【感想・ネタバレ】眠れないほどおもしろい源氏物語のレビュー

あらすじ

マンガと人物ダイジェストで読む、日本一わかりやすい『源氏物語』の本! 千年の時を超えた、究極の“王朝・ラブストーリー”!日本が世界に誇る『源氏物語』は、平安時代の天才・紫式部による54帖もの長編大作。そこで本書では、『源氏物語』のストーリーを、それぞれの魅力にあふれた“登場人物ごと”に紹介。*“永遠の恋人”を生涯追い求めた「光源氏」*きゃしゃで可憐な一夏の恋人「夕顔」*少女の頃から光源氏に愛された「紫の上」*不器量だけど一途な姫君「末摘花」*低い身分ながら誰より気品ある「明石の君」――きっとあなたも、千年の時を超えて共感する姫君や貴公子と出会えるはずです。また、『源氏物語』のハイライトシーンはマンガ化して収録!印象的なシーンが、ますます頭に残ります。

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Posted by ブクログ

大河ドラマ「光る君へ」と『NHK短歌』がコラボしているので、これも読んでみようと思いました。

ブク友さんには『源氏物語』本編を通読されていらっしゃる方も時々お見かけしますが、私は高校の古文でちらっと勉強した程度の知識しかありませんでした。

千年読みつがれる”恋のドラマ”が90分で読めるとタイトルの横に書いてありますが、90分では読み終わらない盛りだくさんな内容でした。

著者の板野博行さんは『源氏物語』の世界に憧れて京都大学文学部国文学科に進学されたカリスマ予備校講師だそうです。

『源氏物語』は54帖あるのですね。
光源氏はモテる男とはもちろん知っていましたが「一体何回結婚したんだろう?!」という程女性に自分から手を出しています。

色々な女性が出てきますが、この物語の一番のヒロイン紫の上は可愛らしいと思いました。
六条御息所は、生霊となって他の女性をとり殺してしまうなんて、凄すぎる女性がいるものだと思いました。

空蝉は光源氏より年上で老地方官の後妻ですが紫式部がモデルだそうです。

そして「宇治十帖」は光源氏の子どもたちの世代の物語まであるのを初めて知りました。

『源氏物語』をちゃんと読まれたブク友さんにはつまらないレビューですね。すいません。

あと、この本、漫画で説明しているページが所々ありますが、漫画のヒロインはとっても目がぱっちりとして可愛らしい方が多くて、とっても面白くて読ませます。

『源氏物語』をちゃんと読まれた方は原作をよまなきゃ始まらないとかお思いになられるかもしれませんが、3日で読める『源氏物語』も要点がきちんと整理されているので、迷子にならずに大事なところがよくわかりました。

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2024年05月09日

Posted by ブクログ

前に源氏物語の漫画を読んだが皆同じ顔で訳が分からなくなり途中でやめていたけど、この本は登場人物事にまとめられていて、すごく分かり安かった。途中で軽い漫画もあるので、楽しくあっという間に読み終えました。おかげで例の漫画を読破できそう!

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2024年03月03日

Posted by ブクログ

私が、源氏物語に目覚めるきっかけとなった本です。

小学生だった私がこの本を手に取らなければ、今の私は居なかったかもしれません。

とても分かり易くて素晴らしい本なのですが、個人的に、六条御息所を悪く書くのは辞めていただきたい!(笑)

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2017年01月01日

Posted by ブクログ

源氏物語の粗筋を簡単に追えてかつ、主要人物視点で説明がされるので頭に入りやすかった。
語りの突っ込みが軽いテンポで良い感じ。
Audibleだと漫画のページ(と思われる)部分のナレーションの面白味が薄れるのが玉に瑕か。

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2024年07月20日

Posted by ブクログ

人間関係の複雑な物語を“人物”ごとのストーリーにして書いてあるので、理解は容易である。文学として読みたい人にはどうかな?

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2022年12月23日

Posted by ブクログ

膨大な量の源氏物語に出てくる多くの登場人物。源氏物語初心者はその登場人物が増えるにつれて頭の中で混乱しがちだが、この本はそれをとても分かりやすく補ってくれながら読んでいくことが出来る。主人公光源氏と各登場人物がどのようなやり取りを行い治世がどう動いていったのか、現代の言葉で楽しく読むことが出来た。1人につき漫画ページ込み4ページ前後で大変読みやすい。

この本1つでもある程度の物語の内容は分かるが、この本を傍らにストーリーを追いながら、「あれ、この人どんな人だったかな?」と思った際に開いてみるとよいかもしれない。

ただ、好みによるだろうが、読みやすさに重点を置いたがためなのか、所々に入ってくる筆者の「……だよねぇ〜。」といった語り口が私は少し苦手…。

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2019年04月27日

Posted by ブクログ

源氏物語に登場する主要キャラクターの1人、1人を、文章と
漫画を使って、章立てをしたダイジェストで纏められており
気になるあの登場人物の話しは、どんな話しだったのだろう?と
思ったときに、目当ての登場人物の章から読めるのが良かった。

また、物語の時系列が被っている時も、最初に状況説明があり
途中から読み始めても大丈夫なように上手く纏めてある。
源氏物語をいきなり古典で読む前に、本書で登場人物を把握して
から古典で読むと、背景がより分かりやすいのでは?と思った。

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2012年06月30日

Posted by ブクログ

大河ドラマを見ているので、気になって読みました。人物ごとの物語が面白く光源氏と頭中将を中心に女性との愛の遍歴が、面白かったです。政りごとが、疎かになるのでは?と思うくらい夜は活動的です(笑)各女性との関係が、分かりやすいのですが、なにせ登場人物が多いので、紙に書いていかないと繋がりが、こんがらがってきます。
眠れないほど面白いシリーズ、読破したいと思いました。

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2024年11月28日

Posted by ブクログ

人物ごとに紹介されているため、一章が短く読みやすい。ただあらすじのようなものはないので、途中からよくわからなかった。

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2024年11月10日

Posted by ブクログ

源氏物語を初めて読んだのは、高校3年生の冬。
当時、光源氏の女性関係を「あら、あらあら」と、戸惑いながら読んだ事を思い出す。
それでも、
『いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり。』
と言う冒頭文を目にしたり、耳にすると、今でも心躍る。

今回、軽ーく復習のつもりでこの本を手にした。

主要な“登場人物ごと”に章立てをして書かれているので、ストーリーとしては、前後するので、かえって、ややこしかった。
ストーリーを順を追って書いて欲しかった。

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2024年09月11日

Posted by ブクログ

源氏物語の攻略本みたいな。時系列や50帖あまりを順に、ではなく登場人物ごとにまとめて解説してくれる。それにしても、よくぞこんなにドロドロの人間関係を描き続けたものだ。

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2024年02月08日

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