もとなおこのレビュー一覧

アンと教授の歴史時計 2

もとなおこ

[蜜蜂]

2巻。

過去を旅する度にアンを陰に陽向に助けてくれるアシュリー教授。トム・タフィーはずっと警戒していたけれど、そりゃアンも恋に落ちるよねーってな展開ではあります。不遇の人生を歩みトム・タフィー(猫)がずっと最愛で、死んでいる”今”が生まれてきて一番幸せと言う彼女に「好きな人」が増えるのは良い事だなぁと思います。そして、師であり恋した相手でもある教授の人生にも哀しい過去があった、という事をアンが知った所で次の最終巻へ。アンとトム・タフィーが最後にどんな旅をするのか、そして無事に生き返る事が出来るのか、楽しみです＾＾♪

アンと教授の歴史時計 1

もとなおこ

[蜜蜂]

1巻。

アンと彼女の愛猫のトム・タフィーは、ある日通りがかりの青年に「誰でもいい」と言われて撃たれます。それは神のプログラムを食い荒らしたという黒妖犬のせいで間違った死であった為、それを覆す為に歴史を修正する旅に出ます。改竄されそうな歴史を修正する事で現在の禍を修正するってな設定は【還ってきた娘＠篠原千絵】を思い出しました(内容は全く違いますが、どちらも面白いです)。足跡付のトム・タフィーのモノローグで物語が語られますが、それがとても良かったです。"彼"のアンに対する想いが可愛くかっこよくて好き＾＾♪。1巻終了時点では教授よりもトム・タフィーの方がヒーローっぽいですね(笑)。教授、頑張れ♪

Dearホームズ 2

もとなおこ

[yoshi]

音楽と共に

昔、NHKでやってたドラマのテーマソングを聴きながら読みました。
雰囲気がとても合っていて、イギリス紳士の品格、行動力、知性が散りばめられ、また美しい絵も堪能出来ました。
是非、続きをまた読みたいです。

名作を名作の通りに漫画で表現したような作品です。

ガーフレット寮の羊たち 1

もとなおこ

レディーヴィクトリアンのシスコンお兄様の過去が垣間見れる。寄宿学校の様子も丁寧に描いてあって非常に眼福

コルセットに翼 10

もとなおこ

面白くて１巻から10巻まで一気読み。もとなおこは「葬儀姫」をウェブで１～２話読んだだけで、「童話チックなふわふわした話の人」というイメージだったのだけど、これは意外と骨太な作品だった。

出てくる少女たちが皆しっかりと前向きで読んでいて励まされる。クリスはもちろんの事、ジェシカが好きだったので、エリックが最後までぶれなくてよかった。

この時代の「高潔さ」みたいなのに憧れる。少女たちが皆誇り高く、自分たちで道を切り開いていく様がとても印象的だった。

ガーフレット寮の羊たち 1

もとなおこ

イギリス、男子寮、パブリックスクールものと聞けばドンズバストライクのわたし。この作品は装丁もハロッズグリーンの帯などで飾られ、フォントまでもが計算された美しい本だ。くせのある面々と初の寮生活を始める主人公が素直で芯のある子なのも好感が持てる。ジャケ買いしても損のない本。正しい知識に基づいた正統派少女まんがを是非ともご覧あれ！

コルセットに翼 10

もとなおこ

抑圧された少年少女時代を送った登場人物たちが、自由と自立を求めながら成長していく物語。主人公の出生の秘密が大きな柱となっているが、それについてはちょっと中だるみした感じで、むしろ最終巻の成人後の彼らの姿とそこに至るまでの過程を中心に読む方が感動できると思う。19世紀末から20世紀のイギリスの様子なども楽しめる。

コルセットに翼 9

もとなおこ

ラファエルさんが……

この巻で謎は全て解明？
これからはクリスティンの成長物語になるのかなー。

コルセットに翼 8

もとなおこ

MR.バードとクリスティンのHappyEndは、やっぱりダメなのかなぁ…

少しづつ謎が解明されていく、9巻が早く読みたい!

レディー・ヴィクトリアン 1

もとなおこ

もとなおこ先生の代表作とも言える(のでは？)ロンドンを舞台とした家庭教師ベルのドタバタ(笑)ラブストーリー。前作の「はるかなり～」も好きでしたが、登場人物で言えばこちらに軍配があがるかも。とにかく明るくて前向きなベルがぐいぐい話をひっぱってくれて続きが気になってしかたがない作品でした。
全20巻。何度も読み返したくなります。

コルセットに翼 5

もとなおこ

巻を追うごとにどんどんおもしろくなっていきます。ミス・デズデモーナ怖い！！そして、ジェシカさんもちょっと怖いです。
まだ謎はほとんど明かされていないので、すごく気になります。

コルセットに翼 1

もとなおこ

1〜3巻まで読みました。
「寄宿舎」「英国」「学園生活」「明るくひたむきな主人公」、そしてとどめに「エプロンドレス」vv
金髪のジェニーとか名作劇場を見て育ってきた自分には、ツボ以外のなにものでもない魅力的なアイテムがたくさん詰まってました(笑)
もと先生が描く動物ってお日様の匂いがしそう〜v

レディー・ヴィクトリアン 20

もとなおこ

とにかくエセルの運命が気になって仕方がなかったのですが、感動のフィナーレです。いつかきっと、私にも……幸せな気分にさせられるお話♪英国好きに拍車がかかります。

レディー・ヴィクトリアン 1

もとなおこ

　好き作家さん(＝本の趣味が似てる)がおススメしてたので、良いんだろうなとは思っていたけど………良かったですものすごく。何この乙女のツボを突きまくりな展開!!イギリスと貴族と美女と芯の強い可愛い女の子が好きな人は読むべし読むべし。外れない。

悠かなり愛し夢幻 1

もとなおこ

前半日本・後半イギリスを舞台にした、イギリス貴族の一族のお話。何ですか、フィクション上において、恋人を最優先させ、守り抜く男ってのは、結構ツボなんですが、この話の場合、下手すりゃ彼女のほうが精神的に強かったりするので、ロマンスって感じではあまりない。でも、恋人の窮地に颯爽と助けにやってくるとゆーお約束パターンは変わらないので、安心して読める。イマドキの妙にリアリティのある少女漫画が苦手な人間の言い分です。

レディー・ヴィクトリアン 20

もとなおこ

感動のグランド・フィナーレ♪　長い物語の中で、それぞれがハッピーエンドを迎えてくれたことが素直に嬉しいです。いえ、「エンド」ではないですね。物語は終幕を迎えたけれど、それぞれの幸福な人生はエンドレスストーリーとなるのですから。素敵な物語に、心より祝福と感謝を！

レディー・ヴィクトリアン 14

もとなおこ

ヴィクトリア時代って、素敵〜
ヒラヒラのレースにドレスにリボンに
あぁ〜何もかも憧れ〜(*￣▽￣*)

コルセットに翼 2

もとなおこ

[mahotyaro]

夢のような展開

セドリックとの再会を邪魔しようとするデスデモーナには嫌になりましたが、ラファエルのお屋敷と招待がいい。隠れ部屋の秘密も。
天使ガブリエルというと讃美歌のガブリエルのお告げが頭に流れ出します。(私はスティングのガブリエルのメッセージから知りましたが聖歌隊の動画もお勧めしたい。)

コルセットに翼 1

もとなおこ

[mahotyaro]

「オセロ」の悲運の奥様から名を取ったらしいMISS、思春期の反抗心煽るには持って来いの教師でしょうがそれにしても酷すぎますね、それで星は3.5止まりに。コルセットってそんなに無理のかかるものなのだなぁ。
英国イメージがたくさんつまってて、小公女はもちろん、セドリックやハビシャムさんときたら小公子もですね。

レディー・ヴィクトリアン 1

もとなおこ

[mahotyaro]

銀のレディの登場に惹かれ、でもあまりに出来すぎの素敵さに思えたので構えて読んでて正解でした。そこは予想の範疇だったけど、フェアリーランプの物語の展開は好きだった。巻末の短編２本も佳き時代の少女まんがという感じで良くて、少女時代に読んでいたら心に大事にしまう話になったかもと思わせるものでした。