もとなおこのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
作者買いです
乞食の少年(ヒロインの男装)との出会いから物語が始まります。
結婚を嫌って叔父の家から逃げ出したヒロインは最初スパイの疑いをかけられますが、誤解も解けいいムードに。
叔母の遺産を受け継ぐヒロインに、二人にとって共通の敵がヒロインの命を狙います。
敵を殺す汚れ役は、ヒーローに命を救ってもらった恩を感じている側近が引き受けます。
ナポレオンが・・とかの政治的な背景には興味がないのでさらっと目で追う程度で。
戦争も終わり、二人が結婚して子供も産まれました!の大団円。
読了後にどこか物足りなさを感じるのは、自分がヒロインのような純粋さをとっくに失っているからかもしれません。
決して作品の -
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重厚な内容
好きな作家さんです!もっと読んでいきたいです。頑張ってください!
内容は簡単に言うと、記憶喪失もの。再会できて本当によかった。兄と夫を叱りつける場面は、もても良かった。 -
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昔読んだ絵本のような、夢のあるストーリーです
顔にキズのあるヒーロー、っていうのもいいですね
ヒロインはちょっと逃げ出しすぎな感じがしますが。。
ウサギじゃないんだから^^; -
購入済み
父親にギャンブルの景品にされてしまったヒロインが身を守るために家から逃げ出し、遠い地にある伯爵家で家庭教師をする事になったと思ったら実はその家には子供はおらず、大佐でもある隻眼の伯爵に『妻の役割をする』ように言われまた逃げだそうとするが…てな展開。その後、無骨な伯爵と儚げに見えて芯の強い令嬢が心を通じさせるのは早かった☆130ページしかないので展開が早過ぎでしたが、幸せな結末で良かったです。もう少しじっくりストーリーを読みたい気もしますが、もとなおこさんが好きで読んだので原作を読みたいとは思わないかな。
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Posted by ブクログ
ネタバレ19世紀末の英国の(おそらくは架空の)地方に現れた少女・シャーロットと、その伯爵領の令息令嬢にまつわる物語シリーズの第一巻である。
この一巻だけでも、天使がのぞきみしているだろう謎が少しずつ開示され、わりとテンポ感よく物語は進行している。
入れ替わりの秘密を秘めながらのヴィクトリア嬢の死という悲劇と、ヴィクターによるシャーロットへの愛の告白。なんとなく読んでいて読み飛ばしかけたが、おおむねここで展開されているのは耽美の世界である。
このシリーズの最大の魅力は、おそらくは19世紀末の英国をつぶさに描こうとする描写の美しさだろう。
ハニーヴィレッジタイムズに勤めることとなったシャーロッ -
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ロマンチックミステリー
掲載紙で途中から読んでいました。(五巻の最終話『魔術師の娘』が初読み)
内容としては、少女漫画的ロマン+ミステリー+僅かにオカルト(怖くはありません)が混ざった、チートヒロイン(無自覚)ファンタジーと思って頂ければ良いと思います。
絵はお世辞にも上手いとは言えないのですが、いかにも少女漫画といった展開に惹かれて読んでいました。雑誌を買わなくなっていた間に終わってしまっており、いつか中古ででも全巻揃えようと思っていたのですが、電子化されていて嬉しいです(嵩張らないし)。
始まりをまったく知らなかったので、ワクワクしながら読みました。
4巻あたりから漸く見覚えのある画風に進化(?)。