板野博行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の原作(?)
『鎌倉殿の13人』は、歴史的出来事を描いているので、何がどうなるのかは、実は既に決まっているわけですが、それでもね、『鎌倉殿の13人』はドキドキしますよね。
で、その『鎌倉殿の13人』の脚本を書くに際して、脚本家の三谷幸喜氏が参考にしているであろうものが、“吾妻鏡”な訳です。本書中でも言及されていますが、そもそも、北条家によって書かれている書なので、当然、北条よりな訳で、その信ぴょう性については眉唾なところも無い訳では無いですが、当時の出来事を知るには必要な資料になっています。
いやぁ、『鎌倉殿の13人』を見ていると、凄惨な出来事が多 -
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Posted by ブクログ
■ Before(本の選定理由)
大河ドラマで話題の「鎌倉殿の13人」。ドラマは全く観ていないけれど、何が13人なのか、どんな史実を描いているのか気になる。
■ 気づき
平家討伐を目指し無念の死を遂げた頼政(源氏蛍の名の由来)、権力基盤のため近い親等数十人を手にかけた、非情の将軍頼朝などタレント揃い。
というか1番面白かったのは、八重姫〜北条政子辺りの、流人でありながら子を産ませたり乗換えたりする頼朝のプレイボーイぶり。ヤバい奴だと感じた。
■ Todo
吾妻鏡とて、かなり北条家に肩入れしている内容らしい。別の面から見た考察書も読んでみたい。 -
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Posted by ブクログ
既に知っているエピソードも多かったが、知らないエピソードや作家同士の友人関係なども知れ、面白く読んだ。
しかし、女と金、酒にだらしなくないと、偉大な作品は書けないのなのか?と言いたくなる位、
どうしようもない人が多すぎる。
こう言うエピソードを知る前の中高生時代も、何人かの作家は自殺しているという事実を知ってはいたが、
その頃に思っていたイメージは、偉大な作品を何とか書かねばならない、と言う産みの苦しみや、
なかなか作品が売れず経済的に困窮していたり、病弱だったりするが故のことと、
そんな風に思っていた。
それがまあ、実際のところはどうだ、、、これらの事実を知った若き日の私のショックたるや -
Posted by ブクログ
文士には変な奴が多いのだが~はちゃめちゃな生き方で女にもてまくり(太宰治)滅びの美学を表明!「憂国」の天才作家(三島由紀夫)ギョロ目のノーベル賞作家はちょっとロリコン!?(川端康成)「狂気」に飲み込まれる前に死んでしまいたい(芥川龍之介)ケンカ上等!神童,かくして悪童になる(中原中也)知の巨人は「痴の巨人」でもあった?(森鴎外)元祖ニート!結婚後もたかりまくる(萩原朔太郎)ソドム(背徳)の徒が仕込んだ「檸檬」爆弾!(梶井基次郎)性的倒錯のめくるめく世界へ!(谷崎潤一郎)ストリップ劇場と視唱街に通い詰めた男(永井荷風)あつすぎる血潮!ブッ飛んだ情熱歌人(与謝野晶子)姦通罪で「名声ドボン!」のエキ
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Posted by ブクログ
■金、酒、姦通、略奪、性癖、薬、病、死…事実は小説より「エンタメ」なり!?■
あの作家がそんなことをしてたなんて、この文豪がこんなクズ男だったなんて…
うらやましいほど、、、いや、呆れるほど救いがたいエピソードのオンパレードだ。
ここまでしないと良い詩や小説は書けないのか?いや、仮に凡人が同じことをしたとして同じものを書けるわけではない。彼らは天才であり、天才ゆえの欲望や苦悩を我々の常識的な感覚・感性で測ろうとすること自体が無意味なのかもしれない。
登場するのは教科書や試験に出てくるような大御所ばかり。中にはノーベル賞受賞者も。世の学生たちはさぞかし品行方正、立派な作家像を描いていること -
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