやはり印象的なラストの科白
ソーニャ「ワーニャ伯父さん、生きていきましょう。長い長い日々を、長い夜を生き抜きましょう。運命が送ってよこす試練にじっと耐えるの。安らぎはないかもしれないけれど、ほかの人のために、今も、年をとってからも働きましょう。そしてあたしたちの最期がきたら、おとなしく死んでゆきましょう。」
三人姉妹もラストは同じや!
オリガ「ねえマーシャ、ねえイリーナ、私たちの人生はまだ終わりじゃないの。生きていきましょう!音楽はあんなに愉しそうに、あんなに嬉しそうじゃない。もう少し経てば、私たちが生きてきた意味も、苦しんできた意味もきっと分かるはず……。それが分かったら、それが分かったらねえ!」
いや、その通り、それでも、生きていかなくっちゃね。うーん、リアリスト笑
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