月原渉のレビュー一覧

  • 九龍城の殺人(新潮文庫nex)
    私的にはこの著者の中で一番面白かった作品がこれかな?

    前半は、主人公や香港で出会った人たちとのやりとりになっていて、後半から一気に急展開がくるといった構成になっています。

    正直読むまでは、暗黒街を舞台としているので、結構重めな内容かなと思ったけど、想像していたよりかは軽かったです。
    (ホンファの...続きを読む
  • 九龍城の殺人(新潮文庫nex)
    母親が死んで 残された麻雀牌を持って 母のルーツ香港に行く。

    6本指の女 おどろおどろしい九龍城

    その中で スキッとしてかっこいい 主人公フーと

    シャクティー

    祖母は 謎の組織のボス シェリー

    娯楽色満点!

    終わり方もえー!だけど いい結末でホッとしました。
  • 九龍城の殺人(新潮文庫nex)
    抜群に面白かったです。
    最後の方の解決編は
    ハラハラドキドキが止まらなかった!
    意外な真相も驚きました。
    初めての作家さんで
    〇〇の殺人ってタイトルで
    よく目にしていたので他の作品も
    期待大です!
    香港マフィア系の話って
    すごい好み。
  • 月光蝶―NCIS特別捜査官―
    「黒翼鳥」がよかったのでさかのぼって読んでみました。登場人物もほとんどかぶらないので、順番の前後は特に問題になりません。「卑怯だ」という人もいそうですけど、トリックはこちらの方が好みかな。
  • 月光蝶―NCIS特別捜査官―
    横須賀の米海軍基地と市街地で発生した2つの殺人事件.それぞれ殺害場所と死体発見場所が基地内と外、しかもゲートを通過した記録がない.米海軍のNCISと市の基地対策課特別室が難問に取り組む.単純なストーリーに見合う基地反対活動家が米海軍に拘束されるが、彼も殺害される.米海軍の切り札的な女性捜査官が解決す...続きを読む
  • 九龍城の殺人(新潮文庫nex)
    真実の部分がちょっとぎゅっとなってる気がした。
    でも思ったよりライトでサクッと読めたので、面白い。
    三人が友人として思い合ってるのが、美しいなぁ。
  • 炎舞館の殺人(新潮文庫nex)
    シチュエーションと雰囲気がかなり好きなテイストだった。全体的に占星術殺人事件を思わせる様相で読んでてワクワクした。
    謎解きは結構スタンダードというか古典的な感じかと思ったら、さらにもう一捻りあってそこは予想外だった。ただ、どっちにしても可能不可能の吟味がちょっと物足りないなぁと感じた。もう少し検証し...続きを読む
  • すべてはエマのために(新潮文庫nex)

    舞台は戦時中のルーマニア
    そこにリサとエマという姉妹がおり、リサは看護師としてロイーダ家に雇われる事になる
    リサの他にシズカという医師も専属としてロイーダ家に雇われたとのこと
    2人はロイーダ家に向かうが、そこでは奇妙な事件が待ち受ける
    医師や看護師が不要な健康体の当主
    リサと瓜二つの顔をもつ少女
    ...続きを読む
  • 鏡館の殺人(新潮文庫nex)
     使用人探偵シズカシリーズ第4作。綾辻行人氏の館シリーズにも言えるが、不気味な館には御用心、という感じ。
  • すべてはエマのために(新潮文庫nex)
    舞台は、第一次世界大戦後のルーマニア。
    戦争中の歴史やルーマニアに詳しい人には、納得できる部分があるのかな?

    私はあまりルーマニアという国について詳しくはなかったので、「へぇ こんな感じの国なんだ」と思いながら読みました。
    舞台が戦後ということもあって、少し重い話のようにも感じる人もいると思います...続きを読む
  • すべてはエマのために(新潮文庫nex)
    これまで目にしたことがない異国の風景が目に浮かぶようで、それだけでも読んで良かったと思いました。表紙につられて買いましたが、読んだ後は一層、表紙が気に入りました。読み始める前はファンタジー物かなと勝手に思ってましたが、読み応えのあるミステリーで面白かったです。
  • 九龍城の殺人(新潮文庫nex)
    ガチガチミステリー期待して読んだけど裏社会の人間ドラマがメインなライトなミステリー。でも、物語的には面白かったし読後感はよかった。
    ガチガチなミステリーを読みたい!!って人以外には全然おすすめできる作品
  • 犬神館の殺人(新潮文庫nex)
    館もののミステリーは大好きなので本屋で見て即買い。
    使用人探偵シリーズの3作目ですが、そんなに繋がりはないので単発で読んでも大丈夫。
    今作、とにかく館の見取り図が欲しかった!
    おそらくトリックに直接関わるから載せてないのでしょうが、結構移動もあって複雑なので自分で見取り図を書こうかと思いました笑
    2...続きを読む
  • すべてはエマのために(新潮文庫nex)
    今回はしずかさんの出番がないかと思ったら、医師で登場ですかい!

    場所はルーマニア。妹のエマのためにある一族の当初の看護師となったリサ。

    そこで当主が亡くなったことから連続殺人が起り……。

    今回も面白かったです。しかし、しずかさんは何者なのだろうか?
  • 鏡館の殺人(新潮文庫nex)
    人里離れた奥地に建てられた広大な館。
    そこに集められたのは、訳ありの少女たち。
    その館には多数の鏡が設置されていることから、鏡館と呼ばれていた。
    嵐の夜、館は孤立する。そこで発生する殺人事件。現場は、密室の状態にあった。
    この設定で面白くない訳がない。
    ミステリ好きの琴線に触れるような設定で、とても...続きを読む
  • 九龍城の殺人(新潮文庫nex)
    表紙のタイトルで選んでみたけど、丁度良いライトなミステリー。ちょっと暇潰しにミステリー読みたい人にオススメかも。
  • 炎舞館の殺人(新潮文庫nex)
    欠落した人たちが集まるからこそ他のミステリーとは違う面白さがありました。

    この館シリーズは、基本的にどの物語から読んでも内容が分かり面白いですが、家政婦、栗花落さんがどんな人なのかを知った上で読むと面白いと思います。この物語を読む前に何か一冊、同じシリーズの本を読んでおくとより面白く読めると思いま...続きを読む
  • 首無館の殺人(新潮文庫nex)
    使用人探偵シリーズの第二作目!!記憶をうしなっている主人公!首を切り取られた死体!浮遊する首!途中途中のシズカさんの謎セリフ!これは謎謎謎!!!謎の千本ノックやぁ〜ってくらい謎がどんどん増えていって謎が解けるまでは何が何だかなんのこっちゃ状態やったのに後半一気にわかりやすく謎も伏線も解けていって読後...続きを読む
  • 首無館の殺人(新潮文庫nex)
    貿易商、宇江神家が住む館は、世間から別名を首無館と呼ばれている。そこで実際に密室状況で、斬首された遺体が発見される。その事件を皮切りに連続殺人事件が発生していく本格ミステリー
  • 犬神館の殺人(新潮文庫nex)
    今のところ読んだ月原さんの作品では、これが一番好きかも。シズカさんとひよこさんのやり取り結構いい。
    よくこんなシチュエーションと三重密室思いつくなぁと思うし、ある意味今までの中で登場人物と設定が一番シンプルだったので、理解しやすかったかな。