中島要のレビュー一覧

  • 藍の糸 着物始末暦(二)

    Posted by ブクログ

    着物と人の思いをつなぐ連作短編シリーズ。
    少しだけ余一の感情が出てきた。
    着物の説明があるのがうれしい。

    0
    2013年11月22日
  • 藍の糸 着物始末暦(二)

    Posted by ブクログ

    色々な人の思いが絡まっている。
    ただ肝心の余一の思いが、彼の持っている背景が複雑な分、見えなくて、どうしてそうなる!と突っ込んでしまいました。

    0
    2014年08月21日
  • 刀圭

    Posted by ブクログ

    書店でなにげなく手にして買った作品だが当たりだった。語り口と会話がすばらしい。説明的な叙述がほとんどなく、シーンの積み重ねで物語が進行するスタイルには先に読み進めさせる力がある。
    否定的に書かれていた人物たちが次々と好人物だとわかるエピソードが積み重ねられて読後感はかなりいい。

    0
    2013年04月22日
  • しのぶ梅 着物始末暦

    Posted by ブクログ

    着物好きなのでなかなか面白かった。舞台は江戸染み抜きや、洗い張りや・・・きものに関わる事ならなんでもこなす、きものの始末屋余一さんを中心にいろいろな出来事が起こります。女にとってのきものは、ただ着る物という意味だけではないのは今も昔も変わらない。色あせても、ほつれても、お気に入りの服はあるし、思い出深い服もある。でも昔の人ほどきものを大切にしてはいないかな。着物はサイズを直したり、色を入れなおしたりしてホントに長く何代にも渡って着られるけれど、洋服は多少のリメイクはしても色を変えたり、縫い直したりする事はないものな。

    0
    2017年10月16日
  • 母が三人寄れば、かしましい

    Posted by ブクログ

    ただでさえ女性が3人寄るとかしましいのにこれに母属性がつくとより小言付きのかしましい感じがタイトルに込められてたと思う。江戸時代なのに周平がよい夫過ぎてちょっと出来杉くんだった。2406-85

    0
    2026年08月03日
  • うき世櫛

    Posted by ブクログ

    なんだか女性の理想化してはる気がするなぁ…まぁ時代小説は時代劇と同じでフィクションですから、水戸黄門や大岡越前守の時代劇と同じく、世知辛い長屋ぐらしの人々がいて、きっぷの良い美人の女性が出てくるのはお約束だし、いいのです。
    ただ、私のなかで何かズレを感じただけ。

    0
    2026年06月17日
  • うき世櫛

    Posted by ブクログ

    髪結という職業の師弟関係で物語は進み、そこで出会う人々が抱える葛藤が描かれてました。
    師匠の意地の通し方、女性目線で物語は進み、ひたむきな弟子の成長が見れました。

    0
    2025年12月27日
  • 母が三人寄れば、かしましい

    Posted by ブクログ

    タイトルの語呂は良くないですが、本編はいたって読みやすい時代小説です。

    お佐奈(18歳)の夫周平は、ひとたび大川(隅田川)に猪牙舟を繰り出せば川岸の女達からキャーキャー騒がれるほどのイケメン船頭。いやいやそんな事ってあります?さすがにこれは盛りすぎだろうと思うのだが、中島要さんの本はところどころ実話や史実を交えてくるので侮れない。今回も実際に起きた永代橋の事件が取り上げられています。

    0
    2025年11月30日
  • 母が三人寄れば、かしましい

    Posted by ブクログ

    義母に育てられた佐奈に突然実母が現れる。
    姑もいて、母三人がわいわいと。
    子供を思う母親の気持ちは尊いが、すれ違ったりしてややこしい。
    そんな三人に囲まれて佐奈もやがて母となる。
    母となって分かる母親の気持ちもある。
    女四人で姦しきかな。

    0
    2025年11月07日
  • 口出し屋お貫

    Posted by ブクログ

    口入屋「やよいや」の女主お貫。まだ若い彼女はまわりから世話好きな「口出し屋」と言われていた。そんな彼女の元に、今日も仕事を探して様々な人たちがやってくる。
    出替りの時期を待てずに暇をとるまねを繰り返す女中、妾奉公を望むまだ若い女、気の利いた女中を探している隠居など、店を訪れる人は様々。
    そんな人たちの希望を聞くようでお節介をするお貫。
    酢いも甘いも噛み分けたような年寄りが営むのが普通の口入屋を、若い女性であるお貫が上手くこなしている。
    とても小気味いい話ばかりで面白かった。

    0
    2025年09月09日
  • 口出し屋お貫

    Posted by ブクログ

    口入れ屋とは人材斡旋業者、今風に言えば転職エージェントですが、そこには人生に行き詰まった者や転機を迎えた者など様々な人がやってきました。
    口入れ屋を訪れた人びとの問題を、異色の女主人お貫が快刀乱麻の如く捌いていきます。付いたあだ名が「口出し屋」。痛快です。

    前作「吉原と外」の元花魁美晴も登場します。

    本作は6編の短編からなる連作短編集。気軽に読める時代小説です。

    0
    2025年08月11日
  • 産婆のタネ

    Posted by ブクログ

    札差のお嬢さんが訳あって産婆を目指すお話。江戸のお仕事小説かぁ面白そうやん、と期待して読んでみましたが…なんというかすべて中途半端にまとまってしまって肩透かしを食らった感じ。それぞれキャラもいまいち立ってないし、産婆を一生の仕事と決心するエピソードも弱いというか…見習いとは言え、産婆を目指す主人公ならもうちょっと出産シーンを描くべきなんでは?と思う次第です。そしてタイトル、産婆のおタネさんかと思いきや、お産婆さんのタネという…(^^;

    0
    2025年07月19日
  • 産婆のタネ

    Posted by ブクログ

    ちょっと最初から結末の予想がついていた感はあるが、自分らしく生きたいと頑張る主人公を応援したくなる。女が生きづらい世の中でも、一番大事なもののためなら、どんな苦労も厭わないというのが主題。主人公の父が大商人らしく、カッコいい。幼馴染の紀次が良い。二人が幸せになって欲しいと心から思わされる本。

    0
    2025年01月19日
  • 夢かさね 着物始末暦(三)

    Posted by ブクログ

    着物始末歴シリーズ第3巻。
    主要人物を順々に取り上げるという連ドラ的手法もほぼ一巡し、いよいよ大きな事件が発生します。しかも主役二人以外のところから火の手が上がるという非常に上手い展開。しかもその火種は遠く京都でくすぶっていた!
    出てくる関西人が皆悪い奴ってのが引っ掛かりますが、これから先、目が離せません。

    0
    2024年12月05日
  • 産婆のタネ

    Posted by ブクログ

    札差の娘お亀久は、とある事情で血が苦手になり、引きこもりに。しかし「産婆の神様」と呼ばれるタネの見習いになることに・・・。

    亀久の若干いらっとくるが、十八歳だしなあ・・・という感もあり。
    シリーズ化するかな?

    0
    2024年11月14日
  • 産婆のタネ

    Posted by ブクログ

    江戸時代と比較にはならないが、現在でもお産は危険を伴うもの。
    死も覚悟しなくてはならない頃のお産に、手を尽くし頑張る産婆さんに、自分もなりたいと精進するお亀久の奮闘記。
    今はタネだけど、きっと芽が出て育っていくのだろうと、続編が楽しみ。

    0
    2024年10月28日
  • 産婆のタネ

    Posted by ブクログ

    裕福な札差の娘お紀久は6年前にかどわかしにあい、助けてくれた人が斬られてしまってから男と血が苦手になり引きこもりに。
    その後、許嫁が山で死んでしまい、身を投げようとするが、許嫁の弟に止められ、さらに命の大切さを学ばせようと母に連れていかれたのは、産婆のタネのところだった。そこから産婆を目指すことになり、色々なお産に立ち会いながら成長していく。この時代は女は後継を産むために存在するという考えが広まっていて女性はとても生きづらそうだな…。

    0
    2024年10月22日
  • うき世櫛

    Posted by ブクログ

    前半はどうしても主人公・結が好きになれなくて、全然ページが進まなかったし物語に入り込めなかった。「何か出来事が起こる→自分の独りよがりな考えを頑なに貫き行動→間違いに気づき反省」このサイクルが多すぎかつスパンが短く疲れてしまった、、、後半になるにつれて段々結も成長していき、物語に集中できるようになった。

    最初から最後まで一貫してお師匠・夕がかっこ良すぎる!「どんな逆境でも受け入れ今の自分にできることを精一杯やる」かっこいいねえ「恩は着るもので着せるものではない」その通りです、お師匠。

    そのほかのキャラクターたちも個性豊かでよかったけど、特にるり。るりみたいに人から好かれていることに揺るぎな

    0
    2024年08月17日
  • 結び布 着物始末暦(十)

    Posted by ブクログ

    終わってしまった、大好きなシリーズ。
    お糸と余一に育まれるお結布は幸せな子になるだろうな。お糸に叱られつつも甘やかしまくる父と余一の姿が浮かんで、ほほえましくなる。
    井筒屋の行く末など、ちょっとどうよという気持ちもあるけれど、余一の、今いる家族を大切に守りたいという気持ちの表れと思えば、納得。

    0
    2024年03月18日
  • 白に染まる 着物始末暦(九)

    Posted by ブクログ

    余一の名前に込められた思いがあきらかになり、お糸との夫婦の絆もより深くなる。
    ささやかな幸福を手に入れた余一に、よかったねえ、しっかり味わってね、という気持ちに。
    赤ちゃんが生まれたら、義父とともに、デレデレになって甘やかしてあげてね、と。
    おみつのでしゃばりぶりが、現実にいたら勘弁してほしいけれど、小説の中なら許されて楽しく読める。井筒屋との因縁もなんとか。
    次巻も楽しみ。

    0
    2024年03月16日