山本真司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マネージャーのあり方を説いた書籍。
一言でいえば、「ブレイン・ジャック」と「ベン図法」。異質との出会い。
一人で何でもするのではなく、部下の思考回路に溶け込むと同時に、自分の領域に取り込む。
頭のジャック。同時に、誰からも勉強できることを認識できる仕組みである。
後は、参考になった言葉
○プライドだけが高いだけの特定分野の専門バカで、便利扱いされるだけの人になってしまったことに気付く。(P187)
○「部下の自分史」語らせ作戦(P222)
○「永続的自己成長」
まずは、「行動あるのみ!」。「いま、何を勉強しているか?」「この一年で何を学んだか?」を反芻してほしい。忙しいからという言いわけは聞きたくない。忙しい→時間がない→勉強できない→自分が成長しない→そんな自分を部下が尊敬してくれない→部下を120%活用するようなマネージャーになれない、そして、さらに忙しくなる。悪循環!(P243)
○本を1分でもいいから読み、勉強するという行動を初めてほしい。(P243)
○毎日、笑顔で部下に接する。行動。それが、マインドを変える。 -
Posted by ブクログ
大手電機メーカーに勤める朝倉と、その同期で現在コンサルタントの岩下、阿部の
3人の物語形式で進められていく。
以下本文より。
「三悪追放」として「新聞」「雑誌」「経営本」から離れる。
「新聞」は事実のみを抽出する。意見は有害。
「雑誌」はデータだけを眺める。コメントは批判的に読む。
「経営本」は自分なりの考えが出来上がった後に、比較対象として他の意見を見る。
自分で考える(イメージ生成)ための材料として、異分野を知る
科学的合理主義アプローチ
真理の存在:物質世界では客観的に観察、証明可能な真理が必ず存在する
還元論:物質は要素に分解可能
因果律:各々の要素には因果関係を導き出せる
上記の考え方を会社の分析に導入するのが「経営を科学する」
正しい経営の在り方があるから、会社をいろいろな要素に分解し、因果関係を見つければよい。
数字をグラフ化したようなものは分析とは呼ばない。ただの描写。
どのデータから何が言いたいのかが重要。
理想的なレポート
現状の簡単なレビュー:描写
現状=結果をもたらした原因の因果関係の分析。最重要
課題の構造と結果が生まれる経緯
だからどうする、行動の提言
それをどうやる、計画
なぜ、を頭に入れながら情報収集する
とりあえず情報を集めよう、は絶対に避けるべき。
最低限の上質な情報を集める→仮説を構築(因果関係の所見)→仮説の検証(分析)
ストーリーラインの構成
課題の構造→解決の方向性→解決策の代替案と評価→提言と実行計画
→ワンスライドワンメッセージ。小学生にもわかる言葉で書く。
→聞き手のセグメンテーションを行い、そのニーズに応えるための伝達手段
家族IR活動 -
Posted by ブクログ
著者のノウハウが披露されていますが、それよりも著者の今までのマネジメントの苦労談がかなり面白かったです。
自分よがりの著者が組織マネジメントの重要性に気づいて、その後は起業など躍進していくという実体験書です。
躍進のキーワードとして”システム思考”を思い浮かべました。
全体俯瞰で、仮説思考による結論推論の前提をおいて、壁を塗るように全体を徐々に仕上げるイメージで、、、、、
今の時代は、思考のすり合わせ(インテグラル)なのね!
あと共感した部分が、「特定分野高プライドリスク」 という言葉です。
ある特定分野に猛烈な強みを持っている人は、全人的に成長しにくい。
以下の要因のため。
?楽するリスク
・強みになればなるほど、経験例から先が予測できてしまうので、ラクになってくる
・上司や仲間も、その仕事しか与えなくなる → 便利屋になっちゃう
?プライドが邪魔になる
・強みがある故に、自分自身で新たな事へのチャレンジへの障壁となる
まさに「イノベーションのジレンマ」のビジネスパーソン バージョンですね。 -
Posted by ブクログ
45になって仕事に危機感を覚えた元エリートを題材にしたビジネス講義本。
MBAは単なる変身願望だけではだめ。
思考法、分析手法、コミュニケーション技術、時間管理法、人間関係構築術がビジネス戦略である。
戦略とは有限資源の最適配分。なにをやるかは簡単に決まるが、やらないことを決めるののは難しい。なにを捨てるか戦略。
常識となるスタンダードを学ぶのは初等教育レベル。相手を出し抜かなければいけない競争社会では、標準発想で、同じ結論に付加価値はない。どうしたら、世間と違う発想、進め方ができるかを学ぶ必要がある。
求められているのは、特定の技術でも肩書きでもなく、自分の考えをもち、実践して実績をあげること。
過去の成功金縛り症候群。捨てる勇気をもつ。
行き詰まったら、過去は捨ててゼロクリアで考える。
解釈=意見を事実を誤認するべからず。誰かが出した意見が知らないうちに独り歩きして,さも事実のように受け止められ,一斉に思考停止が始まる。
データ分析は批判的に。この数字は事実であるが背景にある実態はどうなっているのかを考える。数字が同じでもメッセージはいかようにも操作できる。
データだけをとりあえず集めるのは絶対にやめる。
一番頭を使うのは人と話をしているとき。何故だろうととことん考え,質問することにより事実をあぶりだすことができる。
(体に汗をかけ,更に脳みそにはもっと汗をかけ)
仮説検証の流れ:
Collect(最低限情報) ⇒ Create ⇒ Confrirm→crystallization メッセージの結晶化→communication
スライドを作成する際には1スライドに1メッセージ。30スライドなだ30メッセージができて,それをつなぎ合わせればロジック骨組みが見えるようにする。
メッセージはできるだけ簡素に誰にでも誤解無く伝わる方言で書く。
理解できない内容は反対される。
⇒共感を得るための戦略(聞き手の立場で考える。時には客層をセグメントごとに区切って話す)
何がダメだけではなく、どうすれば良いを提案を中心に考える。
良い質問をして、相手と同じ土俵にあがって深層を探る。
通用するビジネスパーソンになるにはスキルあげるでもなく、資格をとるでもなく、意識を変えることでなしとげる。一番苦労するのは自分の意識マネジメント。
挑戦する気持ちをもち、自己意識を強め、自立に向けてちょっと行動を起こしてみる。 -
Posted by ブクログ
間もなく35歳ということで、
仕事スタイルが自分にとってもフィットする
著者の本を手に取りました。
「危険なミドル・クライシス」…
30代から40代前半の中堅は、数の少ない若年層にも
頼れず、数の多い上の世代に押しつぶされそうになっている。
という書き出しにもある通り、本当にうまく仕事をしないと
生産性を高めることはできない!
時代の到来だと自分自身も感じています。
「自動的に仕事が回る」仕組みを作れ!が
本書のメインテーマですが、それを実現するために
例えば「初速」、「仮説思考」の大切さ、
ベン図法による「共通領域探し」、「偽装まとめ屋成り切り」など。
知っているようで知らない。
分からないようで分かるアドバイスがいっぱいです。
読んで損はないと思います。是非。
第1章 35歳に近付くと、「自分が頑張る」だけでは回らなくなる
第2章 「自動的に仕事が回る」仕組みを作れ!
第3章 仕組みを作るための10の「思考術」「習慣術」
第4章 仕組みを作るための「人の動かし方」「伝え方」19の部品
第5章 仕組みを作り、動かす「マインド」を生み出す11の行動原則