押見修造のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
たとえば「悪の華」のような“心臓をわしづかみにするほどのぬるぬるとした触手的魅力”はこの作品にはないのだけど、その代わりにあるのがじっとりとした生理痛みたいな感覚だ(なんだそれ)。とにかく時間の流れがゆっくりでそこが非常にリアル。ブラジャーを選ぶところとか、トイレに入るところとか友達に触られて興奮しちゃうところとか、リアルをねっとりと描いているのはさすが。個人的には携帯を見ているシーンを推したくて、麻理の世界と功の世界と絶対交わらないはずの二者が交わってしまったことを功が儚んでいるように感じられて、とてもとてもすきです。あととにかく麻理さんの描き方が丁寧で、作者の業を感じる。押見さんの描く女の
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