永江朗のレビュー一覧
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「本のニセ金化」、「新刊洪水」など、出版業界の腐った部分がこれでもかって程暴かれている。
旧態依然の構造に囚われている業界の真相を知るにはうってつけの一冊。Posted by ブクログ -
既得権ビジネスは、イノベーションのジレンマでまだまだ苦しむんだろうな。
うちは、親戚みな本が好きで、親は数千冊本を持っている。
本がある環境で育ってきたけど、そういうほうが少ないのかな。
12,35,50,59,75,83,106,135,138,217,219Posted by ブクログ -
書かれた時期が少し前なので、現在は異なっているものもあるかもしれません。
それでも、読書会というものに関する知識を得ることができ、長所を学ぶことができました。
印象に残ったものは、江戸時代の「会読」について書かれている項です。 -
●70年代から00年代の30年の間に新刊発行点数は4倍になった。けれど、本は売れなくなった。→コスト・質を下げてでも本を出す。なぜなら再販制度があるから、書店・取次に返金をしなければならないため、それを上回る本を出す。→自費出版、ネット本、素人ライターでコストダウン→そして、質は下がり、売れない本が...続きを読むPosted by ブクログ
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いいな~、こんな生活。まさに京都に”暮らす”、永住するわけでもなく、かといって旅行ほど短期間でもなく、定期的な往来で京都の様々な顔が見える。内容としては”モノ”や”こと”に関するパートよりも”人”にまつわる話しが多く紹介されている二章がもっとも興味深く読み進めることができた。Posted by ブクログ
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小著ながら家ということを見つめる際に基本となる部位構造への丁寧な説明がなされている。これといって特徴的なものではない。しかし、由来だけでなく現状への言及もあり地味だが便あり。合板とベニアの違いを初めて知った。Posted by ブクログ
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読書離れは本当に進んでいる?そんな疑問に答えてくれる本。簡単な統計ひとつとっても電車の中で本を読む人は減っていない。これは青少年の犯罪が実際は減っているのに増えていると感じるのと同じこと。唯、本が売れていないだけ。その他にも本屋大賞の成り立ちや新刊の現在の発行状況等について詳しく教えてくれる。Posted by ブクログ
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この本を妻に見せてもらった時一番惹かれるのが町屋に住むこと。僕にもリノベートした町屋に住んで見たいという妄想があった。京都が好きだけど、住むのはどうかなと。
本作の作家が考えた京都ライブ: 本屋でぶらぶらしたり、散歩したり、カフェでのんびりしたりすることもいいなと思う。でも、そういう二都生活はサラリ...続きを読むPosted by ブクログ