久織ちまきのレビュー一覧

  • パセリ伝説 水の国の少女 memory 12【電子書籍特典書き下ろしショートストーリー付き】

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    ネタバレ

    12巻もあるような児童書は初めてかも。
    ただしもう1冊あるようなのですが…
    (外伝でない外伝だそうで)

    この本は、児童書という範疇を越えた
    とても大事なものがあると思います。
    特に違う境遇の人とどう分かり合うか、
    という点でパセリが抱く気持ちというのは大事でしょう。

    そして実はミモザは愛されていたんですよ。
    でも、嫉妬というのは本当に人を曇らせるのです。
    思い人の心は通じなかったようですよ。

    そして、ギガの言葉も本当に
    心にとめておいてほしい言葉です。
    悪はなくなりはしないということ。

    0
    2020年06月29日
  • パセリ伝説 水の国の少女 memory 11

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    ネタバレ

    ラストまであと1巻となりました。
    なぜパセリとミモザがあのようなことになったのか、
    そしてフラム国はどうして暴走したのか…
    そのすべてがこの巻で明らかになります。

    印象深かったのは過去のパセリとミモザのお話でしょうか。
    実はこのような出来事に関しては現実世界でも
    たくさん起きていて決して他人ごとではないのです。

    ありとあらゆるものの関係性が壊れるのは
    本当に一瞬なんですよ。
    しかも些細なことで。
    そして壊れるのを修復するのは大変難しい…

    最後にフラグのシーンが出てきて不安しかないのですが
    気になるところです。

    0
    2020年06月11日
  • パセリ伝説 水の国の少女 memory 9

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    ネタバレ

    終盤がとても大事な部分です。
    パセリがついに出し抜いていたと思われたミモザの
    決定的な弱みを握ることになるのです。
    そう、彼女にかけているのは信頼できる仲間です。

    確かにフラム国にはそれはそれはすごすぎるほどの
    技術があるのです、ですがその一方で彼女には
    本物の仲間はいないのです。
    そう、ビスマルク・リンとてね。

    それを自覚できるようになったパセリもすごいし、
    この前の描写にあるレンゲの目を覚ます描写も
    すごく心に刺さるものがありました。

    何のとりえもないといっているけど
    それが自覚できるだけでも十分すぎるほどよ。
    そしてレンゲには正直な気持ちがある。
    それはすごいことなんだよなぁ。

    0
    2020年03月23日
  • 枕草子 清少納言のかがやいた日々

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    FGOのバレンタインイベントに清少納言が出てきたので読んでみた。想像とは違って不幸な境遇だったのは驚いた。著者が初心者向きにいろんなエピソードを入れてくれたので理解が深まって面白かった。

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    2020年03月06日
  • パセリ伝説 水の国の少女 memory 5

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    ネタバレ

    フラム国がついにパセリたちに本性を現します。
    でも、よく読んでみるとなんか感じるはずです。
    彼らがやっていることって
    何ら私たちのやっていることと変わりないんですよね。

    そして、そんな彼らの駒となった
    ある人はきちんとそれに気づいていました。
    だけれどもその立場上、戻ることができなかったわけです。

    で、最後のほうにある事柄が出てきますが…
    ええ、それは…

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    2020年01月05日
  • 枕草子 清少納言のかがやいた日々

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    「春はあけぼの」が有名な「枕草子」。清少納言は宮中で働くことが夢でした。その夢が実現した清少納言が、実際に起きたことや親しくなった男友だちとのやりとり、自分の考えなどを書いた日記です。清少納言の生き方に、背中をおされます。

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    2019年12月26日
  • パセリ伝説 水の国の少女 memory 4

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    ネタバレ

    だんだんと敵が迫ってきているようです。
    相手とて、おめおめと見つかるわけにはいかないので
    盗聴器を仕掛けたりしている巧妙さ。

    でもどうやら敵に属する人っていうのは
    何か特徴的なものがあるようですよ…?

    やっぱりパセリは向こう見ずなんだよねぇ。
    そしてフィアンセの妹、ちょっとかわいすぎるんだけど!!
    素直じゃないけどきちんと見るところ見ている
    油断ならない女の子なのよねぇ。

    記憶をなくした隼人は
    何を隠しているのやら…

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    2019年12月25日
  • パセリ伝説 水の国の少女 memory 1

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    ・この物語は、記憶をなくした少女が主人公のお話です。記憶がないけどそれを気にしながらも自分のもっているまほうの星のいみをしるためにいろんな所にいったりして、すこし危険なこともあったけどそれに立ち向かっています。私はなにがあってもこの少女のように明るく生きていきたいと思いました。とてもいい友情の物語です!

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    2019年01月23日
  • 佐和山物語 あやかし屋敷で婚礼を

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    ネタバレ

    あこのタイムトリップの謎が明かされないまま終わったのがとても残念。
    編集部の指示なんだろうなとは思うのですが、
    この時間の直継にはこの時間のあこが嫁ぐことになる
    というパラドクスがせつなくてしかたなくて、ひとりで盛り上がっていたというのに。
    あこがもどった時間の直継は、あこが恋した直継ではなくて、
    なおかつ、あこは自分の時間に戻れるかさえも不確かなのに。
    なんて心理を勝手に妄想して盛り上がった結果がこれだよ!

    しかしながら許嫁の心にできるだけ沿おうと決意して輿入れしたあこがとても愛おしかった。まっすぐですなおでかわいい。

    とてもおいしかったです。

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    2011年08月05日
  • 佐和山物語 あやしの文と恋嵐

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    たまたま本屋さんの新刊コーナーに置いてあって、表紙の雰囲気からすごく好みな気がすると思って、でも2作目だから1作目から読まねばと思ったのによく行く本屋さん数軒まわったけど置いてなくて、しょうがないから2作目から読んだ。
    2作目から読んでもある程度わかります。でも1作目、大きな本屋さんに買いに行きました。でも2作目読んじゃってたので、読んでる本中断できない性質なのでそのまま2作目読んだけど。
    まあ意味のわからない前置きはそこまでにして、すごく良い。やはり好みだった。
    ラノベとかって主人公とか好きになれないともやもやしちゃったりまあそういう感じなので(こういう恋愛が絡んでくるのは)、
    主人公のあこ

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    2009年10月04日
  • パセリ伝説 水の国の少女 memory 1

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    お父さんとお母さんを亡くしたパセリはあまりにもショックで記憶を失っておじいちゃんとおばあちゃんの家で暮らすことになってお手伝いをいっぱいやってつらそうだなあと思った。

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    2009年10月04日
  • 枕草子 清少納言のかがやいた日々

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    挿絵が綺麗。このシリーズ好きだけど、これはあんまり読み返してなかったかな、、そもそも大昔の日記を分かりやすく文庫本化ってなかなか難しいですよね。多分小学生か中学生向けかなという印象。古典が苦手だけど有名作だから内容を知っておきたい(受験とかで)ならちょうど良いかも。

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    2025年04月02日
  • 紫式部日記 天才作家のひみつ

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    ネタバレ

    紫式部日記をわかりやすく子ども向けに書いた内容。歌集の紫式部集なども参考にしているようであるが、その部分は従来の伝記作品と重なるところが多く、目新しい感じはしない。他の伝記作品とは違って、彰子中宮が女房達をまとめられていなかったことを悩んでいたり、儀式の様子が簡単ながらも式部の想いと同時に描かれている。ただ思うのが彰子中宮の出産と一連の儀式に駆けつけた人々の様子が、彰子中宮を気遣っているというより、道長になんとか気に入られようと何かをしに駆けつけて愛想を振り撒いているという印象だ。これは作者の意図があるのだろうか。

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    2024年04月21日
  • いまひとたびの 百人一首姫物語

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    ネタバレ

    令和への改元以来、皇室と古典に対する関心が高くなり、本が数多く出されたがそれもその一冊だ。和泉式部の話が中心となるが、周辺人物の章も作られて、ストーリーが繋がっていく。最初は赤染衛門の章だが、姉との話は平安時代の女達の悲哀を描いて、和泉式部の章へと繋がっていく。和泉式部が自分の半生を娘に語るという形になっている。続いて伊勢大輔の章。出仕した和泉式部の指導役を務めることになり、意気投合。人生に必要なものは何かを掴み取っていく。続いて娘の小式部内侍の賞では、再婚した母親が任地へと旅立ち、小式部内侍の自立の流れと母の愛情、恋愛についてが語られる。最後は大弐三位。紫式部の娘であるが、高名な母親を持つ小

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    2024年03月26日
  • 新装版 機動戦士ガンダムSEED DESTINY THE EDGE【分冊版】 1

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    SEED大好き

    アニメ放送当時、夢中になってました。映画公開に合わせて久しぶりに読みました。アスラン・ザラがこの時はすごく迷ってましたね。懐かしい。

    #ドキドキハラハラ #アガる #カッコいい

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    2024年02月19日
  • ラ・メール星物語 ラテラの樹

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    パセ伝から。パセリよりシルクが大人っぽいのは、パセ伝を読んで成長した子が楽しめるようにというのもあるのかも。シリーズの巻数は少ないのでテンポよく話が進みます。

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    2023年07月27日
  • きずなの兄弟と鎌倉殿 曽我物語

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    2021年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の時代でもちょっと出てきた「曽我兄弟の仇討」の児童書。
    これが出版されていることはおびのりさんのレビューで知りました。ありがとうございます!

    江戸時代までは仇討ちはしないといけなかったことも関係するのか、歌舞伎や講談で庶民人気が高く「日本三大仇討」と呼ばれるものがある。
    時代順に、まずは本書で書かれる「曽我兄弟の仇討」。父を殺された曽我兄弟が富士の巻狩りで果たした父の仇討ち。
    次は「赤穂浪士」。浅野内匠頭の遺臣である赤穂浪士の吉良邸討入り。
    そして「伊賀上野の仇討ち」。渡辺数馬が、剣客荒木又右衛門の助太刀により弟の仇を討った。

    本書は、おそらく歌舞伎

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    2023年02月06日
  • きずなの兄弟と鎌倉殿 曽我物語

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    何百年間も日本人に親しまれてきたという曽我物語も、古文として取り組むのでないとしたら、今はこの本ぐらいしかないのでは。そう考えると貴重。古典芸能に親しむ人にもおすすめしたい。

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    2023年01月09日
  • 枕草子 清少納言のかがやいた日々

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    清少納言の一生がまとめられた本!
    「枕草子」で有名な清少納言の生き方が覗ける!!
    清少納言の人生には光と闇がある。正反対だけれど、光があるから闇があるし、闇があるから光もある。
    さぁ、タイムトラベル、してみましょう!!!

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    2022年09月11日
  • きずなの兄弟と鎌倉殿 曽我物語

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    三大あだ討ちですが、全く内容、知りませんでした。伊東祐親にすべての原因があるのでは?なので知名度がないのかなあ

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    2022年02月28日