永江朗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1990年代の出版界の状況を書いた佐野真一の本を読んだことがありますが、この本は2005年以降の本の読まれ方と出版界の現状についてまとめています。
最近、通勤電車に乗っていて、本を読んでいる人が増えているように思います。90年代はマンガ本か雑誌や新聞、2000年頃から携帯電話やゲーム機で遊んでいる人が多くなったような記憶があります。ここにきて本の良さがまた見直されてきているのかなと感じることがあります。そのような兆候も既に2007年頃からあったようで、筆者はネットに飽きてきた人達が回帰してきているのではないかと考察しています。そのような読者を巡る環境の変化に加え、出版界の問題(特に再販制度)な -
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読書会の魅力を知ることができる
書かれた時期が少し前なので、現在は異なっているものもあるかもしれません。
それでも、読書会というものに関する知識を得ることができ、長所を学ぶことができました。
印象に残ったものは、江戸時代の「会読」について書かれている項です。