黒木登志夫のレビュー一覧
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購入済み
医学的面からの強い死に対する内容でした。副題に「医学的に、実務的に、文学的に」とあり、私は個人として「文学的に」の意味を大きくとりすぎたのか、少し不満の残る印象です。
確かに医学的に考えた「死ぬこと」はこれまで明確に書かれた一般的な書籍は少ないのかもしれません。その点は、良かったと思います。
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ネタバレWHOは、死因として病死と事故のみを記載している。老衰は寿命の限界に近づいたから。
フランスは結婚を登録制度に改めて出生率が上昇した。
定期的に検診を受ける。
前立腺がん、大腸がん、胃がん、肺がん、肝がんの順に多い。
高齢者が増えているからがんが増えている。年齢構成で補正すると、がんは減少している。
循環器は突然死が多い。多くはカテーテルで治せる。
循環器は、生活習慣病。
高血圧の薬はタイプがいろいろある。高血圧のため倒れるより、毎日薬を飲む方がコスパがいい。
コレステロールの薬は、スタチン系の薬品が使われている。
糖尿病は、合併症が怖い。患者数は1000万人、グレーゾーンが1000万人。 -
Posted by ブクログ
86歳になるというもともとはガンの研究者の先生が、新型コロナウイルスについて解説する本の第2弾。第1弾は2020年の12月で、この本は2022年の3月。第6波が終わる頃だから、この時点ではまだ第7波というものすごい波が来る前の状況なので、今だと著者はどう思うのだろうか。「ちょっと増えては消えていくような小さな波、あるいは、オミクロン株並みの高さではあるものの病原性の弱い波などが、繰り返す可能性がある。」(p.228)という「終わりの始まり」シナリオが有力、というのが著者の考える有力な可能性なんだけど、なんか「始まりの終わり」というシナリオ2か、「終わりなき始まり」のシナリオ3に寄っているのか
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Posted by ブクログ
まずは著者の黒木登志夫氏の年齢に驚く。
1936年生まれの85歳 84歳で出版ということである。
感染症は氏の専門外と思われるが、新型コロナで騒ぐ世間に正確な情報が提供されていない事を憂いての著作と思われる。
次に武漢ウイルス(病毒)研究所の石正麗がBSL2で新種のコロナウイルス扱っていた事には驚かされた。しかもアメリカとの危険な共同研究を行っていたとは!
厚労省、首相官邸、内閣府 官僚機構の対応が多分そうだろうと考えていた以上に拙かったことも・・いや、これはそれほど驚かなかった。
この著書が出版されてから、ワクチンでまたまたまずい対応が続くことに納得した。
いや、本当に情けない。
毎日 -
Posted by ブクログ
わかりやすいし、信頼がおけると思う。
しかし、情報が断片的に並べられている(まとまりがない)感と、内容によって表現の砕け方が気になる(取りようによっては、ちょっと上から的だったりする…)ところがあり、読み手の好き嫌いは分かれるだろう。
日経書評は「巷にコロナ本は山ほどあれど、なにはさておきまず読むべき本だ。」「一家に一冊、必携のコロナ対策ハンドブック」と手放しの褒めようである。
ただし、「唯一残念なのは検索がないこと」ということなので、購入するなら電子書籍がいいかもしれない。
・感染の大元は口と鼻。口から出た飛沫が口に入って感染する。だから「口は災いの元」の病。うまい!
・新型コロナ -
Posted by ブクログ
PCR原理主義と厚労省批判
コロナウイルスとは、何かを科学的に解説しているが、やや専門的すぎてとっつきにくい。
さらに、厚労省批判は、同感として、兎にも角にもPCR検査という主張は「新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実 」(峰 宗太郎)を読んだあとだっただけに違和感を感じた。
偽陰性を出す感度と、偽陽性を出す特異度については触れられていたが、検査を2度やれば問題ないとの考え。とにかく、陽性者を社会の中から抽出し、隔離するのが一番というように聞こえてしまった。
他方、PCRを増やすことにより偽陽性が生じることによる医療逼迫については、あまり言及していない。
著者は結構なご年齢で -
Posted by ブクログ
木下本,野口本に続く文章の書き方ガイド本。
木下本「事実と意見を分ける」,野口本「メッセージを明確に」,そして本書では「簡潔・明快・論理的」を強調。
審査と評価,プレゼンテーション,英語,コンピュータ利用も章立てされており,研究活動全般で参考になる。好まざるといえども英語の世紀になったなら,箸文化だけれどもナイフとフォークを使えるようにすればいいだけのような考え方がいい。基本は使えればいいが,上達したければ勉強すればよい。箸文化は箸を使う人たちしか残せないので,日本語は日本語でしっかりと文化と共に残しておくことで独自性を維持し,英語による序列化から距離をおこくことができる。
少し古い(20