月原渉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ表紙の雰囲気に惹かれて。
過去作を読まずに本作に手を出したせいでシズカさんがどんなキャラなのか全然把握しきれなかったし他の人達の人物像もふわっとした感じだったからあんまり感情移入することなく淡々と読み進めてしまったけどまぁ面白かった。
個人的には「すべてはネネのために」の方がタイトルしっくりくるかな?という印象を受けた。
でも視点を変えればネネのためだったりロイーダ家のためだったりエマのためだったり…各々が守りたいもののために行動した結果なんだなぁと…
最期ハッピーエンドで良かった。
過去作のシズカシリーズも読んでみたいな^^ -
Posted by ブクログ
ネタバレロジカルにものごとを考えるとこうなる、というオチなんだと思う。もちろん時代背景等もあるだろうけど、それはむしろ動機だし、クローズドな環境で起きたこととそこに存在する要素を対応させたら、そうならざるを得ない。
だけどそれだけだと面白くないわけで、今回は世界観の設定やキャラクターを際立たせたという感じがある。日本でありながら治外法権まかり通る異国世界は、どちらかといえば異界に近い雰囲気で描かれているし、人形のような双子とか、ゴシックホラーをねらってるんだろうなという印象。
そういう意味で良くも悪くも淡々とした文調で進む。読み終わったら、紅茶、かな。 -
Posted by ブクログ
穿った見方をすることに慣れてしまっているということもあり、最終的な結末というか、こう言うことだろう的なものは思ったとおりだったけれど、肝心の序盤からずっとテーマであった謎たちについては、「シズカさん、もう少し頭の悪い私にもわかるように説明してくださいな」と言いたくなるほどにさっぱりで、そう言う部分を含めて、痒いところに手が届かないと言うか、座り心地が悪いと言うか、そう言った心地悪さが常にある内容だった。
時代背景だとか、世界観はあまり読んだことのないもので、想像の範疇でしか描けなかったけれど、雰囲気がとても出ていて良い。
本のボリュームの割に、読み応えのある作品だった。
シリーズ2作目と知らずに読んでしまったが、特に問題はなさそうなので、のちに1作目を読もうかと思う。