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Posted by ブクログ 2022年03月10日
チェーホフは36歳で「ワーニャ伯父さん」を書き、40歳で「三人姉妹」を書き、そして44歳で亡くなった。何という老成だろう。「ワーニャ伯父さん」では自分の人生が絶望だったと知る。「三人姉妹」では夢が次々と押しつぶされていく。人生とはそもそも絶望なのだ、その冷徹な現実を淡々と描きだす。それでも人生を生き...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年01月04日
初チェーホフ!
慣れると思ったよりすらすら読めて驚きでした。
ワーニャ伯父さんの方だと、最後のところが言いたかったんだなと気づき、何だか納得です。
三人姉妹:
登場人物が多くて混乱しましたが、少しだけチェーホフがわかってきたような感じがします。
辛いながらも生きていこうと思うようになっていく登場人...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月08日
20歳の頃、「桜の園」を読んだときには知的にとりすましたような印象しか受けなかったチェーホフだけど、年を取ったせいか、この本読んだら泣けてしょうがない。一字一句、ずきんとくる。
生きることの悲しさ、分かり合うことはない、夢は崩れさるとう痛々しい現実。その中でも、何かに希望を見つけて生きていこうとする...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月17日
読書会のテーマ本として精読。
ワーニャ伯父さん、三人姉妹共に、不仕合わせで、思い通りにいかないロシアでの群像劇が描かれます。
暗いストーリーテリングの中では歌や、楽団の演奏も焼け石に水。ニコニコして読める一冊ではありません。
ただ、それが良いところなのかもしれません。
西瓜に振りかける塩のよう。...続きを読む
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