山本真司のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
以前紹介してもらって、やっと見つけたマインドの本。
スキルとか能力とかそういうのは今すべきことでない。
とにかく目の前のことに集中して、がむしゃらに頑張る
自分のことをまさに言われていると感じた内容。
どこか、楽なほうへ流れている自分に渇を入れてくれるような感じ。
他人の4倍努力をする。
泥臭いこと、小さいことを積み重ねて、成功体験を作るのが大切。
これについても、マニュアル化とかするのではなく
その過程において、一心不乱に頑張ること。
自分の限界への挑戦をするのが大切。
そうすることで、自分の成長を実感し、また新しい課題や困難に向かっていく自分になれる。
常に心においておか -
Posted by ブクログ
「40歳から」というよりも、コンサルタントの仕事術を一般のビジネスパーソンの仕事にも適用できるのではないか、といった内容。
結構高度だったので、しばらくしてからもう一度読むと得るものがあるかもしれない。
* 戦略:目標達成のために時間と集中力を最適配分する。捨てること。テーマの魅力度だけでなく、自分にできるかどうか(優位性)の視点をあわせて考える。
* 3つの技術(思考技術、分析技術、コミュニケーション技術)を要領よく学習する。
* 仕事を得意/不得意、期待成果の高い/低いで4つに分類し、得意で成果の高い仕事を中心に、得意で成果の低い仕事をプラスし、バランスを考えなが -
Posted by ブクログ
・「自分で考える」ためには、実体を先に考えなければならない。それは具体的イメージであり、生き生きとした三次元での動きであり、人間の息遣いであり、感動だ。右脳の作業、つまり想像力を働かせて、「あるべき姿」を描き出すということだ。
・いったん頭に描いたイメージを、動かしてみればいい。誰がどんな風に働いていけばいいのか。顔色や表情や言葉まで想像して、一生懸命に頭の中でシミュレーションする。どうしたらこの会社の従業員は、明るく前向きに働けるのか。そこを先にイメージして、どんな障害があるのかを抽出するんだ。
・「事実は知るべきである。しかし意見は有害である」
・哲学・宗教・心理学を勉強する。
・過去のコ -
Posted by ブクログ
(flierで流し読み)
BCG, ATカーニー, Bainなどの外資戦略コンサルで日本の責任者を歴任してきた(?)と思われる、現在ビジネススクール教授の山本によるマネジメントのノウハウ本。2週にいっぺんの会議ではなく週何度もこまめに、短く行う会議の方が修正しやすいこと(ムカデ型ミーティング)を考慮したチーム管理手法、マネージャーが強い意見を押し付けるのではなく、仮説を持った上でメンバーに議論を促し最後にまとめ、メンバーに手渡す、主体性を高める手法などが紹介されている。flierで紹介されているのはこの程度なので、これだけ聞くと単なるハウツーの感じを受けたのと、そこまで新しい感じもしなかった。 -
Posted by ブクログ
「仕組み」というよりは、「ノウハウ」や「技」と呼ぶほうがしっくりくる内容だった。
僕の中では、「仕組み」は基本の型であり、汎用性が高く、まずはその通りやればだいたいうまくいくというもの。
一方、「ノウハウ」や「技」は、やってみるとうまく行くとことがある、というもの。
役立つ情報はいくつもあったが、仕組みとして日常に組み込むというよりは、ノウハウとして必要なときに使える技が中心だった。
前半の「なぜ仕組みが必要なのか」については、組織構造の変化を理由にしていること以外は、納得することが多々。
著者は、仕組みが必要なのは日本企業の組織構造がピラミッド型からフラット型に変化したからだと結論づけ -
Posted by ブクログ
2種類のマネージャーを救ってくれる本。
(1)権限委譲だと仕事を任せる→期待値通りの成果物が出てこない→結局巻き取る→メンバーしょんぼり&マネジャー多忙
(2)手取り足取りフォローする→成長しないし受け身に育つ→マネジャー多忙
◯育たないマネジメント
・任せると決めたら任せろ。期待通りの成果が出てこなくて巻き取ると、メンバーは肯定感が薄れる&マネージャーは更に多忙になる
・めちゃくちゃフォローするのも良くない。メンバーのマネージャーを好きになるし職場満足度はわかりやすく上がるけど成長せず受け身になる&マネージャーは更に多忙になる
◯初速をつけられるように育てる
・仕事の -
Posted by ブクログ
フラット型組織になるための仕組みが作者の経験から持て余すことなく語られた一冊。
プロジェクト序盤でリーダーが仮説を全力で練り、その仮説は引き出しにしまう方法は面倒だが長期的に見ると効果的に感じる。ファシリを意識して答えを言わずに、メンバーに板書をしてもらうのはやってみたい。
また相手の考えと自分の考えをブレンドさせるために、相手の意見だけでなく観察事実と思考回路を抽出し、自分の考えをミックスさせるのは黙って相手の話を聞くことにもつながりそう。
その時はわからないフリが効く。
できるメンバーに対しては競い合うと良い。
今まで自分の戦略をただ実行してもらう作業員のような関係になってしまって -
Posted by ブクログ
久しぶりにビジネス書.
昨今のトレンドともなっているフラット型組織について,軽快に読みやすい一冊.
こう言う本は似た様な,サラッと読んじゃうと,あれ?同じことじゃね?って言う経験を重ねがちなんだけど,これもその一つだったわけだけど,「そう言うの」を重ねて繋ぎ合わせて,自分のマインドに落とし込んで行く,と言うのがビジネス書を読む…いや,読書し,学ぶことの意義なんだと思う.
今まで読んできた本をベースに,「声かけ」や,「行動」の具体的なtipsに満ちていたことは読んで正解だった.
ただし,単なるマネージャーやリーダーであれるわけもなく,常にプレイングマネージャーであることが求められている立場上,料 -
Posted by ブクログ
ネタバレ• プロジェクト運営の基本原則(42)
-捨てる
-教えない
-非常識
<第1回講義まとめ>(74)
• 自分で考える
-判断基準は「他人の目」ではなく「自分の目」
• 考える=イマジネーション
-「左脳(言葉、論理)」は伝達の手段、イメージを描くのは「右脳(想像力の世界)」
-「他人の考え」の中から選ぶのではなく、実体(具体的イメージ、三次元での動き、人間の息遣い、感動)を先に考える
• 考えを深める=イメージを動かす
-「あるべき姿」を想像し、課題の「根っこの原因」を把握する
• 自分で考えるにあたっての障害を除去する
-事実と意見を区別し、事実だけに耳を傾ける(例・三悪 -
Posted by ブクログ
古めかしい言葉選びのセンスや、違和感の多い会話はやや気になる。ただ、若者が読むべきビジネス書としての価値はある。
20代のうちは「仕事筋」を鍛える、というコンセプトは面白い。
サッカーや野球のような、具体的なスポーツでしか活きないような、専門的知識・スキルばかりを追い求めるのではなく、どこでも通じる「筋力」を鍛えよということだ。
ビジネスで言えば、学習力、努力力、極端力、極端な勉強と時間配分を行ってから、自らを省みる、達観力、受容経験が重要だという。
ロジカルな思考やコミュニケーションスキルが重要だということは、どこ言っても口酸っぱく言われるもの。この本は、そもそも、「一生勉強をし続け -
Posted by ブクログ
"読み物として、まぁおもしろい。小説仕立てで、20代の若手への著者からのメッセージ本。
上滑りしている印象を受けた。本来、仕事とは社会に貢献することであるが、仕事に対する哲学が全くない。自らの成長のみに焦点をあてているため、企業から自らの身になることを搾取し、渡り歩くことをよしとしているように見えなくもない。もちろん、自らが望む方法で社会への貢献を果たすため会社を換えていくというのであれば、まだ納得する。どちらかというと、自営業的な人を対象にしているとみればよいのかも。サラリーマンとしての処世術とするには、少々身勝手すぎるような印象を受けた。
でも、若いころは何か明確なイメージなどで -
Posted by ブクログ
「仕組み」仕事術、40個の部品を紹介。
マネジメントとして参考になるノウハウを公開。
部品12「ER」
24時間営業のトラブルシューター
①部下がかけこんできたときに、絶対に叱責しないこと
②トラブル処理に全力を集中すること
③原因究明は、トラブル処理に関係が薄い時には後回しにすること」
・病院のERのような存在
①どんなにその人の怪我が、その人のばかな行動を原因にしていてもそのことを追及したりしない
②眼前の救命活動に集中する
③救命に直接関係のない原因究明はやらない
④生命を助けることに全力を集中する
自分がマネジメントの立場になったら、もう一度再読したい本。