永江朗のレビュー一覧

  • ときどき、京都人。 東京⇔京都 二都の生活

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    軽妙洒脱で優しい語り口が、今にも聞こえてきそう。
    京都に旅に行く予定だったが、体調を崩して行けなくなった。その時は一般的なガイドブックしか持っておらず、京都の具体的なイメージが持てず不安が強かった。
    けど、この本を読んで、ときどき京都に暮らす人から見た京都の住みよいところをたくさん教えていただいて、安心できた。いつか京都旅行をリベンジしたくなった。
    筆者は北海道旭川市出身とのこと。私は北海道十勝出身。シンパシーを抱くとともに、北海道を離れてなぜ京都や東京に住み着いたのか、なぜ北海道に戻らないのか、訊いてみたくなった。
    この筆者の方のほかの本も読んでみたくなった。

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    2025年05月23日
  • 書いて稼ぐ技術

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    安倍首相が一億総活躍社会というスローガンを打ち立てましたが、本書を読むと国民全員がライターを目指すのが良いのではないかと思います。
    特に引退した60歳以上の方々に向けて声を大にして言いたい。そして若い世代においても収入源の複数化は避けて通れないと思います。

    特に学びとりたいのは、以下の3点です。
    ・企画書はA4 1枚でまとめる。
    ・メモはまめにとる。
    ・とにかく色々な文章を読み、たくさん書く。

    ベビーカーに乗った子供を攻撃している暇があるなら、今までの人生を緻密な文章に起こし、後輩たちにはなむけのメッセージを認めてほしいものです。

    自分が書ける分野について少しずつ書いていく。
    これから一

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    2015年10月04日
  • 書いて稼ぐ技術

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    「ものごとはたいてい、調べれば調べるほどおもしろくなります。」

    おもしろくなるまで調べたら後は勝手に進み出す!

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    2014年03月10日
  • いい家は「細部」で決まる

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    久々に書きました。

    「蝶番」「ドアノブ」「照明」「フローリング」「排水パイプ」
    「釘」「煉瓦」「雨戸」「網戸」「サッシ」「庭」「鍵」・・・。

    勉強になりました。

    特に「フローリング」の項。「継ぎ目の段差が0.3㎜を超えると
    ストッキングがひっかかってしまうことがある。」

    日本のフローリングは世界一なんだそうです。

    そう言えば以前、中国で中国人の方のお住まいを訪れた時、
    新品のフローリングのあちこちに重石が置いてありました。

    品質に問題があってなみうったり、ふくらんだりして
    しまうと聞きました。

    「雨露をしのげればそれでよし」と思って生きてきましたが
    晩年が近づいて快適に過ごすこと

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    2012年08月10日
  • インタビュー術!

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    ネタバレ

    事前準備でいやな人だいと思っても、「対面して話を聞くうちに、すっかり魅了されてしまうことがある。」
    「作品を通じて長年あこがれ続けてきたのに、実際に話を聞くと案外つまらない人だったりして」
    ずばり、思い当たります。

    インタビューを考える、インタビューを行う、インタビューを読む。
    という3本立てで考えることが大切とのこと。

    黒柳徹子と、田原総一郎の2つのパターン。
    引き出す、切り込む。

    2つの技術。
    2-3時間と30分。

    下調べ。相手と題材。題材を知らない人の方が成功する場合もある。これは、「作品を通じて長年あこがれ続けてきたのに、実際に話を聞くと案外つまらない人だった

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    2011年09月13日
  • セゾン文化は何を夢みた

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     渋谷駅で「おいしい生活」のポスターを見た衝撃以来、なんとなくくらしとはビイシキをもっていると気分の良い、素敵なものになるのかも、という直感・イメージを持って早や30年近く。
     その直感・イメージの中核でもあるはずの「セゾン文化」とは何か、興味をもって読んだ。
     当事者の語る言葉の面白さ、臨場感がある。その頃感じたかっこよさのにおいも感じる。やはりその結末には答えはなかった。けれども十分。文化なんて語りつくせない。それを感じたにおい、感じる要素がなんであったか、が大事なんですもの。

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    2010年11月07日
  • インタビュー術!

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    <すべては打ち合わせで決まる>
    ◎確認しておかなければならないポイント
    ・誰に
    ・何を
    ・時間
    ・文字量
    ・文章のスタイル
    ・チェックの有無

    <インタビューの道具>
    ・ペン(ボールペン、シャープペン)
    ・ノート
    ・レコーダー
    ・カメラ

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    2010年05月28日
  • ときどき、京都人

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    東京は自由が丘に家がありながら、京都にも居を構え、ひと月のうち一週間から10日間を京都で過ごすという、二都生活をする著者。
    さっそくネタばらししてしまいますが、この文庫本が出たころには年齢的にもキツイ二都生活を終え、京都に定住してしまっております。なんか、もうどこからどう見て判断してよいのかわからなくなるほど、全てが「羨ましい」の一言です。自由が丘に住むということも羨ましいのですが、そこまで考えていたら、レビューがとっ散らかりそうなので、「京都が羨ましい」に的を絞ります。

    京都に憧れがあるのですが、どうもこうも縁がありません。若い頃毎年のように京都に足を運んだ時期もありましたが、なにぶん、色

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    2025年08月07日
  • ときどき、京都人

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    六角堂の脇のスターバックス、京都でもっとも眺望のいい店。ヤサカタクシー、四つ葉のクロバー号に乗ると、運転手から「おめでとうございます」と祝福され、四つ葉のシールと記念カードを手渡される。京漬物のおいしい店はいろいろあり、我が家のご用達もさまざま。わたしのイチオシは四条通木屋町の村上重。下鴨神社方面のパン屋、ナカガワ小麦店の餡パン「anne」、アペリラのパンも美味しい。丸太町通河原町東入のBakery uki、河原町通荒神口下ルのボン・ポランテ、二条通小川東入ルのクルス、押小路通烏丸東入ルのしろはとベーカリー。

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    2025年04月15日
  • ときどき、京都人

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    昔住んでいた頃を思い出しながら、羨みながら読んだ。
    今でも叶うことなら住みたいし、のんびり散歩もしたい。

    但し、補記や文庫版あとがきで現在の状況に言及されているものの、本編はコロナ前。
    外国人観光客も今ほどの数ではなく、まだまだ懐かしく思える内容だった。

    あとがき等によると少し外れたらそうでもないそうだが、現在、やはりメインどころは異常事態だ。
    のんびりした学生の街京都は、心の中の記憶や著作物で味わうことにしよう。

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    2025年02月23日
  • ときどき、京都人。 東京⇔京都 二都の生活

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    まったく生粋の京都人じゃないし、京都市内にも住んだこともないが、45年以上京都市郊外に住み、京都市の会社にも長いこと通ってた私にもそうそうって思う話が多かった。こういう感覚って、私もそうだけど、外から来た人間の方が分かるかも、ね?

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    2025年02月10日
  • なぜ東急沿線に住みたがるのか 「ブランド路線」再考

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    東急百年と合わせて読んだ一冊。
    「東急百年」は東急の歴史がわかる一冊ですが、「なぜ東急沿線に住みたがるのか」は各駅ごとの細かな情報について理解が深まる一冊。
    東急沿線に住んでいる人、住んでいた人、住みたい人、働いている人には大変興味深く読むことができると思います。

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    2023年03月12日
  • 書いて稼ぐ技術

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    著者はフリーライター。ライターのなりかた、生計のたてかた、取材の仕方など、ライターという職業のよいところ大変なところがよく分かる。安定した生活をしていくためのリスク対策は、ライターでなくても参考になるところが大きい。出版業界の諸事情も面白い。さらりとした文体で、とても読みやすかった。

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    2022年05月22日
  • そうだ、京都に住もう。

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    京都にセカンドハウス、京都好きな人なら誰でもあこがれることかもしれません。著者がその憧れを現実のものにする過程を描いたのが本書。具体的な金額は明かされていませんが、まぁ相当なお金がないと現実問題難しいのだろうなと思ってしまい、庶民にはしょせん縁のない話しだな、と半分くらい思いつつ読み進めました。

    物件の選定から始まり、さまざま難題があるものの、一つひとう解決していく様がテンポよく描かれており、さくさく読み進めることができました。作中、著者の訪れたお店がさりげなく紹介されている点も次回京都を訪問した際の参考になりますね。

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    2022年01月15日
  • ときどき、京都人。 東京⇔京都 二都の生活

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    著者は東京在住ながら、京都で町屋を買い入れ、奥さんと月の内1週間~10日間程そこで暮らしている。

    通常の観光案内とは違い、また京都に永住している訳ではないが、それなりの時間の余裕もあるので、のんびりとしかも新鮮な目で、身近な京都を紹介してくれているのが嬉しい。

    そういう著者も、やがて体力的に東京と京都のんびりと往復がつらくなるときにどうしようかと思う。その時は「ときどき京都人」ではなく「ずうっと、京都人」になるかも知れないという。
    どちらにしても「人生の最高の贅沢」をしていると思う。羨ましい限りである。

    この本と「京都ぎらい(井上章一)」を併せて読むと、いくらかは京都を知った気分になると

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    2019年12月06日
  • インタビュー術!

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    インタビューの準備と書き方について豊富に実例とともに載っています。
    アポイントの取り方や、当日の流れについては薄いので他の本を参考にした方がいいかも。
    インタビューすることがあるならさらりと読んでおくと安心できそうな本でした。

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    2018年11月16日
  • 書いて稼ぐ技術

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    ライターとして生計をたててきた著者の経験を紹介している。ライターとして生きていくための視点などは、すべてのビジネスにもあてはまる。人とは違う切り口で対象を見つめて、編集していくことなど、ビジネスマンにも必要な心構えだ。

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    2018年10月20日
  • ときどき、京都人。 東京⇔京都 二都の生活

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    東京と京都のニ都生活。
    京都大好き人間だけれど、東京からは離れがたいと思っている私には、とてもとても羨ましい生活。

    本の中身は、生粋の京都人ではないからわかるような京都の数々が描かれている。
    1タイトルが短いので、とても読みやすい。

    第一章 ときどき、暮らして見えてきた
    第二章 京都ひとという生き方は
    第三章 ここで良い時間を過ごす
    第四章 文化と歴史の底力
    第五章京都の四季の時の時

    生粋の京都人なら、あたりまえのことが、他からの人からはとても新鮮。
    文化、歴史を大事にし、「いけず」と言われるけれど、意外に人情がある人柄(時折、東京の感覚ではわからないこともあるけど)、それら全てが新鮮で

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    2018年05月19日
  • インタビュー術!

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    世の中で起きる対人関係すべてをインタビューで解ける、そんな気がした。
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    インタビュー術、という名称からはノウハウ本に思えるかもしれない。そういう側面も、もちろん多分にあるが、しかし見どころは、インタビュイー(ってgoogle日本語入力が変換してくれない。使われない言葉なんだね。話し手の方)に対してのインタビュアーである著者が、インタビューという海で見つけた宝島だったり、珍生物だったりを楽しめるところだ。

    取材とインタビューは違う、という。おお、ビリっと来た。
    僕は取材もインタビューも仕事として経験している。最近はインタビューのほうが多いというか、好きである。取材とインタビュー

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    2022年06月01日
  • インタビュー術!

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    インタビューの入門書は数が少ないが、この本はとても学ぶことが多い。第1章・2章は後発のインタビュー入門にも載っているであろう内容だが、第3章「インタビューはこう読め」は秀逸。裏側を見せたり推理したりすることで、話を聞くだけでなくそれを「インタビュー原稿」にまとめていく過程が垣間見れ、自分ならどうまとめるか、考えさせてもらえる。

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    2017年05月06日