寺田克也のレビュー一覧

  • キマイラ聖獣変

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    途中を飛ばしての完結編とのことでしたが、必ずしもそうはならないという感じの展開でした。あとがきにも、また違った形で完結するようなことが匂わされています。とりあえず、この聖獣変にいたる物語を早く読みたいと思いました。

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    2025年12月11日
  • キマイラ12 曼陀羅変

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    前巻からの続きで、数千年にわたる、キマイラの血筋と雪蓮の一族の話。長くなるかなと思っていたら、序章で終わってしまった。大鳳や九鬼はキマイラの血筋で、それをあがめてきたのが雪蓮の一族の亜室健之達。しかし、どうやらキマイラは遺伝的ではないらしい。修行によってキマイラになったのが赤須子で、老子(耼)は一族の者だった。そして、故郷の天山が中国政府に見つかったり、ルシフェル教団(グルジェフ、ボック達)が動き出したり、日本には九鬼玄造がいることで、現在の状況に至っている。現在に戻るかと思いきや、今度は九鬼麗一が中学生、九十九三蔵との出会いから始まり、幼児期、母親とのエピソード、円空山、そして高校生。過去の全てを描くつもりなのか。空手部が「もののかい」という組織に支配されいて、阿久津元(下の名前が初めて出てきた)、九十九、九鬼が関わる事件が起こる。どこまで一人ひとりを掘り下げていく気なのか。次巻は、やっと現在に戻ってくる。完結するのが難しいのがわかる。『曼陀羅変』というタイトルは、最終巻に使われるはずだったのに。

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    2025年10月22日
  • キマイラ10 鬼骨変

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    やっと物語が動く。キマイラ化した九鬼は、ツォギェルと巫炎の助けにより巫炎と共に天空へ去る。その後、復活を果たした龍王院弘、キマイラ化した九鬼を見たことから混乱している菊地、深雪への欲望から衝動を抑えようと肉体を酷使する九十九。そこへ深雪が連れ去られる事件が起こる。連れ去られる深雪を見かけ立ちはだかる菊地はボックに倒され、一緒に連れ去られてしまう。龍王院弘は、ボックの仲間に偶然関わり、深雪の事件を知る。深雪を探し海へ出た九十九は、菊地の隠剣を拾う。玄造の屋敷へ確かめに行った後、円空山に帰ると雲斎が戻っているという展開で。さあ、これから激しく物語は動いていくのだろうか。それにしても、今回も過去の話が…。心迷う菊地が、中学時代から一年前の西城学園入学時、空手部入部までを思い出し、九鬼の学園での強さも描かれる。主要人物を一人ずつ深く掘り下げようとする作者が今度は菊地の過去まで見せてしまう。だから長くなるのだと思うが、そこがキマイラという物語なのだと贔屓目に見てしまうのは、作者の術中にはまっているからでしょう。でも、大きく動く物語が見たい。

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    2025年10月20日
  • 火の鳥伝記文庫 アラマタ新聞 創刊号

    購入済み

    荒俣宏先生が実際に描いているかはともかく面白い
    カラーで図説入りなのが分かりやすい
    荒俣先生には長生きして欲しい

    #笑える #癒やされる #タメになる

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    2023年04月28日
  • 武田信玄 (新装版)

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    武田信玄のことがよくわかりました。若い頃は領民(農民)を思って治水工事などをしていたことがわかりました。武田信玄は様々な武将を味方にしたり敵にしたりしながら天下統一の夢を見ていたことがわかりました。

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    2021年12月07日
  • 絵を描いて生きていく方法?

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    寺田克也がどういった思考回路で
    線を走らせているのかを
    隅から隅まで覗き見ていくような本でした。
    寺田さんがあまりにも
    達観した思考のもと絵を描かれていて、
    しかもそのどれもがとても面白い考え方なので
    絵を描く人はもちろん楽しめますが
    それ以外の人にも読んで見てほしい作品でした。

    間違った努力をせずに、
    キチンとひとつひとつが
    正しく前に進める努力なのかを
    考えながら、日々努力する。

    文章自体もかなりフランクで
    とても読みやすかったです。

    ありがとうございました。

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    2021年05月15日
  • 絵を描いて生きていく方法?

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    寺田さんが描くモノは、一口に「美しい」とは言えない。
    無精髭の生えたオジサン、シワだらけの老婆、たるんだお腹のお肉がエロティックな女性、妖しげで禍々しいクリーチャー…。
    寺田さんの絵には、整然とした美しさと相反する、デコボコ・ザラザラとした質感、荒々しさがあり、熱気や湿り気、ニオイ、手触りが感じられる。キャラクターは人間くさい出で立ちで憎めず、醜い部分すら魅力的に見える。
    私はそんな寺田さんの絵が大好きだ。憧れのイラストレーターは、絵だけではなく、話も上手なのだと知った。

    タイトル通り「絵が上手くなるためには?」「絵を描くことを生業にするためには?」といった話題が多く取り上げられているが、イラストレーターを志す人や、寺田さんのファンでなくとも、本書は楽しめると思う。特に、何かを「表現」することに夢中になった経験がある人ならば、ハッとする言葉がたくさん見つかるのではないかと思う。

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    〉トータルで十年のうちにこんな仕事をしたいなっていうのも目標で、そういう細かい単位でいっぱい目標を作っておいて更にその向こう側に、到達できない目標を設定しておく。「オレはいつかあそこに行きたいんだよね」ってちょっとずつ歩くんですよ。

    〉うまく描こうと思わないで、絵に対して間違えないようにするっていうところに心を砕きます。うまく描こうとか、失敗しないようにというのは、全部余計なんです。そういうかっこつけとか、失敗を恐れる気持ちからは、どんどん距離を取っていく。

    〉たとえ自分が突出した才能を持っていなかったとしても、それに近づこうとすること自体が大事だと思うし、そこを求めて想像力を使っていくことで突破口があったりするし。業界が厳しいとかじゃなくて、自分の持ってる武器がどの程度のものなのかということを常に客観的に見ることですね。

    〉さっきの理屈で言うと、自分が面白いと思ったものを覆い隠しつつ、別のカタチに仕立てようとするのが娯楽表現の神髄だとすると、小手先でやったものは毎回同じような味付けになっちゃうと思う。それは飽きられるということでもあるので、常に覆い隠す努力をしないと。

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    自分にしかできない表現とは何かを考え、試行錯誤しながらひたむきに磨き続けていく。楽ではない、大変な道のりだ。面倒くさくなったり嫌になったりして、投げ出してしまう人も居る。だけど、絵であっても文章であっても、「表現」することはやっぱり楽しい。
    収入にはならなくても、私生活が忙しくても、歳をとってしまっても、気長に書き続けていたいな。
    いくつになっても子供のようにラクガキを楽しむ寺田さんを見ていると、そんな風に思わされる。

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    2021年10月02日
  • マンガ・オブ・ザ・デッド

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    『マンガ・オブ・ザ・デッド(2012)』を読んでみた。 色んなストーリーがあって面白かった!! お気に入り・・・寺田克也氏の”アンドアイラバー”とうぐいす祥子さんの"死体と暮らすな子供たち"と外薗昌也氏の”死霊の社”とヒロモト森一氏の”少年ゾンビ”で、一番、好きだったのは・・・腑貌篤史氏の”有機溶解人間オルガノゲ”です!!

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    2019年08月13日
  • キマイラ10 鬼骨変

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    いつの間にか出ていた。
    ようやく話が現代に戻ってきて、前に進むかと思いきや、まぁのんびりとしたペース。このペースで物語を進めるのであれば、もっとドンドン新作を出して!といった感じ。もう30年も追いかけているのに。

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    2015年10月04日
  • キマイラ10 鬼骨変

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    ネタバレ

    読み始めたのは、いったいいつだっただろうかというぐらいの昔の話であり、物語の中の時間の経過がほとんどなく、その間に時代が進んでおり、本来は登場しないはずの携帯電話が登場するなど、なんとなく今の当たり前のものが紛れ込んでしまっているが、まあそれは今の話に置き換わっているのだろう。本作はそういう時代の流れの中で、九鬼の高校時代のエピソードなど、物語が持っていた若い時代に戻りつつ、今の時代に即していこうという感があって良い。それにしても最後まで行き着くのか?多くのシリーズに結末をつけつつある作者ではあるが、これは終わらないほうが良いのかもしれない。

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    2014年11月11日
  • リーンの翼 3

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    見事だよ鈴木君!


    在りし日の若き特攻隊員サコミズ・シンジロウの眼を以って兵士の見た戦争を訴える一方で、それからの年月の中で勃発した戦争や内紛をあくまでも客観的にかつ無感情に突きつける手法、実に卑怯である。この絶望感を以ってあるべき時流からはぐれた男の念を推し量らせる手順は実に狡猾である。

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    2013年05月25日
  • リーンの翼 2

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    見事だよ鈴木君!とても色情的だ!


    英雄譚に悲劇あり。栄光の落日、とでも言うべきか、なるほど救世の聖戦士サコミズの物語の終焉、覇王・奸雄の胎動の序章である。

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    2013年05月25日
  • リーンの翼 1

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    見事だよ鈴木君!鈴木君じゃなくてサコミズ・シンジロウ君のお話だったよ鈴木君!

    さて、メディア媒体で目にして気になった本作。手にとってみればなんとメディアのそれとは違い、まずは始めの聖戦士の物語ありきの一冊ときた。
    異邦の者を迎えることにより世界という大海に生じた小さな波紋。一巻ではこんなもの。物語の続きを期待させるのは綺麗な文体ではなく人間味を帯びたセリフの一片か。

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    2013年05月25日
  • キマイラ聖獣変

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    何となく、永井豪の「デビルマン」のラストを思い出してしまった。変化する彼らが、どのようにここへ終着するのか、しないのか。著者の病気と老いが気になるところではあるが、学生の頃からの読者であるので、ここまで引っ張った責任は、ぜひ取ってもらいたい。

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    2025年11月13日
  • キマイラ聖獣変

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    完結巻(仮)という触れ込みには違和感を持ちました。
    この巻以前の話も、この巻以後の話も存在するような内容だったからです。
    著者の生涯小説と公言してるだけあって、本当の着地点を気長に待つしかないのかなぁと思いました。
    未完になったら、読者の数だけ補完される物語があっても良いじゃないという、著者からの新しい試みの巻かもしれません。

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    2025年08月10日
  • キマイラ聖獣変

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    キマイラはまさに僕も、犬神明ロスからこのシリーズに手を染めた二十歳そこそこの時、むさぼって読んだのを覚えている。でも、キマイラも犬神明のように、やがて話のスピードが緩慢になりいつしか僕はそこから卒業していた。しかし、今回はいきなり完結編だと仰るから読んでみたが何も終わってはいなく、終わりの始まりだった。そして「あとがき作家」だというのを思い出せてくれた、あとがき(前書きもあった)の半端ない文章量。キマイラにはもう心が震えなくなっている自分を発見したよ。やはり僕は卒業してしまっていたんだ。

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    2025年05月30日
  • 徳川家康 (新装版)

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    松本清張が書いた、子ども向けの家康の伝記です。職場の先輩に教えてもらい、大河ドラマも放送しているので、予習というか復習のために読みました。
    たまに清張流の「忍耐」「倹約」等の訓話めいた話が入りますが(笑)、家康視点の歴史がサクッとわかり、有難かったです。ちゃんと学校の授業、聞いておきゃよかった(歴史は苦手…)。

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    2023年03月12日
  • マンガ・オブ・ザ・デッド

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     わたしの六月はゾンビ月間。
     ゾンビ作品を検索してたどり着いた一冊。
     まぁそのまんまアンソロジー。
     ちょっとサイズの大きい本なので、リアル書店で探すときには注意が必要。
     
     アンソロジーなので、凝ったものから安直なものまでとりどり。
     イラストや1ページだけの作家も並んでいるので、目当て作家がいる方は注意が必要かも。

     極端につまらないものはなかったけれど、面白いと思えるものも多くはなかった印象。
     アクションありスリラー的なものもあり。
     読者がぞ何尾物に求める形も様々だから、すべてのゾンビファンが全ての話に喜べるつくりには絶対にならないわけで、こんな感じのものが一番なのであろう。
     コメディよりのものはなかったかな。
     ゾンビとコメディの相性はいいとは思うけれど、オブザデッドのゾンビはコメディではないのかもしれない。

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    2021年06月14日
  • 武田信玄 (新装版)

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    上杉謙信との川中島の合戦は5回
    風林火山
    はやきこと風の如く、静かなること林の如し
    かすめること火の如く、動かざること山の如し
    金山を開発(黒川金山)金山衆
    父、信虎を追放
    治水工事
    軍師、山本勘助、板垣信方

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    2020年07月08日
  • 武田信玄 (新装版)

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    信玄の視点から話しが進んいるので、新たな発見が沢山あり、もともと知ってた事も違うように感じることができた。

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    2019年06月23日