梅田望夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読んだきっかけは大学でとってた授業の課題図書になったから(笑)という理由でしたが、読んでみると初めて知った考え方とかあったし、ITの歴史も分かり易く書かれていて勉強になった。
ロングテールの考え方は初めて知って新鮮だった。
googleのアドセンスなど、インターネットで世界の経済格差がなくなる、の節は、なるほど!と思ったし、未来ではそういうことが有り得るのかもしれないと期待するようになった。
何も意識せずネットを使っていたけれど、インターネットの可能性って凄い!一番のITの成長期だった(?)1990年代に既に大人になっていて、特にIT関連の仕事に就いていた人達はその急成長と可能性にドキドキした -
Posted by ブクログ
★★★★= 80~100点 = I like it.
インターネットが人間に与える影響を考えさせられる本です。
こんな人に特にオススメ
・ネットなしの生活には戻れない人
以下、本の内容に触れます(ネタバレあり注意!)。
内容
「ウェブ進化論」の梅田望夫と「決壊」の平野啓一郎の
ネット社会をテーマにした対談。
感想
本書に出てくる「ネットは増幅器」とは、
インターネットの特性を見事に表現した言葉だと思います。
ネットを使えば、自分の興味のある分野に、
どこまでも詳しくなることができるような、
知の増幅器としての機能。
スーザン・ボイルに見られるように、
人の感動 -
Posted by ブクログ
梅田望夫さんは随分昔から気にはしていたけど、
やっと最近本を買って読んでみた。
ウェブ進化論ってタイトルが手にとらせなかった理由かも。
読んでみて、インターネットを中心として
技術的な進歩、人間的な進歩、社会的な進歩などなどを様々な角度から書いてある。
あまりリアルに捉えすぎると、どうしても点の集まりにになってしまうので
やや妄想をもった状態で読むとかなり楽しい本。
読んでてワクワクしてきたし、過渡期だなと改めて感じた。
ITに詳しくない人でも読める無いようだけど、
時折、マニアックな内容になったりするので
そういうところを飛ばし読みしても丁度良さそう。
非常に -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
現代は、江戸から明治に匹敵する「時代の大きな変わり目」だ。
ウェブという「学習の高速道路」によって、どんな職業の可能性がひらかれたのか。
食べていけるだけのお金を稼ぎつつ、「好き」を貫いて知的に生きることは可能なのか。
この混沌として面白い時代に、少しでも「見晴らしのいい場所」に立ち、より多くの自由を手にするために-。
オプティミズムに貫かれ、リアリズムに裏打ちされた、待望の仕事論・人生論。
[ 目次 ]
序章 混沌として面白い時代
第1章 グーグルと「もうひとつの地球」
第2章 新しいリーダーシップ
第3章 「高速道路」と「けものみち」
第4章 ロールモデル思考法
第5章 手 -
Posted by ブクログ
最近、Web2.0なる言葉が流行りでよく耳にするわけですが、
どうも、「それって何?」答えが、カタカナ語連発で、これ言ってる(書いてる)本人もよく分かってないんちゃうか?というようなのばかり、
本書では、それがかなり明快に、「こちら側の」世界の住人に分かる言葉で書かれています。
グーグルとヤフー両者の発想の違いこそが、Web2.0の特色を強く浮き立たせるという説明は非常に説得的でした。
そして、その進歩の圧倒的な速さにただただ驚くばかり。
この本でさえ、シロウトの僕が見ても、ああ、ここはもう実現されたな、と思う部分があったわけで、この進化の流れについていくは大変ですね。 -
Posted by ブクログ
『ウェブ進化論』は読んだことがなかったけど、平野啓一郎の『本の読み方 スロー・リーディングの実践』は読んだことがあったので手にとってみました(ちなみに小説はまだ読んだことがない)。
同じ新潮新書の対談集としては『14歳の子を持つ親たちへ』(内田樹/名越康文)以来で、これはそれとは主題が違うので比べられないのですが、どちらかというとこちらの方が刺激的だったような気がします。というのも対談している二人が文学とITという、全く異なる世界で生きている二人だから。
随所に見られる二人のネットに対する捉え方の微妙な違いが面白い。おおまかな部分についてはお互い同意している部分も多いけど、もっと深く探ってい