久織ちまきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これもジャケ買いです(殴)。
戦国時代は興味の高い時代でもあるし、前々から気になっていました。
のっけから短編集になってしまいましたが、本編の後日談でもあるようで、
1冊でこのシリーズをおさらいできる感じでした。
正直なところ、挿絵からその予感はしていましたが、ヒーローヒロインより
他のキャラ達のほうが気に入ってしまいました。
特に、表紙ではひよわそうにも見える、主人公・あこの幼馴染にして
元許婚(!)の小一郎は、本文内での挿絵&本編では男らしく、
綺麗すぎる(設定上だからやむおえないけど)ヒーローの直継より
いいなぁと思ってしまいました(笑)。
あと、直継のお目付け役・采女も良かった。
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Posted by ブクログ
第6回角川ビーンズ小説大賞優秀賞&読者賞W受賞作。
筆力はある作者さんと思う。物語の導入、前半部は面白くてサクサク読めたから。
ただ、歴史の解釈はどうかな?
三成は化けてでるような性格とは思えない。三成のキャラ描写を見ると、わりと頭悪そうな感じ。歴史から見る三成には切れ者のイメージがあるけどね。
あと、二ヶ月違いの私、という設定がいまいちよく分からない。
変わってるなーと思ったのは「鳥居元忠の孫」という主人公。
鳥居元忠って、渋すぎですから!読者の何割が鳥居元忠を知っているというのだろう、、、
そして、井伊直政と鳥居元忠の事跡の描写はあまりないのに、その二人の影が延々とついてまわるス -