あらすじ
刊行にあたり著者のメッセージを記します。「本書は、30代の若手に自立のための『成長戦略』を伝えるために書かれたものです。皆さんが今、必死に勉強しているスキルは確かに必要です。しかしそれは、自立のための必要条件に過ぎません。皆と同じでは、自立してビジネス界に存在する意義がなくなってしまいます。各自が自分だからできること。これに気づき、それを追いかけて初めて、自分の存在意義が出てくるのです。今は乱世です。皆さんは乱世に立ち向かう戦士です。天下太平ではない分、不安、焦り、そして不満も大きくなることでしょう。しかし、乱世は大きなチャンスです。企業経営を見ても、乱世の時代しか、企業順位の大きな逆転はありません。このピンチをチャンスに変える。そんな戦略のヒントを盛り込んだつもりです。今の世の中だからこそ、読者の役に立つと信じます」。2004年末刊、同タイトルの書籍の新装版。
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Posted by ブクログ
最近気分が若干鬱々ししていたが、先の見えない不安に対して明確な答えを与えてくれたように思う。
正直心が揺さぶられた。「無欲」に生きるよう努力しよう。
Posted by ブクログ
個人的には十分に自分の仕事での成長戦略のヒントになり得たと思う。いまいち具体的ではないが、例えや言いたいことが何度も繰り返され筆者の明確なメッセージが受け取れた。仕事と自分の将来に悩む現代とこの世代に思い当たることの多い普遍的なテーマに筆者なりの解答が示されているので、しっかりと読み込んで一つの指針に出来る本だと思う。
Posted by ブクログ
日々の業務の対する姿勢を改めさせられる。一年に一回は読みなおそう。
(以下、メモ)
「人気がない」×「好きなもの」で差別化を図る p.40
取りあえず手をあげる作戦、プラスα作戦、他人の仕事もやる作戦、勝手作戦で、アウトプット志向学習 p.59
意識して全体を考える人は伸びる p.74
着眼両端・着手単極 p.289
・ビジネススキルを備え、差別化戦略をも追いかける実力派天邪鬼
・反常識の仕事術を一気に習得する
・大衆化するビジネススクールスキルを超効率で学び習得する
・論理と感情の両端を併せのむことを視野に置き、論理と感情のうち一極ずつを習得し、思考に適用をしていくレゾナンスを思考法
・他者への欲をドライバーにし、自己に対して無欲を貫く姿勢への転換を目指す
Posted by ブクログ
チェック項目21箇所。成長戦略が見えないのが問題。資源は有限・・・捨てる意思決定がなければならない。マズローの安全欲求すら満たされないのが現代。自己実現は夢のまた夢。人生80年を生き抜くのに稼ぐには?自分を磨き続けなければならない恐怖感。何を学んでよいのか?若者に教えるべきは魚ではなく、魚の釣り方。「人気のないもの×好きなこと」で差別化。人気のあるものは競争が激しい。好きでないと続かない。経営者人材を目指す。40代リーダーを目指すならアウトプット志向を。知識そのものよりも学習能力を磨く。全体を眺める人は成長が早い。批判は簡単。対案を考えることが大切。集中し続けるよりかは一度緩めた方がよい。集中と弛緩は一対。人脈を広げるには自分を磨く。自分を磨くために自分より高いレベルの人と付き合うのも一つの手。読書のための読書はしない。必ずアウトプットが目的。心のマネジメント。欲をエネルギーに猪突猛進。欲プラス他者の感情マネジメントの実践。無欲への挑戦。欲と無欲を併せのむ・・・自分への無欲、他者への欲。
Posted by ブクログ
若くしてコンサルティング業界に転職し、さまざまな実績をあげられてきた著者が放つ仕事術。
勉強、スキルアップ、一体自分はどういう能力を伸ばせばいいのか?
戦略不足に陥っている自分を見つめ、激励してくれる良書です。
Posted by ブクログ
30歳で読むより、もっと早く読んでも良いと思う。
スキル面では二十代で身につける方が良い。
自分自身も身につけたい。
重要なスキルは軽くインプットしたら
後はアウトプット重視でやる。
それで分からなかったら
戻る。
それを身につけたら
精神・古典
上の二つを身につけたいな。
また、読んで修正しながら成長していきたいと思える本。
Posted by ブクログ
-捨てることを決める
「自分の戦略・考え など」
p.26 負け組編入恐怖症、戦略不在症候群、目標モデルそんし喪失症
危機感はあるが、成長戦略がない
p.49 ビジネススキルを学ぶだけだと単なる勉強家になる。
差別化を意識して実力派天邪鬼になる。
p.63 アウトプット志向学習
-とりあえず手を挙げる
-自分の仕事プラスα作戦
p.135 ロジカルシンキングは因数分解
p.158 マーケティング分野推薦図書
マーケティング原理 コトラー
p.159 企業戦略
同じ商品なら安く作る会社
同じ価格なら質の高い商品を作る会社
資源(ひと・もの・かね)は有限。どこに配置するか、優先順位を。
自分の強み(優位性)をどこにするか
「競争の戦略」 - ポーター
「会社を変える戦略」 - 山本真司