あらすじ
糖尿病、心臓病、がん、感染症-生命を脅かす疾患の解明は進み、治療法も進歩した。しかし寿命には限界がある。いったい何が寿命を決めるのか。人はなぜ太り、歳をとり、病気になるのか。本書は、がんと狭心症を体験した著者が、歴史と生物進化の視点から、遺伝子と病原微生物の狩人たちの人間ドラマを背景に描く、臨場感あふれる医学物語である。生と死をめぐる文学作品や映画の名場面が知的好奇心に彩りを添える。
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Posted by ブクログ
碩学の書というにふさわしい。たばこをやめる、野菜を食べ塩分を控え、カロリーをとりすぎない、運動する、毎年健康診断を受けるという至ってまっとうな話だが参考文献と書きぶりが素晴らしい。