久織ちまきのレビュー一覧
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匿名
ネタバレ 購入済み見開きの、ソードインパルスの連結エクスカリバー両手持ちがキツキツすぎて気になる。
本当は両手で持っても十分スペースがあるぐらい柄が長いのですが… -
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新装版5巻、最終巻。
オーブでの戦闘。ストフリ、♾️ジャスティス登場。ディスティニープラン。レクイエム。メサイア最終決戦。
アスランの言葉は、最後までシンには届かず。彼を止めることができたのは、言葉ではなく力だったというのが、わかりあうことの難しさか。
互いにわかりあうことの難しさと素晴らしさ。シリーズは違えど、ガンダムシリーズの根底に流れているものはそれだと思っていて、C.E.の世界は拒絶した「SEED」諦めた「DESTINY」じゃないかと思います。
デスティニープランは、個人の可能性を破棄することで分かり合うことを放棄し、完全に選別された階級社会だと解釈しているので、一定の支持を得ている -
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新装版4巻。デストロイ撃破。フリーダム撃墜。ロゴスへの宣戦布告。ディスティニーとレジェンド登場。アスラン逃亡。
ステラを失ったことで、また守りたいものを守れなかったシン。彼の心の隙間を埋めるため、導くための言葉をかけられないアスラン。隙間を埋めたのは、利用するためにシンを肯定し続けるレイとデュランダル議長。
この時のアスランは、自分自身の行動、信念に基づいたはずの行動だったものに疑問を抱き続けているので、先達としてシンに与えられる言葉はないですね。
そのせいで、軍人としての結果というわかりやすい実績も残せないので、言葉も行動も薄っぺらく響いたのでしょうシンには。
決意、覚悟、信念。いろんな -
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新装版3巻。ミーアとのベッドシーンから始まります。慌てすぎでしょアスラン。そりゃあ、朝起きたらベッドにかつての婚約者の偽物がいたら驚くか。据え膳ってやつと割り切ってしまってもいいのでないかな、と思わないでもないけど、そうすると現在の状況に悩みながら、最善の道を取ろうともがくアスラン・ザラという存在ではなくなってしまうんだよな。据え膳って、ある意味では合理的判断と言えなくもないと思うので。ミーアはそういうつもりだしな。恋人同士ならば、当然という感覚なので。
キラ、アスラン、シンに共通するのは思想的に潔癖である点ではないかな、と思います。だから、過去を許せない、現実から目を背けられない、未来への道 -
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新装版の2巻。セイバー登場からガルハナン解放まで。あのザムザザーみたいなMSってなんだったっけ?というか、この戦いの舞台も忘れているな。SEEDは2周したけど、DESTINYは1周しかしてない違いがこういうところで出ますね。
ラクスとアスランって、公にはまだ婚約者なのか。完全にカガリとできているから、無かったことになっていると思っていました。いやミーアなんだけど。このアイドル化したラクスにはびっくりした記憶。アイコンのラクスでなく、ただ消費されるアイドルとしてのラクス。後々の展開もあるけど、議長の策謀はずっと根を張り巡らされていたのだな、と感じますね。 -
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2024.1.26に公開されるSEEDの新作映画。それを受けて発売された新装版です。旧版を持っていないのでちょうどいいと思って購入です。まあ、かつてはガンダムは宇宙世紀だけ知ってればいいかな、なんて思っていた時期もあったのでね。懐かしい。そして、楽しみを自ら閉ざしてしまう自分の愚かさにドロップキック。
アスランを主人公に据えて、彼の視線から描かれるSEED DESTINYということですが、アニメでもシンではなくてアスランじゃなかったっけ?前半はアスランで、後半はキラ。それがDESTINYでしょ。
そんな風に茶化されてしまう不遇な主人公でしたねシン。
映画見る前の予習として、DESTINYの -
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源頼朝と同じ時代にこんなにもお互いを強く思い合った兄弟の存在があったのかと強く胸を打たれる思いがした。
幼い頃から父の仇を思って成長してきた2人。
兄の十郎と弟の五郎。この2人の人生を思うと心が痛くなってたまらなくなった。
2人とも殺された父のためを思って工藤祐経(すけつね)を殺すために17年。
今の時代では考えられないけれど、昔はこういった人生があちこちに転がっていたのだろうと思うと、とても悲しくなる。
著者の言葉にあるように、曽我兄弟の命日である日に近い梅雨の降る強い雨を曽我の雨。または虎が雨とも呼ぶらしい。
梅雨の時期にはこの曽我兄弟のことを思い出しては、この世では幸せになれなかった彼