押切蓮介のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
漫画読みなら、絶対読んで欲しい
ただでさえ、押切作品大好きなのに、そのステキな押切ワールドにまさかの藤田先生がご登場。
溢れんばかりの謎の熱量に読む手が止まらなかった。
押切さんの「人の業」に関する描写は毎度ながらスゴイ!としか言いようがなくて、そこがまた堪らなく面白くて大好き。
続きが益々気になる。 -
Posted by ブクログ
ありゃ、この『妖怪マッサージ』も(3)で完結か
結構、残念だな
人間が研鑽してきたマッサージの技術を、妖怪に使うって設定とストーリーは面白かったから、もうちょい、長続きさせても良かったんじゃないかな
けど、この(3)で見事に話がまとまっているのも確か
忌木先生には、この経験を次回作に、しっかりと活かしてもらいたいもんだ
次は、押切先生の力がなくても、きっと面白い作品にできるはずだ、と信じている
次回作も、この『妖怪マッサージ』のような、エロさが強いコメディの方が良いんじゃないだろうか
忌木先生が、何を描きたいか、それは先生自身にしか分からないにしろ、ファンとしちゃ、先生と相性が良いのは、エロコメディだろう、と思う
人の男とモンスター娘の様々なカップルがイチャイチャする、恋愛短編集とか読んでみたいトコだ
最初から最後まで、テンションとクオリティが高く、押切イズムが全開だった『妖怪マッサージ』を描ききった忌木先生の、成長した実力なら、ラブコメもいけるはずじゃないかな
妖怪を揉んで癒す、当初は戸惑っていながらも、次第に、その仕事に遣り甲斐を掴み出し、使命として受け入れた圧子さんも、忌木先生に負けないほど、ストーリーが進んでいくごとに成長していた
しかし、地獄へ落とされた上に、仏の加護で、人ならざる存在の領域に到ってしまったのは想定外だった
仕事が、単なる金を稼ぐ手段でない者が辿り着ける境地だな、こりゃ
仕事がキツく、不安になる事があっても、自分の気づかない内に、血肉になっている事はあるのかね
エロエロしいコメディではあったが、仕事に対する姿勢について考えさせる深さもあったな
やはり、次回作が楽しみだ
完結巻も、結構、インパクトのある回ばかり
その中から、シンプルに笑撃的だったのが、19揉み「化け狸」
ちょっとばかしアウトな内容な気もするが、個人的には嫌いじゃない
掃除と脱臭、それは大変だったんだろうなぁ
圧子ちゃんは学んだに違いない、金玉に刺激は与え過ぎちゃいけない、と
この台詞を引用に選んだのは、ナイスツッコミ、と拍手を贈りたくなったので
煩悩塗れで、頭が空っぽのエロ坊主だけあって、実に澄んだ音が鳴ったもんだ
打たれた精間の面も、よりムカつくもので良い
ただ、ケチを付ける訳じゃないにしろ、どうせなら、“パイ”ルドライバーを決めて欲しかったな
個人的に好きなのは、クロスアーム・パイルドライバーなんだが、おっぱい好きの精間へダメージを与えるなら、男色ドライバーの方が適してるか? -
購入済み
名作
この作者を知ったのは最近ですが、のぶちゃんのアクビ顔を見たら買わずにいられませんでした。
マンガ(に限りませんが)は長けりゃ良いってもんじゃないという好例。絵も独自性があって、見ていて楽しい。行間?からあれこれ心情を想像するのも楽しい。
押切氏、凄い漫画家です。 -
購入済み
おもしろかった!
自分ではギャンブルをいっさいやらないけど、それでもこんなに楽しそうにギャンブルをしている主人公たちを見ていると嬉しくなりました。
いろんな人生があって、いろんな「楽しい」がある。
人間の多様性、生き方の多様性。
ギャンブルは叩きやすく、ギャンブルをする人たちもまた蔑みの目線の対象になりやすいですが、明るく楽しくマナーよく、ギャンブルを楽しむ人たちが幸せになれますように。
そんな風に思えるマンガでした。 -
Posted by ブクログ
ほんと、忌木先生、凄いな
数いる漫画家の中でも、押切先生は相当にクセが強い漫画家だと思うんだが、そんな押切先生の原作の良さをまるで殺さず、押切先生ですら自覚していなかった良さを引き出している
よく見つけてきたな、この逸材
二人の呼吸が(1)よりも合ってきたからか、(2)はより良くなっている
月並みな表現だが、ほんと、面白さのツボをよく押さえていて、なおかつ、力加減が絶妙
あんまりにも最高すぎて、読んでいるコッチが、作中に登場する、女妖怪たちのようなアヘ顔になってしまいそうなので、電車やバスの中では読めない
無表情に自信がある人はチャレンジすればいいが、そんな矜持すら、この『妖怪マッサージ』のヒロイン・あっちゃんは、桁違いの指圧技で崩壊させてくる。何せ、ストーリーの質が上がってるってコトは、ヒロインのパワーも高まってるってこと。(1)の時のあっちゃんと同じと思うことなかれ
本人は、まだ抵抗があるようだけど、確実に妖怪マッサージ師としての格が出てきている。千子さんと比較しちゃうと、差はあるけど、少なくとも、彼女の影くらいは踏めるトコまでは近づいてきているんじゃないだろうか?
妖怪好きも、エロコメディ好きも、マッサージの知識が欲しい人も、十分に楽しめる
魅力は多いが、何と言っても、ツボを押され、体に溜まっていた疲れや辛さが緩和された妖怪らが幸せになれるってのは大きい
まぁ、中には、人間に害を為すタイプの妖怪もいて、そいつにはお仕置きの面が強い感じだが、それはそれで面白いので気にならないな
また、(1)で懲らしめられた花子が丸くなっているだけでなく、ほんのちょっとだけ成長し、自分、恩人、そして、居場所の為に頑張る、15揉み「枕返し」は印象に強く残った
次巻への引っ張り方も、実に上手く、読むのもそうだが、感想を書けるのが楽しみだ
しかしなぁ、ケチをつけたい訳じゃないんだが、正直、「これは失敗なのでは」と思ったのが、巻末の押切先生の漫画だ
本編、食っちゃってるじゃん。人によっちゃ、本編の良さを忘れちゃうぞ
なので、(3)は押切先生にも、読み手にも我慢してもらって、押切先生の描きおろしは無しで・・・いや、まあ、読めたら嬉しいですけどねぇ、ぶっちゃけ
この台詞を引用に選んだのは、カッケェー、と思ったので。客商売、確かにお客さんを立てるのも大事だけど、引いちゃいけない一線はある。譲れないとこは、自分を曲げず、しっかりと意志表示してくれる店員さんがいる店は信用できるよな -
Posted by ブクログ
『ピコピコ少年』など押切蓮介先生(完全に同世代)の自伝的マンガが大好きで、お母さん絡みのエピソードにもいつもめちゃめちゃ笑わせてもたってたんですけど、まさかそのお母さんを主人公としたマンガが読めるとは……!
「歴史の授業で赤の他人の事はたくさん知ったのに 目の前にいる母の歴史は何も知らない」(#1より)
そう思い立った漫画家志望の18歳・神崎良太は、実家のある下関で過ごしたという母の青春時代を紐解いていく――……が、そうして明らかになっていったのは、喧嘩と反発に明け暮れるスケ番のぶちゃんの破天荒な日々であった!
すっっっっっごい良かった。すっっっっっごい面白かった。
普段は鬱陶しく感じられる親からの説教。
でもそれって、親自身の体験や後悔から出て来るものなんですよね。
その言葉の背景にある失敗談や苦労話に耳を傾けることで、自分自身のルーツを知る。押切先生のそういう姿勢が本当に素敵だし、何よりお母さんに対する愛情と尊敬が伝わってくるのですよ。こういうのはマザコンとは言わんですよマジで。
読後、あまりに胸が熱くなって、『猫背を伸ばして』『サユリ』も再読してしまった。 -
Posted by ブクログ
また一つ、良い作品に出逢えた事を、漫画の神様に感謝しよう
ただ、ここ最近、漫画を司るのは、どっちかっつーと、悪神の仕事なのかな、と思う事がある。大人が子供に良くない、とバッシングする作品ほど面白いのだから、人と面白い漫画の縁を繋いでくれるのは、きっと、人の勝手な都合で悪役を押しつけられた邪神だろう
基本的にゃ、無神論者だけど、そういう邪神様なら信仰できちまうなァ
まぁ、それはさておき、グッと来る、ツボを押される作品だった
あの押切蓮介先生が、原作を担当したってんなら面白いに決まっている、と購入したが、私の期待など、呆気なく上回った
押切先生のストーリーが面白いのは当然だが、魅力を損なうどころか、引き出し、引き上げているのは、作画担当の忌木先生に実力があるからに他ならない
別に、押切先生をディスる訳じゃないが、先生が作画までやってたら、ここまで、心が揺さぶられ、感想を書かせてもらわねば、とはならなかった
押切先生の、良くも悪くもエグい画風は大好きだ。しかし、押切先生の絵柄じゃ、このエロさは出せない。まぁ、押切先生の作品のヒロインが赤面する様は、結構、キュンとしちゃうんだが
漫画家だって、得手不得手がある。自分に出せない良さを、作画担当の漫画家に出してもらうってのも、原作者の仕事だ
このタッグ、それこそ、ONE先生と村田雄介先生、柴田ヨクサル先生と蒼木雅彦先生に匹敵する
内容は、タイトルのまんまで、人間の整体師・揉山圧子が、体に様々な不調を抱える妖怪を、手技で癒しまくる、って感じだ
『エルフさんは痩せられない』と近しいが、あちらは、ダイエットが主軸であるので、潰し合う事にならず、ホッとしている
圧子が、マッサージの天才じゃないってのがいいな。彼女の優れ、なおかつ、誇るべき才能は、相手が妖怪であったとしても「全力で癒したい」と思い、自分の実力の全てを注ぎ込める点だ。怯え、怯みながらも、不調の原因や、それに対応するツボは、人間と同じだ、と気付ける点は、さすがの一言だ
偏見や差別意識を持たず、相手と向き合えば、大事な事が見える、だな
どの回も最高の域に達している。その中でも、私が推したいのは、5揉み「女郎蜘蛛」だ。牝の妖怪の中でも一、二を争うほど有名で、なおかつ、実力もある女郎蜘蛛が恐ろしかった点、これまで何とか、お客さんを癒せてきた圧子が壁にぶつかる点、それらも印象的だが、やはり、千子さんのインパクトは強かった。先輩ってのは、一味も二味も違うもんだ。ぜひ、再登場してほしい
この台詞を引用に選んだのは、グッと来たので。文字だけだと分かり辛いだろうが、実際、このシーンでは、圧子が自身の信念と向き合い、覚悟を決めている。そういう顔は、人種、性別、年齢、職種に関係なく、カッコ良く見えるもんだ。やっぱ、彼女には才能がある -
購入済み
予想外に素晴らしい作品だった!
最初はテレビ化を狙ったキャラクター物かと思ったが、意外や意外、爽やかな感動の名作だった。
お化けを主体としたギャグ漫画が得意の押切先生だが、ミスミソウやツバキといった重いテーマの作品を得て、ハイスコアガールでもストーリー性が強くなってきたが、よもや子供向けのテレビ化狙いと思っていたプピポが、当初の1話読み切りからストーリー性の強い終わり方に変わったの作者の計算だったのかな?
現在漫画アクションに連載中のパチンコ漫画といい、押切先生のネタの広さには脱帽です。
たまには高校生くらいの主人公の漫画を描いてみて欲しいものだ。