寺田寅彦のレビュー一覧

  • 天災と国防

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    名大の福和先生が著書で何度も引用していたけれど、そこまでの濃密さがある訳ではない。
    むしろ、雑記的な性格の強い本と思った。

    そんな中でも、
    「人が絡んでいるからこそ完全な対策は無理」
    「優先学的災害論(防災できる人が生き残る)」
    「災害とメディア(大げさに切り取る?)」
    といった点は印象的。
    また、ラストの「厄年とetc.」は、40前後にして惑っているような哲学的内容。

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    2018年09月15日
  • 神話と地球物理学

    購入済み

    神話と地球物理学

    これまでに、何回か教えられた説で目新しさに欠けている。

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    2018年01月14日
  • ちくま日本文学全集寺田寅彦

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    ちくま日本文学全集035。

    寺田寅彦。
    夏目漱石の弟子で、物理学者ということだけは知っていました。

    理知的で啓発的な作品を書く人、面白くないだろうなあという先入観があったんですが、冒頭の「団栗」というエッセイを読んでイメージがかわりました。ああ、こういう哀切なことを書ける人なんだ。

    一番面白いのは「自画像」という、油絵を描き始め、自画像に取り組んだときのことを綴った作品。
    吹き出しそうになるところもあります

    それにしても、どの作品も端正な文章です。
    学校の教科書にふさわしいぐらい模範的といったら悪口になるのかな。
    やはり、頭の良い真面目な人だったんだろうと思う。

    寺田寅彦は明治11年

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    2017年11月09日
  • 柿の種

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    寺田寅彦随筆集に比べ、より短く手軽に読めるエッセイを集めた一冊だと思われる。

    忙しい現代の人向け、なのかもしれないが、寺田寅彦の一番カッコいいところも薄まってしまっているので、もし人に最初に勧めるならこれではなく随筆集の方にしようと思う。

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    2017年01月01日
  • ちくま日本文学全集寺田寅彦

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    人魂の一つの場合
    俳句の精神
    化物の進化
    団栗
    地図を眺めて
    天災と国防
    怪異考
    日常身辺の物理的諸問題
    日本楽器の名称
    映画と連句
    映画時代
    比較言語学における統計的
    物売りの声
    物理学圏外の物理的現象
    病院の夜明けの物音
    研究法の可能性について
    神話と地球物理学
    竜舌蘭
    簑虫と蜘蛛
    糸車
    自然界の縞模様
    自画像
    芝刈
    蓄音機
    西鶴と科学
    連句の独自性
    銀座アルプス
    電車の混雑について
    鳶と油揚

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    2015年06月21日
  • 天災と国防

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    関東大震災の頃に書かれたとは思えないくらい今の状況にぴったりと当てはまる意見が多かった。人間は学ばないいきものなのね。

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    2012年12月03日
  • 宇宙の始まり

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    タダなら

    タダならかなりいい線では

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    2012年06月19日