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Posted by ブクログ 2010年11月07日
渋谷駅で「おいしい生活」のポスターを見た衝撃以来、なんとなくくらしとはビイシキをもっていると気分の良い、素敵なものになるのかも、という直感・イメージを持って早や30年近く。
その直感・イメージの中核でもあるはずの「セゾン文化」とは何か、興味をもって読んだ。
当事者の語る言葉の面白さ、臨場感があ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月26日
自分は、バブルの記憶もなく、セゾン美術館閉館の年(1999)に上京した人間なので、直接その時代を知らない。しかし、東京で暮らすうち、セゾン文化を出自とする先人の多さに驚き、本書を読んでみた。
登場するアーティスト・文化人の顔ぶれに、まず、圧倒される。堤清二個人をなしに、セゾン文化は生まれなかったが、...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月11日
“80年代はスカだった”という言説を聞いたことがありますが、成熟消費社会において、モノからコトへの意識変革がなされたのは、やはりこの時期だったのだと思います。その中でセゾンはその時代のトリックスターの役を果たしたのだと感じました。文化は産業化しうるのか?芸術は経営と対立するものなのか?その問い掛けが...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年02月01日
80年代後半からセゾン文化の崩壊は始まっていたとはいうものの、90年代前半学生だった自分は六本木WAVEでバイトをし、シネヴィヴィアンで映画を観、足繁くリブロに通うことでこれまでに経験したことのない何かを確実に吸収した。その時はまったく意識していなかったが、そういう意味で自分もセゾン文化の影響を受け...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月27日
紀国氏の章と辻井喬の章が面白い。◆増田通二(パルコ社長)が亡くなって、紀国、辻井、増田をベースに企画していたことが出来なくなったとあった。◆◆文化事業部という相反する機能について。◆やりたい、やる、やれるの間に隔たりがあること。◆サロン的な場所、それがセゾン美術館・アールヴィバン。◆◆文化に淫するな...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月21日
西武文化とは無縁です。僕の地域には西友があります。西武優勝バーゲンぐらいです。それは、鉄道であり、セゾンではありません。ラジオで紹介されていたので、購入しました。面白かったです。ただし、大満足というわけではありません。焦点を絞るべきではなかったのか。例えば、展覧会に関する部分です。フリーの評論家がコ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年01月21日
セゾン美術館付属の書店で働いていた永江朗が書いた自分とセゾンの歴史。バブルの象徴ともみなされ、ニューアカブームなどもあり80年代を席巻した西武の文化事業を内部で働いている人間の視点から、関係者の証言を得て書いている。非常に多くの人間が登場するが、趣旨としては堤清二、パルコの創設者・、西武ニューアート...続きを読む
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