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Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
呉服太物問屋の若旦那・綾太郎は、着物の染み抜きなどをなんでもこなす着物始末屋・余一のもとへ打掛の始末を頼んだ。毛嫌いする余一を困らせようと、生地が弱りすり切れた打掛を渡したのだが、その仕上がりは非の打ちどころのない出来栄えだった。余一に対して、何としても一泡吹かせたいと願う綾太郎。そんなある日、彼は古着屋の六助を伴い、余一に想いを寄せるお糸の飯屋を訪れた。血の気が多い職人や人足などの男達を前に、てきぱきと働くお糸を見て、綾太郎は彼女に惹かれはじめるが―(「藍の糸」より)。大好評、連作短篇時代小説。待望の第二弾!!
3月5日~8日
Posted by ブクログ
着物始末歴シリーズ第2巻。1巻と同様、場違いな吉原にいる綾太郎から話が始まり思わずニヤリとする。
一巻では花魁道中が描かれただけだった唐橋花魁がようやく登場する。
「この唐橋を前にして別の女を思うとは。真面目な顔をして、隅に置けないお人でありんす」「わっちらのような金で縛られた者でさえ、かりそめの恋に身を焦がすもの。あやさまのような立場のお人が意気地のないことをおっせぇすな」「恋のひとつもしないまま嫁をとっても不幸の元でござんすよ。年をとってからの麻疹と恋はこじらせやすいと申しんす」
中島要さんの描く花魁はいつもカッコいいですね。
主人公余一の生い立ちに不穏な影をチラつかせながらも、まだまだ平和な2巻でした。
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