板野博行のレビュー一覧

  • 眠れないほどおもしろいやばい文豪

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    人格者、人となり、人間性。
    それが表面的にはもてはやされる現代にあっては、名だたる文豪たちの生き様はほぼコンプラ違反であることがよくわかる1冊。

    簡潔にまとめられたエピソードは読みやすいが、文豪たちの生き方がとんでもなさすぎて綴られている事実だけでメシ3杯はおかわりできてしまうほど。

    人生、名を残せる人に共通しているのは、抑えきれず溢れ出るほどのなにかしらの欲を持ち合わせていること。

    よく知られている文豪たちのエピソード詰め合わせが、とても新鮮で何故こんなにもおもしろいのだろうか?

    それはあなたたちの作品は良くても、その生き方はぜったいに学校では教えられないからである。(白目

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    2023年03月31日
  • 眠れないほどおもしろい吾妻鏡

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    大河ドラマがあまりに面白かったので、復習。
    楽しく読むことができたんですが、これも大河をしっかり見たからなような気がします。
    推しは大江広元と安達氏ですね。

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    2023年02月19日
  • 眠れないほどおもしろい吾妻鏡

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    大河ドラマの復習として読んで頭の中が整理できたので参考になった。承久の乱がいかに歴史のターニングポイントだったのかが分かった。

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    2023年02月16日
  • 眠れないほどおもしろい吾妻鏡

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    武士の時代の始まりには色々な思惑があったと教えてくれる。
    北条氏があらゆる手を使いライバル達を粛正する様は徹底しており、ここまでやるのかと恐ろしくなる。
    頼朝も冷酷だがそれ以上に北条一族は凄まじい。

    分かりやすく書かれておりこの時代のことをもっと詳しく知りたいと思った。

    承久の変が朝廷と武家の立場を逆転させ、このパワーバランスが大政奉還まで続いたというインパクトは大きい。

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    2023年01月25日
  • 眠れないほどおもしろい吾妻鏡

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    久しぶりにずっと見てた大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のネタ本の1つとされているのがこの作品。
    慈円僧正が案内するってカタチ。この慈円さんが軽すぎる気はするけど、大河見終わって読んでみるとなるほどなーと楽しめます。

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    2023年01月07日
  • 眠れないほどおもしろい吾妻鏡

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    鎌倉殿の13人をみて、興味があり読み進めました。
    大河だからドラマチックなのかと思いきや、真実はそれ以上のドラマがあったものと推測されます。
    しかし、無惨な争いが多すぎる、激しい時代ですね…

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    2022年12月24日
  • 眠れないほどおもしろい吾妻鏡

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    みなさんと同じく、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』をより深く楽しむために読みました。

    私は歴史に疎い部類に入ります。とは言え、高校の日本史では頼朝の死後設けられた合議制の13人の名前は出てこない(ですよね?)ので、歴史愛好家は別として本書は副読本としてたいへん役立っています。

    『吾妻鏡』をベースにしつつも『愚管抄』他の史料も参照して書かれ史実に迫っているところが良いです。

    本書のおかげで、三谷幸喜がどのように人物造形をしたのかもうかがい知ることができました。

    『鎌倉殿の13人』は傑作だと私は思っていますが、私の友人の日本史フリーク且つ大河フリークが「歴代五指に入る面白さ❗」と太鼓判を押して

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    2022年11月04日
  • 眠れないほどおもしろい吾妻鏡

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    大河にハマった人が読むには持ってこい

    例に漏れず、私も大河からこの本に辿りつきました。

    ドラマと共に読み進め、この場面あった!と
    ワクワクしながら読み切ることができました。

    ただ、人物に焦点を当てているためか
    時系列がバラバラで、途中混乱するところも…

    吾妻鏡は北条氏を良く見せるための本であり、
    史実と異なる部分もあると度々書かれており
    それもまた歴史のおもしろいところだなぁと
    興味を持ちました。

    ドラマと一緒に読むのがおすすめ☆
    というか、ドラマがおもしろい!笑

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    2022年10月26日
  • 眠れないほどおもしろい吾妻鏡

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    『吾妻鏡』を噛み砕き、慈円に扮した筆者の解釈と見解を所々に挿入したもの。

    単純に読み物として面白い。これを読んで興味を持ったのであれば本家を読めばいいし、ストーリーをざっと知りたいだけであれば本書で十分である。

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    2022年09月16日
  • 眠れないほどおもしろい平家物語

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    眠れないほどおもしろい平家物語(板野博行)
    眠らないほどおもしろい吾妻鏡を読んだので平家側も読んでおこうかと。
    平家側の登場人物は○盛って人物が多く出てくるので、血縁関係が分からないとわかりにくくなるのだけど、この本は時系列よりも人物にスポットを当てているのでわかりやすい。清盛亡き後、壇ノ浦の戦いまで、これで9月下旬から始める「人形歴史スペクタクル 平家物語」の予習になったかも。

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    2022年09月09日
  • 眠れないほどおもしろい吾妻鏡

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    眠れないほどではないが、ざっと要点を押さえただけなのに面白い。
    吾妻鏡だけでなく、愚管抄や玉葉など他資料も用いていて公平なところが良い。そしてわかりやすい。
    鎌倉時代は、野蛮で欲望に正直だけれど、エネルギッシュで個性的でファンタジックで好き。エモい!

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    2022年12月11日
  • 眠れないほどおもしろい平家物語

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    アニメからの流れで一気に読んだけど、知れば知るほど面白くなっていくなぁ。
    悲しいと分かっていて引き込まれるのは、そこになにか安らかな救いを求めているからなのかしら。

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    2022年08月13日
  • 眠れないほどおもしろい吾妻鏡

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    『鎌倉殿の13人』を観ている方は必読。これを読んで予習&復習しましょう。
    さらに登場人物と役者さんをリンクさせると更に理解できます。
    北條義時の名が出てきた瞬間、『まっきーのっ』が流れました。本当にありがとうございます。
    鎌倉幕府は陰謀の中の陰謀で、まあ酷いのなんの。大河ドラマとしてやっていけるのかと危惧しておりましたが、さすがの三谷幸喜様、無茶苦茶面白いじゃないですかー!おっとこれは大河ドラマの感想でした。失礼いたしました。

    鎌倉幕府の公式レポートと呼ばれる吾妻鏡を、愚管抄を著した慈円が面白おかしく解説するという内容で、非常にテンポ良く読み通せます。というより直ぐ読み終わります。
    北条氏マ

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    2022年07月09日
  • 眠れないほどおもしろい吾妻鏡

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     さまざまな謀略、裏切り。己の脅威になりかねないものは徹底的に排除する。それまでの深い関わりや、血のつながりがあろうと容赦しない。

     大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。上総広常が殺され、菅田将暉義経が滅ぼされた。(「弁慶、世話になった」というセリフの菅田将暉の表情が、しばらくずっと頭に残っていた)今後、頼朝の死、その後の13人の合議制。頼家や実朝のこと、『御成敗式目』など、歴史の教科書に書かれていたことでの知識くらいしかないので、もっと調べてみたいと思った。
     『「北条家の野望」に迫る いかにして東国の田舎武士」は執権にのし上がったか』などどいう章ごとのタイトル。その中も『満々たる野心 北条時政

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    2022年06月19日
  • 眠れないほどおもしろい吾妻鏡

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    ネタバレ

    時系列ではなく、主だった出来事ごとの検証?だったので、「吾妻鏡」がどんなものなのかと思っていた、自分の想像とは違っていました。
    が、分かりやすい言葉で、簡潔に表現しているので、サクサク読めました。
    参考文献にもありましたが、永井路子さんの「炎環」を読んでいたので、イメージしやすかったです。
    色んな人の思惑が入り乱れて、謎が謎をよんでますね。

    ところで、漫画の「吾妻鏡」の作者は、竹宮恵子さんですよね。

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    2022年06月10日
  • 眠れないほどおもしろい百人一首 あの歌に“驚きのドラマ”あり!

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    歌かるたとして有名な百人一首を紐解くと、当時の人々の生活様式や恋模様、時代性などが見えてくる。
    雅やかな世界の住人に見えた歌人も、自分と同じ人間だったことを再認識する。
    43首もの恋歌からは時代が違っても男女の仲はそう変わらないということが分かり、なんだか親しみが持てた。

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    2022年06月10日
  • 眠れないほどおもしろい吾妻鏡

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    源頼朝から北条の時代をえがいた、吾妻鏡を分かりやすく解説。
    鎌倉殿の13人を見るにあたり、知識補完で読んだが、わかりやすかった。
    何度も同じエピソードが出てくるが、そのことで立体的に状況が分かりやすくなっている。

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    2022年05月17日
  • 眠れないほどおもしろい吾妻鏡

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    大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の予習復習に余念のない人にぴったり(笑)。
    特にこのタイミングで読むと、これまでの状況の整理と、これからの展開の予想に一役買うこと間違いなし。
    三谷脚本と同じところ、(あえて)違っているところなど、確認するのもまた楽しい。
    『吾妻鏡』って、名前は知っているけど、どんな内容なのか、一度は読んでみたいなぁという希望にこたえてくれます。
    薄めの文庫本なので、ボリューム感も負担がなく、予備校講師だった著者の文章も読みやすいです。

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    2022年05月11日
  • 眠れないほどおもしろい吾妻鏡

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    大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を見るにあたり、登場人物の理解と整理のために読んだ。
    愚管抄の天台座主慈円の目線で解説される吾妻鏡になっていて、楽しく面白く読める。
    『織田がつき、羽柴がこねし天下餅、座りしままに食うは徳川』を鎌倉幕府をに『平家がつき、源氏がこねし天下餅、座りしままに食うは北条』と言い換えてわかりやすく解説。
    子供の頃に見た草燃えるや忘れかけた乏しい知識を呼び起こしながら鎌倉幕府をおさらい。

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    2022年02月22日
  • 眠れないほどおもしろいやばい文豪

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    皆さん男女関係問題・薬物は基本という感じの中で、1人の人と生涯添い遂げたみたいなエピソードの作家がものすごく人格者みたいに思えました。
    面白かった。

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    2022年01月21日