板野博行のレビュー一覧
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眠れないほどおもしろい蔦屋重三郎
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Posted by ブクログ
王様文庫の「眠れないほど面白い」シリーズ。
サブタイトルのようにさすがに90分では読めませんが、筆者が登場人物にツッコミを入れながら軽快な調子で源氏物語を概説しています。
源氏物語は約100万字の長編大作とのことで、これは文庫本にして約10冊に相当します。
漫画版にせよ現代語訳にせよ全体に目を通すのはかなり骨が折れると思いますので、まずはざっと概要を掴むのに適した一冊です。
本書の特徴でありおすすめポイントは、登場人物毎に手厚い解説をしている点。
「紫式部の名前の由来になった紫の上について知りたい」「六条御息所って嫉妬深くて生霊を飛ばす人って聞いたけれどどんな人だろう」と気になった登場人物の章から読みはじめたとしても、前後のあらすじを追いながらの説明となっているため十分楽しめます。
源氏物語を読んだことがなくても“推し”を見つけるのに最適でしょう。
なお、漫画も交えた解説となっているため飽きずに読み進めることができる一方、重要なシーンが漫画化されているため読み飛ばすと前後関係が不明瞭になる点には注意が必要です。 -
眠れないほどおもしろい紫式部日記
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Posted by ブクログ
王様文庫の「眠れないほど面白い」シリーズ。
著者が和泉式部に扮し、紫式部日記とそれが記された背景について解説しています。
昨年の大河ドラマでも注目を集めたところですが、紫式部に限らず平安文学に触れる前の初めの一冊としておすすめです。
また、源氏物語と絡めた解説も多いため、源氏物語を読み進める前に、あるいは読み進めながら適宜目をとおすのも良いでしょう。
内容については、一部の本文と和歌を除き原文が掲載されておらず、意訳による概説に止まります。
ただ、その分文章が平易でわかりやすく、適宜イラストや四コマ漫画も挿入されているため、飽きずに楽しく読み進めることができます。
また、摂関政治前後の時代背景や人物などがわかりやすく解説されていおり、古典常識や日本史Bに関する知識を押さえるのにも役に立つため、高校生にもおすすめです。 -
Posted by ブクログ
表紙から見て面白そうだったから購入。
読み進めていくと、最初はギャグタッチ(?)風味だったけど、最後は儚げな感じが結構した
正直最初の方は、似たような物語が多く、気持ちが飽和状態だった。でも最後ら辺に巻き返したと思う。
あと、あまり知らない文豪はパラパラと読んだと思う。
正岡子規の生きようとしている姿勢に胸をうたれた。学校で習う正岡子規は暗く、どこか諦めているような印象だったが、まさか食い意地が張っていたとは、笑
それを踏まえて正岡子規の俳句を見てみると今までと違ったふうに見えてきそう。
歴史上の人物ってどこか自分と違うから、今までは勝手に切り離して考えていたけど、この本を読むと文豪も人間だ、(?)と度々感じる。
また、いろんな短歌とかも引用されてるので、その作者の思いとか生い立ちとかを踏まえた上で考えるのも楽しい。(与謝野晶子のが私はこの本の中で1番リズムが良くて、儚くて好き)
日本文学っていいなーと改めて思った。
2025.8.8
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眠れないほどおもしろい万葉集
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Posted by ブクログ
王様文庫の「眠れないほど面白い」シリーズ。
『眠れないほど面白い百人一首』と同じ著者です。編纂者たる藤原定家に扮した前作同様、今回も大友家持になりきり、和歌や詠み人について、その背景にあるエピソードを交えて解説しています。
紹介されている和歌の数は控えめで、解説も概説にとどまりまる一方で、大友家持がざっくばらんに語りかけてくる方式であるため、文章は非常に平易で読みやすいです。
また、万葉集の和歌はある意味では小難しい技法が使われていないため、比較的文意をとりやすいと思います。むしろ、率直でダイナミックに詠まれているものが多く、今を生きる私たちが共感できるような想いも含まれているはず。
私が個人的に惹かれた歌は、額王女の以下の歌。
「風をだに恋ふるはともし風をだに
来むとし待たば何か嘆かむ」
あの人が来てくれたのかと思ったら風だった…というのにはもの悲しさがありますが、そうやって想うことができること自体幸せだことなんですよ、(なぜなら、どれだけ待っても想い人が来ないことが確定していることだってあるのだから)と詠んでいます。
また、本書は高校生にもおすすめです。
万葉集の成立年や特色、和歌の修辞など基本的な知識は掲載されています。
加えて、前述のとおり時代背景を踏まえた解説がなされているため、例えば白村江の戦いに際して額田王は出陣の歌を詠んだのか、などと日本史との関連性も踏まえながら、横断的な知識を得ることができます。
強いられながらの勉強は苦痛になることも多いと思いますが、コーヒー片手にTVに向かう、そんな気楽な気持ちで手に取ってみるのはいかがでしょうか。 -
眠れないほどおもしろい紫式部日記
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眠れないほどおもしろい紫式部日記
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眠れないほどおもしろい紫式部日記
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Posted by ブクログ
眠れないほど…ではないが面白く読めた。ゴシップクイーンこと和泉式部が、平安時代を生きた人々を楽しくナビゲートする。
『紫式部日記』は読んだことがなかった。
藤原道長の娘、中宮彰子の里帰り出産を書きとめてあり、世話係の女房たちの様子や時代背景もわかりやすい。道長の邸宅は広大で見事な寝殿造に驚かされるが、女房たちの部屋は簡単な仕切りのみ!この時代にプライバシーの概念は無かったようだ。
紫式部が女房批評で見せる本音トークがおもしろい。清少納言の「香炉峰の雪」エピソードに「知識のひけらかし」だと苛つくも、自分だって周りから嫌われないよう天然ボケにキャラ変するのだから…平安の世もなかなか生きづらいよう。
「他氏排斥」「外戚政策」で藤原北家は勢力争いに勝利。花山天皇即位後は骨肉の争いへ…
やがて道長が栄華を手にする。
紫式部と道長の略年表が終わりに、人物相関図も随所に添付してあるので見やすい。大河ドラマ「光る君へ」前編のおさらいもできた。
寛和の変、長徳の変が時代の流れを大きく変えたが、花山天皇だけはどうも好きになれない。
女郎花で詠んだ紫式部の歌に、道長が返した歌がとても素敵だった。
白露は わきてもおかじ をみなへし
こころからにや 色の染むらむ
美しさはあなたの心次第。
弓だけでなく、歌も上手な道長サマ。
さすが紫式部を後宮にスカウトしただけあると思えた。
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眠れないほどおもしろい紫式部日記
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眠れないほどおもしろい紫式部日記
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Posted by ブクログ
歴史上人物で誰が好き?と聞かれたら、だいたいの人が織田信長とか坂本龍馬とか言うところを何故か私は『紫式部』がぱっと浮かんでしまう。
…が、言うほどこの人物のことはよく知らない。
多分昔読んだ『あさきゆめみし』っていう源氏物語の漫画が影響していると思うけどw
で、この度この紫式部が大河ドラマということで、色々それに関するものを(この本だけじゃなくて)読み漁っているわけだけど。
知れば知るほど、この人がただの不器用な引っ込み思案の僻み屋っていうふうにしか見えなくてwww
なんでこんなにすごい人物として扱われるのか、他にも女流文学者いるのに?って思ってたけど、この本の冒頭にもあった通り、現代ならばノーベル文学賞に匹敵するほどであったということだし、源氏物語もタダの好色男の話ってわけでなく、その時代、世の揺らぎなどをよく現している壮大な物語であり、それを一人の女性が書き上げたということで、凡人な一人の女性の中にものすごい熱量の才能があったのだと私は解釈した。
作品を生み出す以外は世渡りが下手な様子がなんだか親近感を感じさせる。w -
眠れないほどおもしろい紫式部日記
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眠れないほどおもしろい紫式部日記
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眠れないほどおもしろい紫式部日記
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