【感想・ネタバレ】王様でたどるイギリス史のレビュー

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Posted by ブクログ

章の終わり頃にサラッと書かれるスポーツやファッション、パブや食事に家、自然などとイギリスとの関わりが面白かった。

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2022年10月17日

Posted by ブクログ

とてもよい着眼点だと思ったが、21/08/18現在、いますぐ読むのにとりかかるという判断には至らなかった。

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2021年08月18日

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さくっとでエピソード豊富で楽しく読める。イギリスという国は難しい。意外と社交下手なイギリス人や英国王のスピーチの下りは個人的に親近感がわいた。熊いじめとか言う遊び、可哀想。ヴィクトリア女王が貧民に冷たい。ホガースの風刺が面白い。シラクの、イギリス料理ディスとフィンランドとばっちり。ビールめちゃのみ女王。庶民はジンでヤバイことに。悪魔学者王。

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2020年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

イギリス、そこは昔から今までずっと、王と女王の国。

イギリスは、日本が特に親しみを感じているヨーロッパの国ではないかと思う。島国であること、そして、王室があること。ある意味、王様でたどる歴史というのは、普通の視点のようにも感じるが、時代区分ではなく王様を中心に歴史を追うのには、また新たな発見もあった。

王様(女王様もいるけれど)の、征服者という戦闘性。世界中に植民地を広げ、身内になれば優しく抱える上から目線の侵略。好戦性と裏表な寛大さ。両輪となる議会との立ち位置や関わり。華やかな時代の裏にある貧富の差と、慈善という公私曖昧な社会福祉。食事はエネルギー補給でしかなく、感情はユーモアに包み込んでサラリと流し、居心地の良い家と、品格のある自然と、手塩にかけて整えた庭を愛する。

私が感じている、知っているだけの、いくつかのイギリス人らしさに関して、その理由をあげて解説されていて、なるほどと思いながら読んだ。王、騎士、そして紳士、やはりイギリス(的なもの)が好きだなと思う。

EUから離脱し、コモンウェルスは形だけ、スコットランドやアイルランドの独立も見え隠れする現代のイギリスは、激しく揺れ動いている。王室の存在感も、危機ではないけれど、永遠ではないだろう。実際、王室は変わらないものではなく、メンバーが増えたり離脱したり、それぞれが時代に応じて、様々な動きを見せている。いつまで王室が「イギリス」を代表できるのか、それがイギリスのポイントだと思う。また、ある意味、日本のポイントでもあると思う。

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2020年04月05日

Posted by ブクログ

イギリスといえばメシマズですが、味覚がアレなためにメシマズ(本人たちはおいしいと思ってる)ではなく「食道楽はNG」という思想だからあんななんだということがわかりました。
本人たちもうまくはないよなって思いながら食べてるのかな……

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2017年10月08日

Posted by ブクログ

イギリスは日本と同じ島国だが、成り立ちも政治も、あまり似ていない。
それでもどことなく、親近感を覚える。
歴史を見てみれば、複雑すぎて(欧州は総じてその傾向が強いけれど)、そして同じ名前が多すぎて、苦手とする人も多いかもしれない。
しかし、王の名前を把握し、その時代背景を理解してみると現代の物事も理解しやすくなるし、海外ドラマも一層面白くなるというものだ。
でも一体どうやって?
そんな時に役立つのが本書。
ばばーん!

巻末には英国史年表、王家の家系図付き。
近現代の王たちは馴染み深くさほど苦労はしないはずだ。
海外ドラマの「クイーンメアリー」「女王ヴィクトリア」(いずれも邦題)とあわせてみるといい。
しかし…第1章から2章はなかなかページを繰る手が進まない。
国家が乱立しているし、あまり面白いエピソードもない。
正直言ってこの時代は私にはあまり面白くなかった。
ウェストミンスター寺院の建立の古さ、コモン・ローの成立過程は興味を引かれたが。
この章を越えれば…(無理をして読んで、つまらない、と投げ捨ててしまうくらいならこの2章は飛ばしてもいいと思う)思い出してきた、ジョン欠地王、百年戦争、ヘンリ八世!『ブーリン家の姉妹』「クイーン・メアリー」に繋がる色好みの王!

思想家といえばモンテスキュー、J・ロック、ベンサム、J・S・ミル!
19世紀のジャガイモ飢饉は『夜の庭師』の舞台。ここからアメリカに移住して、土地の名前がついて…知識がジャガイモのようにするすると引きずり出されてくる。

これから学ぶ人にはぜひこの面白い、と思ったところから地図を作って欲しい。
その地図が繋がった時の知の興奮は驚きとともに、快感さえ覚えるものだ。
脳の記憶の仕組みと同じ地図、その全ては、おもしろいと思うところから始まるのだ。

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2017年08月08日

Posted by ブクログ

1600年ほどの歴史を王中心にザザッと説明する。分かりやすいけれど、それぞれのエピソードには軽く触れるだけなので、印象が薄く記憶に残らない。サッと全体を理解するには向いてる

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2023年04月14日

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王室を中心に見るイギリス史。面白く、へぇーと思うこともあったが、淡々として用語が頭に入ってこず理解に時間がかかった…

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2020年05月31日

Posted by ブクログ

ジュニア新書847~1乱立する王国(アングロ・サクソン諸王からエドワード証聖王まで400頃~1066)ローマ人の撤退/七王国の時代/デーン人の侵攻とアルフレッド大王/クヌートの北海帝国/スコットランドのアルヴァ王国/伝道師アウグスティヌスとケルト系修道院の役割:2フランス語を話す「帝国」の王たち(ウィリアム1世からジョン欠地王まで1600~1216)ノルマン・コンクェスト/集権的封建制度の浸透/ドゥームズデイ・ブック/ヘンリ1世の治績/スティーブンvsマティルダ/「アンジュー帝国」とは何か/ヘンリ二世治下の統治機構/アイルランドとウェールズの征服/ジェラルド・オブ・ウェールズの探訪記/十字軍に夢中になリチャード獅子心王/王様はフランス人/マグナ・カルタの意義/農民の暮らし/スコットランドの動き/アーサー王伝説/奇跡をおこす王:3法律・議会・立憲君主(ヘンリ三世からヘンリ七世まで1216~1509)オックスフォード条款/「プリンス・オブ・ウェールズ」とスコットランド侵攻/騎士道に夢中な王/セント・ジョージ崇敬/模範議会/寵臣の跋扈/百年戦争の結末/薔薇戦争-果てしない殺し合い/都市の商人と職人/ロビン・フッド伝説:4絶対主義の確立とルネサンス(ヘンリ8世からジェームズ1世まで1509~1625)ヘンリ8世の対外政策/英国国教会の誕生/国王至上法と礼拝統一法/エリザベス朝ルネサンス/海賊としての女王/長老派を国教とするスコットランド/悪魔学者の王ジェームズ1世/ジェントルマンの台頭・納得の階級社会/九品法と怠惰な貧者:5革命のもたらしたもの(チャールズ1世からジョージ3世まで1625~1820)王の処刑、ピューリタン革命/クロムウェルによる共和制/拡大する植民地政策/王政復古/名誉革命へ/スペイン継承戦争とグレートブリテン連合王国の成立/議院内閣制の発達/王様はドイツ人/お百姓ジョージ/植民地戦争とフランスとの対立/「イギリス国民」の形成/アイルランドのたどった道/紅茶を飲む英国レディ/ビールとジン/囲い込みから産業革命へ/素晴らしき庭園/プラント・ハンターの活躍/偉業の象徴、動物園/個人主義者の社交/チャリティーの深層/福祉君主制/勇猛にして無慈悲な人びと/軍人としての王/あっさりしたイギリス人/死に魅入られた人びと/パブリック・スクールの役割/現実重視の経験論/功利主義の思想家たち/ユーモアあふれるイギリス人/ホガースの風刺画/風刺文学の隆盛/闘鶏・熊いじめ・キツネ狩り/動物愛護とペット犬の登場/国民性創造の時代:6大英帝国の建設(ジョージ4世からエドワード7世まで1820~1910)カトリック解放へ/選挙法改正/ヴィクトリア朝の帝国建設/道徳的君主制/栄光の裏側/遅れる女性解放/「白人の責務」論/「創造の帝国」と栄誉/分断統治の得意技/レディ・トラベラー/味に無頓着な王/イギリス料理はまずい?-味覚破壊教育/ロンドン万国博覧会/死ぬ前にもう一度パブに/居心地良き家庭さえあれば/美しいイギリス風景/フェアプレーの精神/クリケット、ポロ、競馬と近代スポーツの発祥/ゴシック小説から推理小説へ/イギリス王室御用達/背広の誕生:7メディアと伴走する大衆王(ジョージ5世からエリザベス2世まで1910~)第一次世界大戦と労働党の台頭/アイルランド問題の帰趨/声を伝える国王/第二次世界大戦と解体する帝国/福祉国家の行方/鉄の女の挑戦とその後/開かれた王室への努力/スコットランド独立運動とEU離脱の衝撃/イギリスの政治制度と王様の役割/イギリス国民の代表としての王様~なかなか面白い発想で、、ま当然と云えば当然か。ウィリアム2世は狩りの途中で死亡・ヘンリ2世の母マティルダは女王になりたがったがスティーブンと息子ヘンリを後継に据えることで妥協・リチャード獅子心王の身代金は10万ポンド・1215年6月15日マグナカルタに調印したジョン王は3ヶ月後に廃案とし翌年赤痢で死去、ヘンリ3世になって発布されその後も三十数回改訂された・長男ヘンリ3世は9歳で即位し親政後も義弟シモンドモンフォールが担ぎ出されてパーラメントの力を認めるオックスフォード条款を破棄し内戦に・その息子のエドワード1世はウェールズとスコットランドを侵攻する一方でフィリップ4世と戦い模範議会が開かれる・エドワード2世はフィリップ4世の娘を娶るが幼馴染みと同性愛関係で廃位される・その子エドワード3世がフランス王位を主張・百年戦争から薔薇戦争へ・ランカスター派は戦後に赤薔薇の紋章を導入・ヘンリ8世になってローマ教皇との決裂が決定しエドワード6世は兄弟会やギルドを撤去廃止し死者の魂の為の祈りも禁止・・・ああ、もう良いやぁ

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2017年07月01日

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