中島要のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
江戸を舞台のジェンダーギャップ物語。
全5巻、1300ページを超える青春小説のの最終巻は大団円かと思いきや、ほろ苦いものでした。
数日前に『日本のジェンダーギャップ指数が146カ国のうち125位で過去最低となった』との報道がなされていて、タイムリーだなぁと思いながら読みました。
江戸を舞台としている以上、女歌舞伎が認められることは無いと分かっていましたが、やはりこの時代のジェンダーギャップの壁は厚かったようです。
なんとか乗り越えられたのは仁と静のペアのみ。才と紅はしたたかではあるけど、枠内に収まります。そして芹は、
最終巻はジェンダーというより、親子の問題がクローズアップされました。
芹の -
Posted by ブクログ
1巻からの主要人物4人のキャラも立ってきた。レッド、ピンク、イエロー、パープルと、表紙のイラストもアイドルか戦隊モノのようにメンカラーが決まっている。もちろんセンターはレッドの芹ちゃんだ。ん、ブルーがいないぞと思ってたら、、、
女性活躍推進法のなかった江戸時代を舞台にしたJK部活動もの。江戸時代の風俗に詳しくなれます。まぁ、女性活躍推進法があったから何なのって感じですが、男女格差は今の方がマシなんですかね?当時は身分格差もエグいですが、こちらの格差は現代アメリカとあまり変わらない気もします。
今のところ恋愛要素もほとんどなく、芹以外のお嬢様へはあまり感情移入も出来ませんが、当時の芝居事情や