こなみ詔子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
何度も読んでしまう。
幾度手放してもつい買ってしまうから、とても好きな作品。
多感な二人の男子高校生がメイン。
物語は複雑な事情もありつつ、陰陽、明暗がハッキリしていて、そのために強く惹かれ、反発し、傷つけあってしまう物語。やっと……という瞬間から怒涛のラストまで、心が置き去りにされる疾走感。
しっかりと泣く準備をしてから読む漫画。
「コインロッカー」のネジを先に読んだので(出版の順序等詳細は知りません)弘のアナザーストーリーとして読み始め、見た目にも好みな神已と、神已の背負ったものにシンパシーを感じ、感情移入してしまってすごく辛かった。
「コインロッカーのネジ」も「神已-K -
購入済み
好きが過ぎる
初めて読んだのは20年以上前、まだヤンデレのカテゴリーもなかった頃でした。コミックで読んでいたので、電子書籍で読めると知って即買いしました。
今読んでも変わらない瑞々しさと、ヒリヒリする感じ、ヤンデレと共依存、こなみ先生はずっと神です。 -
Posted by ブクログ
少女漫画にしては珍しい、いや、初と言っても過言じゃない属性のヒロインが登場する
BL大好きな腐女子属のヒロインや、幽霊タイプのヒロインはこれまで多く登場しただろうが、ゾンビっ娘ってのは今までいなかっただろう
非合法じゃないけど、その分、アブない薬の影響で、元気100倍状態になりすぎて事故死・・・ここで地縛霊もしくは、浮遊霊になって好きな男の子にアプローチするなら、これまで通りの、ある意味、『王道』パターンの少女漫画だっただろうが、この『シカバネチェリー』は一味、違う
まさかの蘇生、しかも、心臓も動いてなくて、呼吸も止まって、脈も触れない、死人の状態で
けど、持ち前の明るさ、もしくは、薬の影響で -
Posted by ブクログ
【005】です。
マーガレットで「あねさんは委員長」の連載終了からこの「KAMUI―神已」へ新連載になったときの絵柄の変わり様に中学生の私は衝撃 !!!!やった。
この作品のテーマにぴったりやなと今はそう思えるんだけど、あの頃はなかなかこの変化についていけなかったのを思い出すなぁ。
「あねさんは委員長」連載後半の絵柄が好きだっただけに・・・。
そういう意味でも思い出のある作品。
私の中でこの頃がこなみ詔子の絶頂期。
両親を飛行機事故で亡くした八坂 弘。
彼は父の古くからの友人だという小川家で世話になることにする。
ところが、そこで会った同い年の小川家の息子「神已」は弘の死んだ母親に瓜二つ