ダン・シモンズのレビュー一覧

  • エンディミオン(下)

    Posted by ブクログ

     エンディミオン下巻。
     ヒロインであるアイネイアーが個性的ですね。
     ハイペリオンシリーズでは恐怖の対象だった「あれ」の意外な登場が熱い!

    0
    2010年11月14日
  • エンディミオン(上)

    Posted by ブクログ

     ハイペリオンシリーズの正当な続編です。
     入れ子構造の前作シリーズと異なり、主人公達に注目が集まっていて、今回は冒険物、といった具合です。
     前作のその後の世界は、「没落」からはちょっと想像がつかない方向に行っていましたが、その世界観が面白いです。

    0
    2010年11月14日
  • イリアム(下)

    Posted by ブクログ

     イリアム後編。
     終盤に向けて怒濤の展開!
     息つく暇もない見せ場のつるべうちで興奮物です^^
     特に終盤の熱さは半端じゃないですね。
     しかし、これでもまだまだ物語は終わらない。
     続編のオリュンポスが楽しみで仕方ありません。

    0
    2010年11月14日
  • イリアム(上)

    Posted by ブクログ

     ダン・シモンズの代表作。
     いやあ、この人のSF長編は本当に面白い。
     上巻では平行する3つの話がどう繋がるのかはまだまだ分からないのですが、それぞれが興味深くて先へ先へと読みたくなります。
     この上巻では、モラヴェックのマーンムートとオルフの話が軽妙で好きですね。

    0
    2010年11月14日
  • エンディミオン(上)

    Posted by ブクログ

    主要人物が、女の子と語り手たる男性というのは、感情移入がしやすい
    シュライク、味方になったの?
    話の組み立て方ががらりと変わって、使命をもち逃げる美少女と彼女をつれて道案内をする男、そして忠義きわまりない使用人、そして魔法の絨毯を使ってテテュス川を下る! エンターテイメントとはこういうことか
    デ・ソヤ神父大佐、役割的には敵なんだけれどもなんでこんなに素敵かな!
    人を死なせない聖十字架が、こんなふうに使われる道具とは… 量子化するたびに死亡しながら、逃げるアイネイアーとエンディミオンを追い続ける神父大佐、ちょ、素敵すぎ
    SF的ガジェットの勝利

    感想を書き留める時、上下まとめて書いていたみたい

    0
    2010年05月29日
  • ハイペリオンの没落(下)

    Posted by ブクログ

    ハイペリオンシリーズは、「SFを読んできたご褒美」なのだという
    そうかもしれない、ここに至ってやっとわかったよ、ものすごい傑作だわこれ
    息もつかせぬ展開、こんなに面白い!とページをめくる手が止められなかったのは久しぶり!
    むっちゃくっちゃ面白かった!
    フィドマーン・カッサードが好きだなあ
    テクノコアの陰謀、雲門、聖十字架、シュライク―苦痛の神、テイヤール的進化論(オメガ・ポイントへ)、優美きわまりないアウスター、苦悩するマイナ・グラッドストーン…
    もう一回、この本を読んでなかった自分に戻ってわくわく感を味わいたいくらい

    0
    2010年05月29日
  • ハイペリオンの没落(上)

    Posted by ブクログ

    「ハイペリオン」はプロローグに過ぎなかったんだ、と。
    アウスターの侵略、シュライクと巡礼、ぐあー盛り上がる

    0
    2010年05月29日
  • ヘリックスの孤児

    Posted by ブクログ

    「Orphans of the Helix(へリックスの孤児)」は「ハイぺリオン」シリーズへちょっと戻ったような、懐かしい思いを我々は味わうのだが、初めての方は、これはどうなってるのか知りたいと思って頂ければ嬉しい限り。その他、「ケリー・ダールを探して」、「アヴの月、九日」、「カナカレデスとK2に登る」、「重力の終わり」が収められている。彼の多才さを再認識する。また、彼が結構、映像を意識していたことが判る序文もまた興味深いし、映像になっていないところが、また楽しいところでもある。

    0
    2010年03月28日
  • ヘリックスの孤児

    Posted by ブクログ

     ダン・シモンズの中編集です。
     全体的に面白い作品ですが、「カナカレデスとK2に登る」が中でも最高でした。登山家3人が、どうしたわけかカマキリに似た宇宙人カナカレデスと共にK2に登ることになる、という作品なのですが、これが、熱い!終盤は思わず涙腺を直撃されました。SFとしても、冒険小説としてもオススメです。
     その他に収録されているのはファンタジー作品の「ケリー・ダールを探して」、ハイペリオン4部作の世界の物語「へリックスの孤児」、「アヴの月、9日」、映像化を目指して書かれた「重力の終わり」です。いずれも作者自身の序文がついていますが、これがダン・シモンズ自身のエッセイとしても非常に面白く仕

    0
    2013年01月01日
  • ハイペリオンの没落(下)

    Posted by ブクログ

    前作『ハイペリオン』で張られた多くの謎への回答が示される。既存のSF小説の中でもオールタイムベスト5に入る傑作。

    0
    2009年10月04日
  • ハイペリオンの没落(上)

    Posted by ブクログ

    前作『ハイペリオン』で張られた多くの謎への回答が示される。既存のSF小説の中でもオールタイムベスト5に入る傑作。

    0
    2009年10月04日
  • ハイペリオンの没落(下)

    Posted by ブクログ

    何よりも冒頭にショックがある。前作「ハイペリオン」はこの書き手の夢の中でのことだというのだから。(同じレベルのショックを続編の冒頭でもやられる。しかし、まったく違う方法で。)
    想像力、というもののすごさについて考え込んでしまう話だ。トールキンの「指輪物語」もすごいけれど、あれは歴史、言語に秀でた人による作品である。こちらは想像力に秀でた人による作品である。おかげで精霊のようなものもオークのようなものも登場するけれど、まったくその形が伝統的ではない。恐ろしい想像力だ。
    翻訳の単行本が出る時はまだかまだかと思い、出版されるや続きを読んだ。今回は「続けて」読んだ。おかげで細部を忘れることなく読むこと

    0
    2009年10月04日
  • ハイペリオンの没落(下)

    Posted by ブクログ

     圧倒的なクライマックス。
     もうこれに尽きると思います。下巻のこのスケール感には終始圧倒されっぱなし。分厚い本ですが、あっと言う間に読み上げてしまいました。
     展開の面白さ、結末のスケール感。これほどの作品はそうそうありません。読み終わった後の余韻もたまらなく心地よいです。
     この後に『エンディミオン』と『エンディミオンの覚醒』という続編が続き、これにてハイペリオンシリーズはひとまず完結となるのですが、個人的にはこのハイペリオンの没落がシリーズでは一番好きですね。
     エンディミオンシリーズも面白くて好きではあるのですが^^;

    0
    2009年10月04日
  • ハイペリオンの没落(上)

    Posted by ブクログ

     ハイペリオンの続編ですが、ハイペリオンを読んだ人は、必ずこの作品に手を出したくなるはずです。ハイペリオンと、ハイペリオンの没落はセットで一つの物語とも言うべき作品だからです。
     巡礼達に加えて新たな主人公が登場し、さらには様々な勢力の蠢動が始る今作は、スケール感で『ハイペリオン』を更に上回り、頁をめくる手を止めさせてくれません。絶品。

    0
    2009年10月04日
  • ハイペリオンの没落(上)

    Posted by ブクログ

    巡礼者たちがハイペリオンに到着します。そこでそれぞれが背負っている過去と対峙しながら時の墓標とシュライクの謎を解き明かします。

    0
    2009年10月04日
  • ハイペリオンの没落(下)

    Posted by ブクログ

    だんだんと謎が解き明かされていきます。しかし銀河連邦は崩壊の危機に瀕していました。連邦崩壊を食い止められるのだろうか!

    0
    2009年10月04日
  • エンディミオン(上)

    Posted by ブクログ

    銀河連邦が崩壊して数百年後の世界。あらたにカトリック教会『パクス』が銀河連邦を支配していた。
    青年エンディミオンは巡礼の一人であったサイリーナスよりアイネイアーを護るように依頼される。

    0
    2009年10月04日
  • エンディミオン(下)

    Posted by ブクログ

    エンディミオンはアイネイアーに振り回されてばかり。どうやらアイネイアーは選ばれし者のよう。アイネイアーには不思議な能力があった。

    0
    2009年10月04日
  • エンディミオンの覚醒(上)

    Posted by ブクログ

    この作品でやっと全てに謎が明らかにされます。どうして銀河連邦が崩壊したのか?シュライクとは何なのか?時の墓標は何なのか?

    0
    2009年10月04日
  • エンディミオンの覚醒(下)

    Posted by ブクログ

    キリスト教を下敷きに世界観が描かれていますが、仏教の世界も描いています。よく勉強なさっている。
    最後はキリストの処刑を思わせるようなエンディングです。でもオチはそれなりに用意されています。
    あぁやっぱりキリスト教かなと思うエンディングです。

    0
    2009年10月04日