池上俊一のレビュー一覧

  • パスタでたどるイタリア史

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    モノからたどる世界史シリーズ、イタリア編。
    お隣フランスからイタリアへ。
    個人的に古代の話が好きなので、古代ローマとかの話はワクワクする。
    小麦の起源は何だろうとか、トマトが持ち込まれる前のパスタは何だろうとか、興味深い話が多かった。

    自分でパン作りしたり、調味料に興味が出てくるほど料理をするようになった今だから読んで面白いけど、高校生の課題図書としては、食に興味があるか、よほど好奇心が強くないと面白いとは思わないかも。
    作ってみるのもいいかも。

    以下まとめ

    ○日本のパスタ
     明治40年代(1907~)に大使館用にマカロニ製造機を新潟の製麺業者が開発
     1955~(昭和30年代)オーマイ

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    2020年07月12日
  • 情熱でたどるスペイン史

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    その情熱は激しく、どこか哀しく。

    岩波ジュニア新書のシリーズ。情熱の国、というフレーズは当たり前のように使われるが、ではスペインを貫く情熱とは何か、と言われるとフラメンコや闘牛くらいしか思いつかない。この本は「情熱」をキーワードにスペインの歴史を概観する。キリスト教・イスラム教・ユダヤ教がまじりあい、影響し合う文化、ヨーロッパにしてもアフリカにしても辺境の地、個性の強い地方が緩くまとまり、名誉を重んじる民衆のエネルギーの濁流。スペインの個性を知るのにいい一冊。

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    2020年06月22日
  • 王様でたどるイギリス史

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    王室を中心に見るイギリス史。面白く、へぇーと思うこともあったが、淡々として用語が頭に入ってこず理解に時間がかかった…

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    2020年05月31日
  • 動物裁判

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    興味深い。中世ヨーロッパを舞台に実際に行われてきた動物裁判をまとめて考察した一冊。当時の文化や宗教観を理解することができる。

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    2020年05月17日
  • 動物裁判

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    動物裁判という、現在から考えると特異な対応がどうして中世ヨーロッパで行われていたのかを解き明かそうとしたもの。題材の面白さに惹かれた。

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    2020年05月05日
  • お菓子でたどるフランス史

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    お菓子、それはフランスの歴史を彩る武器。

    お菓子の歴史ではなく、フランスの歴史とお菓子。なぜフランス料理であったり、フランスのお菓子だったりが、一流の物として世界にフランスのイメージを作ったのか。フランスがフランスたる拠り所とは。

    イタリアからやってきた洗練された食文化。それを取り込み、発展する宮廷文化。フランス革命によって、市民のものになる食文化。砂糖を使えることの意味。庭園や建築と共通する飾りへの興味と追求。鉄道建設と地方の名品がパリに集まること。そして、戦争と植民地、技術革新と新しいお菓子。

    フランスは、このグローバル社会の中で、フランスであることをどこまで守るのだろう。また、どこ

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    2021年05月05日
  • お菓子でたどるフランス史

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    カトリック教会は食事と食卓において社会のエリートたちを文明人にふさわしい礼儀正しい立ち居振る舞いと慎ましやかな社交のできる人間に育てていこうとした。

    フランスには甘いものやデザートと女性が結び付けられる傾向があった。女性は甘いものを通じてこの好みを子供と共有するとされていた。

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    2019年11月24日
  • 情熱でたどるスペイン史

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    スペインのイメージはなんだろうか。
    サッカーならバルセロナ。
    建築ならサクラダファミリアやアルハンブラ宮殿、文化なら闘牛、フラメンコ、絵画ならベラスケス、エル・グレコ、ゴヤ、ピカソといった大家を排出する。
    歴史ではピサロやコルテスといったコンキスタドールがラテンアメリカに入り、様々なものを奪い、あるいはイエズス会は世界各地で不況をし、とりわけザビエルは日本への布教活動で有名なことこの上ない。

    でも、それが全てだろうか?
    高校時代の世界史ではスペイン史として少し学んだが、それでも新しい発見が本書にはあった。
    教科書に載っているものだけ、ニュースで取り上げられるものだけが、その国ではない。

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    2019年10月22日
  • フィレンツェ 比類なき文化都市の歴史

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    文化史的側面からのフィレンツェ史概観。
    近現代、イタリア統一後の政治、国際情勢との関わりが駆け足で残念。
    トリノ〜ローマの間に一時フィレンツェが首都、あたりの様子がもう少し深ければ。

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    2018年12月19日
  • 動物裁判

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    題材は非常に興味深いが、事柄の羅列が多く、考察もいまいち切れ味に欠ける。まあ、そこは書き手の誠実さとも言えるが。

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    2018年08月06日
  • 動物裁判

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    中世ヨーロッパの思想的な背景を理解するのには良い一冊。
    ただ、全体的に冗長に感じる。主題である動物裁判に至るまでがながいかな…。

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    2018年04月25日
  • 動物裁判

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    どの本だか忘れたが、読んだ中で裁判の事例が紹介されていて興味があって入手した一冊。

    ブタやバッタ、ネズミなどの動物を裁判にかけられた事例を解説した上で、それら事実を元に中世の人々の考え方や宗教観、人々が置かれた環境などを考察していくのだが、これがなかなか説得力がある。

    鐘という非生物も裁判にかけられる点、森の神秘性や魔物としての捉え方など含め、色々な角度から解明を試みているので、動物の裁判という点だけでなく、裁判という法制度そのものについても言及していく。
    またエリートと民衆の関係など、当時の二分化された人々の認識についてなど「動物裁判から見た中世」といった感じでちょっと変わった歴史書で面

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    2018年01月22日
  • 王様でたどるイギリス史

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    ジュニア新書847~1乱立する王国(アングロ・サクソン諸王からエドワード証聖王まで400頃~1066)ローマ人の撤退/七王国の時代/デーン人の侵攻とアルフレッド大王/クヌートの北海帝国/スコットランドのアルヴァ王国/伝道師アウグスティヌスとケルト系修道院の役割:2フランス語を話す「帝国」の王たち(ウィリアム1世からジョン欠地王まで1600~1216)ノルマン・コンクェスト/集権的封建制度の浸透/ドゥームズデイ・ブック/ヘンリ1世の治績/スティーブンvsマティルダ/「アンジュー帝国」とは何か/ヘンリ二世治下の統治機構/アイルランドとウェールズの征服/ジェラルド・オブ・ウェールズの探訪記/十字軍に

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    2017年07月01日
  • お菓子でたどるフランス史

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    Flâneur 遊歩者/散策者
    デュマの大料理事典読んでみたい!と思って検索したら、通常版はプレミア価格、特装版はその上を行くので手が出ないっ。
    岩波さん、そのうち文庫化もお願いします…orz

    お菓子分もうちょっと多めだったらな~。
    口絵も絵よりは写真が良かったです。ぐぐりながら読んだり。
    フランス人のイメージ戦略すごいなぁ。しみじみ。
    少し前に「チョコレートの歴史」と言う本を読んだのだけど、チョコレートのところで同じエピソードが取り上げられていてふふっとしてしまいました。

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    2025年05月28日
  • 森と山と川でたどるドイツ史

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    豊かな森,そびえ立つアルプス,縦横に流れる川---その自然を抜きにドイツという国は語れません.なぜ魔女狩りやユダヤ人迫害が起きたのか? 工業で栄えた理由や音楽が盛んな背景は? どうして名物がビール・ジャガイモ・ソーセージ? 自然を切り口に歴史をたどれば,こうした謎が解けていきます.歴史や国民性の外観に最適!~17世紀に西欧諸国が帝国主義に走る中,ドイツは帝国が衰退。国境線は北の海があるだけで,南東西は常に動き,国家としての中心都市もない。孤独と深みから簡単に言葉に出来ない事柄を哲学と音楽で表してきた。深みのある文化は長い歴史と不可分で,森・山・川という自然がドイツ精神に影響してきた。市民意識は

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    2016年02月05日
  • 動物裁判

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    中世ヨーロッパでは動物を裁判にかけていた、その動物には所有者に対する責任という観点はそれほど多くなく、人間が自然界を支配するという文脈が強めなのが意外であり面白い。

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    2015年11月29日
  • お菓子でたどるフランス史

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    お菓子を通じてフランス史を俯瞰している本。
    ジュニア新書だけあって、平易な文書で書かれており、読みやすい。

    お菓子は生きるために不可欠なものではない「余分なもの」であるがゆえに「文化の精華」である、という切り口から、フランス文化史を語る内容になっている。

    フランス史>お菓子の歴史という比重になっている印象。全体を俯瞰する、あるいは興味を持つきっかけとしては優れた本だと思う。
    ただ、かなり駆け足で語られている印象なので、ある程度の知識があるか、これをきっかけに他の本などで学ばないと、理解しきれないようにも思う。

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    2015年04月29日
  • パスタでたどるイタリア史

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    「砂糖」とか「茶」とか「コーヒー」とか「チョコレート」とかとかと違って、「パスタ」なんで、あまり世界史的な広がりがない。ま、その分深堀りができている、のかな。

    実はイタリア史はツマみたいなもんで、とにかく「パスタ食べたい」と思わせる「パスタ史」の本だと感じた。

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    2014年12月23日
  • パスタでたどるイタリア史

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     世界中の人々に愛されるパスタ、イタリアの代表的な料理を主軸に、イタリア延いてはヨーロッパの歴史全体を俯瞰しようという意欲作である。パスタの原料となる小麦は、パスタだけでなくパンやケーキなどの生産にも必要不可欠であり、今では庶民の味方として確固たる地位を築き上げている。しかしそれは長い年月をかけた品種改良と技術革新の賜物であり、古くはその収量の少なさや収穫までの手間により貴重な穀物の一種であった。そのため一般民衆の口に日常的に供給され、イタリア=パスタという図式が完成するまでには幾世紀に渡る人々の歴史がある。
     本書はパスタの定義に始まり、原初の時代から歴史を辿りつつ、豊富なソースの素材や文芸

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    2014年06月28日
  • お菓子でたどるフランス史

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    昔から世界中の人々を魅了してきたお菓子。教会や修道院で生まれ、やがて王や貴婦人たちへ…魅力的なお菓子を通してフランスの文化・歴史・社会が網羅的に学べる美味しい1冊。

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    2014年06月03日