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呉服太物問屋の若旦那・綾太郎は、着物の染み抜きなどをなんでもこなす着物始末屋・余一のもとへ打掛の始末を頼んだ。毛嫌いする余一を困らせようと、生地が弱りすり切れた打掛を渡したのだが、その仕上がりは非の打ちどころのない出来栄えだった。余一に対して、何としても一泡吹かせたいと願う綾太郎。そんなある日、彼は古着屋の六助を伴い、余一に想いを寄せるお糸の飯屋を訪れた。血の気が多い職人や人足などの男達を前に、てきぱきと働くお糸を見て、綾太郎は彼女に惹かれはじめるが――。大好評、連作短篇時代小説。待望の第二弾!!
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Posted by ブクログ
中島要さん「藍の糸」、着物始末暦シリーズ№2、2013.7発行、藍の糸、魂結び、表と裏、恋接ぎの4話。読み応えのある連作短編4話です。亡き妻のきものを始末していわく付きの染みも残したままで作った座布団、「表と裏」、良かったです。<座布団は君を思ひし我が心 裏も表もないとこそ知れ>。赤ん坊を連れた女性...続きを読むが金沢から江戸にいる父親を訪ねて旅をする「恋接ぎ(こいつなぎ)」、加賀友禅が赤ん坊を導きます。感動しました!余一、お糸、おみつ、お玉、六助などのキャラクターが徐々に固まってまいりました。
内容(「BOOK」データベースより) 呉服太物問屋の若旦那・綾太郎は、着物の染み抜きなどをなんでもこなす着物始末屋・余一のもとへ打掛の始末を頼んだ。毛嫌いする余一を困らせようと、生地が弱りすり切れた打掛を渡したのだが、その仕上がりは非の打ちどころのない出来栄えだった。余一に対して、何としても一泡吹...続きを読むかせたいと願う綾太郎。そんなある日、彼は古着屋の六助を伴い、余一に想いを寄せるお糸の飯屋を訪れた。血の気が多い職人や人足などの男達を前に、てきぱきと働くお糸を見て、綾太郎は彼女に惹かれはじめるが―(「藍の糸」より)。大好評、連作短篇時代小説。待望の第二弾!! 3月5日~8日
あっさりと読めて面白いのでシリーズで買いそろえたい。時代ものだけど読みやすくてちょっと感動ものでもあるので、数時間で読んでしまう。
着物始末歴シリーズ第2巻。1巻と同様、場違いな吉原にいる綾太郎から話が始まり思わずニヤリとする。 一巻では花魁道中が描かれただけだった唐橋花魁がようやく登場する。 「この唐橋を前にして別の女を思うとは。真面目な顔をして、隅に置けないお人でありんす」「わっちらのような金で縛られた者でさえ、かりそめの恋...続きを読むに身を焦がすもの。あやさまのような立場のお人が意気地のないことをおっせぇすな」「恋のひとつもしないまま嫁をとっても不幸の元でござんすよ。年をとってからの麻疹と恋はこじらせやすいと申しんす」 中島要さんの描く花魁はいつもカッコいいですね。 主人公余一の生い立ちに不穏な影をチラつかせながらも、まだまだ平和な2巻でした。
着物始末暦 シリーズ2 着物始末屋の、余一は、いつも、顰めっ面をして、他人と関わりたがらない。けれど、一旦関われば、損得抜きで、とことん手を貸す。 そんな余一に、心を寄せる「一膳飯屋・だるま」の一人娘のお糸。 そんなお糸の心を知りながら、幼馴染のおみつも、余一の事が、気になり出して。 あらまあ、...続きを読むややこしい事。
着物始末暦の二巻。 着物をめぐり、余一をめぐり益々面白く絡み合ってきた。 着物は着てやってこそ価値がある、着物自体の価値より着物を切る人の気持ちが大切、という余一の思いが貫いていて心地よい。 余一に惹かれている女達、絡んでいる男たちがどうなっていくのか楽しみ。
字が大きくて読みやすい。 お玉とおみつの関係がいいですね。 ひとつずつのお話がつながっていくので、 どんどん深まってきました。
徐々に広がりを見せ始め、登場人物も増えてきた。 もう少し展開進度あげてくれても良いですよーとワクワク。
着物と人の思いをつなぐ連作短編シリーズ。 少しだけ余一の感情が出てきた。 着物の説明があるのがうれしい。
色々な人の思いが絡まっている。 ただ肝心の余一の思いが、彼の持っている背景が複雑な分、見えなくて、どうしてそうなる!と突っ込んでしまいました。
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