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Posted by ブクログ 2017年08月15日
男の一代記としては非常に面白い。波乱万丈という言葉がとてもしっくりくる。こんなに近代日本の発展に貢献した人物なのに、あまり知られていないのは、やはり易者というものに何かいかがわしいイメージが付きまとうからなのかもしれない。
文中にある易断が果たして本当のものなのか、それとも事後に書きくわえられた...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月25日
【文章】
読み易い
【気付き】
★★★・・
【ハマり】
★★★★★
【共感度】
★★★★・
「"人によっては" 当たるも八卦当たらぬも八卦」
占い師としての実力はもちろん、商人としても実力も備えていた。
伊藤博文など、明治維新の中心ともいえる人物達と交流を持っていた...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月08日
江戸末期に生まれ、横浜高島町に名を残す易者、高島嘉右衛門。父のときから世のために尽くした一生。決断力、行動力を合わせ持ったすごさを感じる。
先祖の行いの報いで自分に出るのだという言葉に、自分が子孫(できればだが)に悪い影響を与えぬよう精進したいと思う。逆にいまを無事に五体満足に生きられることを先祖に...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月19日
高島嘉右衛門は高島易断の創始者であり、明治時代に横浜を作った男の一人としても有名です。みなとみらいの近くに高島町という駅がありますが、このあたりの地名はこの人の名前からとっているのですね。
易者というと、その能力で危機回避したり、人を占って収入を得て生活していくというイメージを持ってしまいます。も...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月16日
江戸末期~明治の政商・政権癒着の占い師の伝記的小説。江戸期の苦労話はまあ面白い。明治政商期はだんだん面白くなくなる。特に後半はいかに占いが当たったかメインなので小説としてはつまらない。ある意味、最初の父の嘉兵衛が鍋島・南部両藩を向こうに回しての活躍部分が一番面白いかも。
高木彬光もこういう実録的な作...続きを読む
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