【感想・ネタバレ】首を買う女のレビュー

あらすじ

松下研三が古道具屋の店先であぶらを売っている時だった。和服を着た三十前後の上品な女が入ってきて「芝居に使う小道具の男の生首はないか」と、突飛なことをいう。別段、頭が変だとも思えない。研三は訝りながら、警視庁勤めの兄の家へ立ち寄り、その奇妙な出来事を話題にしたが……。実は二日前、女たらしの元歌舞伎役者が首を斬りおとされるというバラバラ事件が発生、警視庁では密かに捜査をしていたという。犯罪捜査に鋭いカンと天才的な手腕をみせる名探偵神津恭介シリーズ。

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Posted by ブクログ

神津恭介シリーズ(m'□'m)『青髯の妻』『恐ろしき毒』『首を買う女』『鎖』『湖上に散りぬ』『モデル殺人事件』『棋神の敗れた日』収録。発表の日付がバラバラの短編を集めているので時系列が様々(^_^;)神津がアメリカに留学していて書簡で推理の助けを求める話もある。とくにこれという話はないが、読みやすいね。短編だと、いかに天才といえどそこまではわからないだろうと疑ってしまう推理も多い。

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2013年07月25日

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