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妾腹の少女たちが暮らす「鏡館」。左右対称の新旧の館に、48枚の姿見が配置されている。富豪の父は一年に一度訪れ、政略結婚のために娘を選び出す。それは籠の鳥のわたしたちが自由になれる唯一の機会。今日はその大事な日なのに……。鏡に映るわたしの隣に、「死んだ姉」が現れる。鏡面に浮かぶ不吉な文字、新旧館の構造と姿見の謎、密室の逆トリック。そして殺人者は、鏡から出現した!
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Posted by ブクログ
再読。 とても面白い。 月原渉さんの本はずっと好きで、使用人探偵シリーズの中でもこの『鏡館の殺人』が一番好き。 すました顔で言葉が通じないからってロシア語で暴言を吐くのが好きです。 シズカさんかっこいい。
え?もしかしてホラー?と身構えてしまった冒頭。 この中から何人死ぬんやろか?と思い読み進めて迎えた中盤。 そして解決編では「は?は?は?いやいやいやまってまってwww」 この人かな?この人も怪しいな?一人称のこの子の精神けっこうヤバない?そもそも使用人の分際で偉そうに仕切ってるこの人の言うてることは...続きを読む信用できるん?とか独自に推理してた時間返してwww
時代背景と言い、世間から隔絶された豪奢な洋館と言い、僅かに感じる横溝正史風味から、まずはこの謎に吸い込まれて行った。 月原渉氏の著作は先日読んだ「九龍城の殺人」に次いで、これで二作目になるのだが、とても登場人物同士の関わりと、それに伴う感情の動き、そしてその背景の描き方が綿密だなぁ。と言う印象。 ...続きを読む 鳥が鳥でいられるには、外の世界に向かって飛んでいくしかないんだよ───。 籠の鳥に自由は、手の届かない夢ってことか───。 わたしたちに人権なんてない。出荷される家畜と同じなんだ───。 本能のままに子を為した奔放な父親。そして本来なら恋に友情にと最も輝けるであろう年頃に、潤沢な資産の元とは言え、政略結婚の値踏みをされる為だけに軟禁状態の暮らしを送る娘たち。 正直、この謎のトリック自体は納得し切れて居ないのが本音ではある。纏め方の無理矢理感は少々否めない。が、不遇な彼女たちの悲痛な叫びと、それでも自由を求め羽ばたこうとするその背中にそっと手を添えたくなった。ミステリーとしての面白さは勿論、そこに浮かび上がる人間ドラマが魅力的な満足の一冊。 それにしても、双子が忌み嫌われるという古い日本の思想は理解しかねる。片方を口減らしの為にと容姿に出すやら、座敷牢やら、酷い場合は間引きだとか、正気の沙汰じゃない。そして双子を産んだ母親は畜生腹と揶揄されることもあったと言うんだから尚更驚きである。どうなってるんだ昔の日本人よ。
使用人探偵シズカシリーズ第4作。綾辻行人氏の館シリーズにも言えるが、不気味な館には御用心、という感じ。
人里離れた奥地に建てられた広大な館。 そこに集められたのは、訳ありの少女たち。 その館には多数の鏡が設置されていることから、鏡館と呼ばれていた。 嵐の夜、館は孤立する。そこで発生する殺人事件。現場は、密室の状態にあった。 この設定で面白くない訳がない。 ミステリ好きの琴線に触れるような設定で、とても...続きを読む楽しく読めた。
使用人探偵のシズカシリーズ4作目。 前の3作がすごく好きで購入しました。 美しい使用人のシズカさんがお使えする館では事件が起きる、、、事件の謎もそうですが、私的にはシズカさんの方が気になります笑 今回はちょっと真相にたどり着くのが難しかった感じ。スッキリというより、ん?そうだったかな?と前に戻って読...続きを読むみ直しました。 こちらのシリーズ、賛否がかなり分かれるようですが館ミステリー好きとしては外せないかなー笑
タイトル買い。 暗黒館の殺人を思わせる雰囲気がずっと漂っている感じだった。トリックやオチはなんとなく想像できたので、後半の謎解き部分がちょっとまどろっこしく感じてしまった。全体的には読みやすくて比較的すぐに読み切れた。見取り図があればもう少しわかりやすかったと思う。 シリーズものらしいので、他の作品...続きを読むも読んでみようと思う。
話の内容はとても面白かったです。 この著者の本はこれで初めて読みましたが、装丁も美しく尚且つ設定や登場人物のやりとりが面白くて同じ作者さんの本を他にも読んでみようと思うきっかけになりました。 しかし、見取り図があるともっと良かったと思いますし、トリックは「そう来たか〜」と少し残念な感じだったので...続きを読む星3つにします。
key word 鏡 娘たち 閉鎖空間 2つの館 宣言 鏡は映し出すもの。正しくも、誤りも。 物語は面白く、止まりませんでした。テンポも良い!他の本も読んでみます。 私は、一部納得できなかったので星3つ。 そんなに分からないものかな…?そんなことできるのかな?って思いました。同時に、そ...続きを読むの状態について調べてみようと思います。知見が広がる予感、本当の出会いに感謝です。
黒澤家の娘たちが住む鏡館で起こる殺人事件。今回も最後のシズカさんによる論理的考察シーンがよかった。なんとなく最初からオチの一部に勘づいてしまうのもあるけど。 これは館の見取り図とか鏡の位置のナンバリングの説明とかあったら面白かったかも!
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鏡館の殺人(新潮文庫nex)
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