永江朗のレビュー一覧

  • 本の現場 本はどう生まれ、だれに読まれているか

    Posted by ブクログ

    夏に大学の資格講習で紹介された本。

    副題の通りに「本はどう生まれているか」「本はどう読まれているか」と二部立ての構成になっている。
    読書ターゲットは出版業界に関わる人や業界を志す学生。グラフや表などを多様しており、興味や問題意識を持つ人には、わかりやすいのだろう。文体も易しく、高校生程度なら読めるのではないだろうか。

    ただし、門外漢の私にはいまいち理解できず…
    どうやら著者は、出版業界に問題意識を持っており、それを批判する立場らしい。
    わからないなりにも、「あ、そう言えば…」という部分はたくさんあった。
    私たちの読書も、目的や必用性のあるものは選書に気をつけないといけないな、と感じた。

    0
    2012年08月12日
  • 書いて稼ぐ技術

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    フリーライターは名乗れば誰でもなれるが、それで食べていけるかどうかが肝心。
    何をどう書き、得意ジャンルをいかに確立するか。
    自らのキャリアをどのようにデザインするか。
    そして、世間をどう渡っていくか―。
    文筆稼業25年の著者が自らの体験を披瀝し、「書いて生きる方法」を説く。

    [ 目次 ]
    1 書いて生きるということ(不況だからこそフリーライター;ライター業の手始め;人生設計をどう立てるか)
    2 読み書きのしかた(永江式発想術;取材のABC;ライターは読者の代行業である)
    3 世渡りのしかた(業界を渡る、世間を渡る;お金の話;リスク管理術)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 

    0
    2011年05月28日
  • インタビュー術!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ≪内容≫
    「哲学からアダルトまで」を標榜とするフリーライターの永江朗によるインタビュー論。インタビューの事前準備から実施、方法論までが筆者の経験を交えながら書かれている。

    ≪感想≫
    抽象的な心構えなどではなく、実際に使えるであろう質問の言い換えや具体的なアドバイスも随所に見られる。シャーペンぐらい持っとけ、など。
    また、インタビュイーあるいは読者との距離感についてや、ヨイショばかりで批評性が欠如した記事への不満など熱のこもる部分もあり、全体として退屈せずに読み通せた。

    第三章では過去に出版された様々な例を取り上げ、インタビューのやり方や記事への編集方法などの多様さを具体的に提示してある。個

    0
    2011年03月11日
  • 本の現場 本はどう生まれ、だれに読まれているか

    Posted by ブクログ

    出版社の事情、編集者の事情、ライターの事情、情報の変化・・・。社会はどんどん変化している。
    本をとりまく人々やしくみの対応できないさまざまな要因、実験的な試みからの新しい芽。
    事情を知っておくことで、関係のとり方を工夫することができると思う。

    0
    2011年03月08日
  • インタビュー術!

    Posted by ブクログ

    ・当たり前のことだけど、カメラマンはカメラマンの仕事を見る機会はあまりないし、ライターはライターの働いている姿を見られることもない。インタビュー記事がどのように作られているかを、詳らかにしたこの本を読んで感じたのは、やっぱ一緒だなあというところ。

    ・「真実は語尾に宿る」ってのは勉強になった。

    ・作家への新刊のインタビューで本を作る経緯をたずねると、読めば分かるとの返答。そんなことはインタビューイは分かっている。そうではなく、作家本人の言葉で伝えたいから聞いているのだ、というくだりは膝を打って笑っちゃった。

    ・現代のTV界インタビュー名人を黒柳徹子と田原総一朗という両極のふたりを例に出して

    0
    2010年10月02日
  • インタビュー術!

    Posted by ブクログ

    インタビューの実態(というほど大袈裟なものではないが)を知ったのは、中学生の頃だった。
    父親が新聞の取材を受けた。受けた割には、記事には父親が喋ったことなんて一言も書いていなかった。

    この本の中にある通り、インタビューといえば実際喋った通りに載っているもの、というイメージは確かに強い。
    そして私は、順番や言い回しを替えたりするだけでそれはもう本人の言葉では、厳密にはないと思っている。
    言葉遣いを直すだけでも、たとえばミュージシャンの口癖を知っているファンにとっては分かってしまうものだ。
    その編集作業に、インタビュアーの主観はどうしたって入るだろう。
    父親のインタビュー記事は、父親が一言も語っ

    0
    2010年07月28日
  • インタビュー術!

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    危うくも楽しい活字ライブの舞台裏とは―いかに話を引き出し、書くか、豊富な現場体験と名インタビュアーの技に学び、その方法論と味わい方を伝授。

    [ 目次 ]
    第1章 インタビューに出掛ける前に(インタビューって何だろう インタビューの準備)
    第2章 インタビューに行く 話の聞き方、まとめ方(話をどう聞くか インタビューをまとめる)
    第3章 インタビューはこう読め(インタビューの舞台裏を想像す インタビューを読む楽しみ インタビューの長さ、聞き手の切り込み方―『アレックス・ヘイリー・プレイボーイ・インタビューズ』ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おす

    0
    2010年06月28日
  • インタビュー術!

    Posted by ブクログ

    著者のインタビューに対するスタンスをまとめた本。
    よくあるHowto本のようにインタビューに必要な事を整理したのではなく、著者自身の体験や考えを通し、インタビューとは何なのかを知るための本という色合いが強い。

    0
    2010年06月28日
  • 本の現場 本はどう生まれ、だれに読まれているか

    Posted by ブクログ

    若者の活字離れって聞く度にほんとかなって思ってたところ、この本を読んで確信しました。活字離れの背景にはむしろ本をあまりよまなくなった大人による出版会の売れ行き不調が、あたかも本をあまり読まないと思われがちな若者へと向けられたものから起きているものなんだと。むしろ若者は本を読んでいるんだ!

    0
    2010年03月04日
  • 書いて稼ぐ技術

    Posted by ブクログ

    そもそも、文筆業っていうのは、とてもフレキシブルなワークスタイルで、自分の理想としている職業形態のひとつなのかな、と思っていたところで本書を発見。購入してみました。本書は、基本的にフリーライターとして活動する人/したい人に向けた本ですが、「文章を書くこと」という点ではフリーライターでなくても文章を書く際の取り組み姿勢についてとても参考になると思います。最近は特にですが、「文筆業」という職業・業態について、大変興味があって真剣に考えてます。自分自身の仕事のポートフォリオを考える上で。「こういう職業で仕事する際のポイント」、「仕事の実際」「留意点」、などなど。。。本書によると、「フリーライターとは

    0
    2010年02月20日
  • インタビュー術!

    Posted by ブクログ

    初心者向けでとても分かりやすい。

    着地点をどこにするのか、というところと、テープ起こしからの流れが個人的に参考になりました。

    0
    2009年12月25日
  • インタビュー術!

    Posted by ブクログ

    会話にも応用できるかな?というトピックもいくつか。メディアを見るのが楽しくなりそうです。専門的というより初心者向け。

    0
    2009年10月07日