板野博行のレビュー一覧
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王様文庫の「眠れないほど面白い」シリーズ。
著者が編纂者である藤原定家に扮し、和歌や詠み人について、その背景にあるエピソードを交えながら解説しています。
この本は、
・古典や和歌に興味があるもののなかなかとっつきにくいと感じている人
・最低限の教養だけでもいいから知っておきたいという人
・百人一首を勉強したい、あるいは授業で今まさに習っている学生の人
などにおすすめです。
おすすめのポイントは、
・藤原定家がざっくばらんに語りかけてくる方式であるため、文章は非常に平易で読みやすい点
・枕詞、序詞、本歌取りといった和歌の修辞法について基本的な説明が付されており、学生時代学んだ気がするけど覚え -
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歴史や古典の授業で習った程度のうわべの情報しか知らなかった歴史上の人物たちが、どんな生活をして、どんな性格で、どんな苦悩があったのかを知ることができて、人物像や関係性を立体的に捉えられてとても面白かった!!
平安時代の上流階級の人たちって、権力と恋のことばかり……
私たちが1日に得る情報量は、平安時代の人たちの一生分の情報量とよく言うけれど、目の前の人や物事にしっかり向き合っている平安時代の生き方がちょっと羨ましくも感じた一方で、権力や恋のことがすべてで、それがうまくいかなければお終い…という感覚は辛いと思うので、その点今の時代に生まれてよかったなと思う。
女性は父親が権力を握るために -
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大河ドラマ「光る君へ」と『NHK短歌』がコラボしているので、これも読んでみようと思いました。
ブク友さんには『源氏物語』本編を通読されていらっしゃる方も時々お見かけしますが、私は高校の古文でちらっと勉強した程度の知識しかありませんでした。
千年読みつがれる”恋のドラマ”が90分で読めるとタイトルの横に書いてありますが、90分では読み終わらない盛りだくさんな内容でした。
著者の板野博行さんは『源氏物語』の世界に憧れて京都大学文学部国文学科に進学されたカリスマ予備校講師だそうです。
『源氏物語』は54帖あるのですね。
光源氏はモテる男とはもちろん知っていましたが「一体何回結婚したんだろう? -
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帯に2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の世界を愉しむ本!とあり購入しました。
というのは、私は大河ドラマは見ていないのですが『NHK短歌』で第二週の俵万智さんの回で『光る君へ』とのコラボがあるということなので少し勉強しておこうと思いました。
ブク友さんには『源氏物語』を通読されている方も多いと思いますが、私は高校の教科書で少し読んだ程度なので、これぐらいのレベルで書いてくれている本は本当にありがたく面白く読めました。
〇紫式部は苦しみ多き現世を「あはれ」というひと言に集約させた。
〇紫式部が仕えた中宮彰子や同僚女房たちライバルにあたる清少納言のことなどを紹介。
〇この本のナビゲート -
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大河も始まるし紫式部のこと知りたい!てなって読んでみた
2部構成になっていて、最初は紫式部が書いたとされる、紫式部日記について。後半は彼女が生きていた時代の出来事が書かれています
同時代に活躍した和泉式部が紹介する、という体をとっていて面白いです 紫式部が語るより客観性があるかも?笑
平安時代のことをよく知らんので勉強になりました!
かわいい絵も入ってて読みやすい
日記を読むことで紫式部の人となりを知ることが出来て、なんだか身近に感じます。
こんな人にオススメ
平安時代をよく知らんから知りたい
紫式部てどんな人だったんだろ
大河見たら藤原だらけでこんがらがりそうやから予習しときたい
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