高木彬光のレビュー一覧

  • 神津恭介、犯罪の蔭に女あり

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    ネタバレ

    傑作セレクション第2弾。
    タイトル通りどれも謎に満ちた女たちが登場しますが、それほど女が強調された話でもないものもあり、このタイトルの括りでの一冊としては少々物足りない。
    そして全体的に複雑な構成のお話が多かった気がします。

    ネタバレ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・










    【死美人劇場】風で飛んできたストリップ劇場のポスターがイケメン神津の顔に貼りつく冒頭がちょっと笑える。
    被害者の誤認、アリバイトリック、想定外の事故、狙われた男女が逆に罠を仕掛けるなど捻りがありましたが、強烈な登場人物たちも加わってよく分からないまま

    0
    2014年01月31日
  • 「横浜」をつくった男~易聖・高島嘉右衛門の生涯~

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     本書は高島嘉右衛門の伝記である。易聖の生涯というよりも、商人としての才覚の凄さに驚かされる。易の知識は幼少より教養として持ち合わせており、その腕に磨きをかける場が牢獄であったというところが面白い。牢獄では生死を賭けた易占いで幾度の困難を切り抜ける。晩年の活躍にも簡単にふれている。

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    2014年01月12日
  • 成吉思汗の秘密

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    ネタバレ

    「ミステリ十二か月」より。昭和33年の作品。源義経とジンギスカンが同一人物であるというのを検証したお話。推理小説じゃなくて、歴史の話のようで、ちょっと難しかった。それでも何とも夢のある話だと思う。私が高校のときにもそういう風な説もある、と習った気がするけど、もっとずっと前からこの説は言われていたのだ。しかしこれも推理小説に入るなんて、広いもんだな。

    1
    2013年08月10日
  • 首を買う女

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    神津恭介シリーズ(m'□'m)『青髯の妻』『恐ろしき毒』『首を買う女』『鎖』『湖上に散りぬ』『モデル殺人事件』『棋神の敗れた日』収録。発表の日付がバラバラの短編を集めているので時系列が様々(^_^;)神津がアメリカに留学していて書簡で推理の助けを求める話もある。とくにこれという話はないが、読みやすいね。短編だと、いかに天才といえどそこまではわからないだろうと疑ってしまう推理も多い。

    0
    2013年07月25日
  • 成吉思汗の秘密

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    源義経と成吉思汗を同一人物とみなし、それを証明していく歴史ミステリ。結論ありきの推理が続くが、思考の過程、理屈付けようとする努力は面白い。そうだったら夢があるな、という話。

    1
    2012年10月25日
  • 成吉思汗の秘密

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    ネタバレ

    歴史ミステリーは苦手じゃーーー!

    ただ、歴史方面ばかりで攻めると思いきや、神津自身の物語(恋愛方面)が動いてて、そっちの方に目がいく始末。

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    2011年05月08日
  • 成吉思汗の秘密

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    私の親父が好きだった作家で、

    昭和を代表する推理小説家です。



    彼の作品は、高校時代にほとんど読んでいるのですが、

    なぜかコレだけ読んでなかった(記憶になかった)ので、

    読みました。



    いやぁぁ、面白い。



    この本は、高木彬光の中でも一番有名な神津恭介探偵シリーズです。

    ちなみに、神津恭介は、明智小五郎、金田一耕助と並び日本三大名探偵と呼ばれています。

    その、神津が病院のベッドの上で推理を繰り広げていくという、

    いわゆるベッドディテクティブスタイルの推理小説です。

    簡単に言えば、探偵が動かないで机上だけで推理するってやつですね。



    この本の趣旨は、

    成吉思汗 =

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    2009年10月13日
  • 追われる刑事

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    貿易会社の専務、大西伸吾が自宅で殺された。さらに翌朝、女性の変死体が空地で発見され、身分証明書から、現職刑事岩崎の一人娘、佳子と身元が判明。二人の死には、一体どんな関係があるというのか。

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    2009年10月04日
  • 成吉思汗の秘密

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    私が呼んだのは「邪馬台国の秘密」が先だが、刊行順はこちらが先。時代が下って様々な史料が残っている時代だから、邪馬台国ほど突飛な論を展開させる余地は少ない。義経=ジンギスカン説は出ては叩かれている話だから、ちょっと強引さが目立って邪馬台国ほどは楽しめなかった。

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    2009年10月04日
  • 神津恭介、密室に挑む

    購入済み

    古いね

    たいした事ないです。古いミステリー好きで感情も情景や深さを求めない人にはいいかも。個人的にはダルいです。

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    2014年03月25日