中島要のレビュー一覧

  • 大江戸少女カゲキ団
    「無茶を承知で言いますが、中島先生、1、2巻同時刊行お願いします!」と言いたくなるくらい次が読みたくなった!
    飛鳥山に通う娘たちと同じ気持ちかもしれない。笑
    自分の境遇に不満を持つ娘たちが、「おっかさん」になる前に自分たちのやりたいことをやっちゃおう!でも親には絶対にバレないよう、こっそりやらなきゃ...続きを読む
  • 結び布 着物始末暦(十)
    最初はなじめなかったシリーズでしたが、読んでいくうちに良くなりました。巻末の着物柄の一覧がうれしい。
  • しのぶ梅 着物始末暦
    ご近所系時代小説だが、そのキータームが着物、しかも古着というのが面白かった
    江戸の古着リサイクル事情も興味深い
  • 結び布 着物始末暦(十)
    思いがけず、読み始めたこのシリーズ。
    また、新たな書き手に出会えた
    着物の始末という今は無い仕事の面白さ
    江戸の人々も苦労あり喜びありということがわかった

    他の登場人物のその後も読みたい
  • 結び布 着物始末暦(十)
    大団円。
    最後までおみつはおみつでした。そういうところは、リアリティか あるなぁと思う。

    生まれてきた子どもの名前もとても素敵。
  • 異国の花 着物始末暦(八)
    着物始末暦も佳境です。

    漸く夫婦になれたというのに、こじらせちゃってる余一とお糸夫妻に、こっちがやきもきしちゃう。
    まぁ、大好きだからこそ、嫌われたくないとか、迷惑かけちゃいけないとか思う気持ちは、よくわかるんだけど。

    山王様で出会った尼僧が、今後のキーマンなんだろうな。
  • なでしこ日和 着物始末暦(七)
    ひとまずは、お糸ちゃん、おめでとう!

    それにしても、お嬢さん大事と言ってるわりに猪突猛進で軽率なおみつには、頼むからもう少し落ち着きなさい、と嗜めてやりたい。
  • 白に染まる 着物始末暦(九)
    シリーズ9巻も面白かったです。
    余一、お糸おめでとう!と思いました。余一がでれでれな父親になるなんて想像できませんが、始めの頃に比べるとかなり丸くなったなぁ。
    唐橋の花魁道中も良かったです。幸せにおなり。
    「人は白に染まる」という余一の言葉が印象でした。
    愁介やられたなぁ…で、井筒屋が撤退!?となり...続きを読む
  • 雪とけ柳 着物始末暦(四)
    ダメだって言われてんのに、そっちへ行くのよねー。
    お糸の向こう気の強さは、時々鼻につく。
    せっかくここまで想っているのだから、余一とは結ばれてほしいけど。

    京都の井筒屋との因縁は、どういうつながりなのだろうか。
    そういうふうに、読者を惹きこんでいくんだってことは解ってるのに、続きが気になる~!w
  • 結び布 着物始末暦(十)
    シリーズの最終巻。
    余一と糸は幸せを得、気がかりだった井筒屋問題も解決へ。
    それぞれのメンバーの幸せを願いながらの最終巻。
    タイトル結び布は思いも深い。
  • 夢かさね 着物始末暦(三)
    着物始末歴三
     菊とうさぎ
     星花火
     面影のいろ
     夢かさね
      付録 主な着物柄


    どうも余一って人に感情移入できないんだけど
    まわりの人のおかげで楽しく読むことができる。

    今回は呉服太物問屋の若旦那綾太郎さんの話と
    桐屋の話がよかった。
  • 錦の松 着物始末暦(六)
    面白かったです。
    いろんな人に後押しされて、余一とお糸ちゃんが遂に…!と感慨深いです。
    綾太郎もすっかり良い人だな…おみつは相変わらずだけど。
    お玉さんの素性が綾太郎に知られてしまいましたが、余一とお糸ちゃんの決着が一応ついたので、これからは井筒屋がどう出てくるかが気になります。
    続きも読みます。
  • 白に染まる 着物始末暦(九)
    晴れて夫婦になった着物始末屋の余一と、一膳飯屋の看板娘・お糸の物語。シリーズ№9「白に染まる」、2017.8発行です。師走の嵐、白に染まる、道中の行方、寿(ことはぎ)の袖の4話。余一の名前を「余った一」と思ってた余一ですが、余(よ)は、貴い身分の者が自分を指す言葉で、我ひとりという意味、ひとりでも生...続きを読む
  • 錦の松 着物始末暦(六)
    中島要さんの着物始末屋シリーズ№6「錦の松」、2016.2発行です。<恋し恋しと鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす>赤い闇、なかぬ蛍、錦の松、糸の先 の4話。井筒屋の嫌がらせ(悪だくみ)で読後の爽やかさが失われるのではと危惧しましたが、どうやらお糸に対する余一の優柔不断さにピリオドが打たれ、今後の展...続きを読む
  • なでしこ日和 着物始末暦(七)
    中島要さん「なでしこ日和」、着物始末暦シリーズ№7、2016.8発行、男花、二つの藍、なですこ日和、三つの宝珠 の4話。お糸と余一が祝言に至るまでの道のり、お糸と余一、お糸と清八(娘と父親)、余一と清八、お糸とおみつ(幼馴染み)、余一とおみつ・・・、それぞれの心の内は~!
  • 白に染まる 着物始末暦(九)
    内容(「BOOK」データベースより)

    晴れて夫婦となった着物始末屋の余一と、一膳飯屋の看板娘・お糸。しかし互いに忙しく、夢にまで見た夫婦の暮らしはすれ違いが続き、お糸はひとり思い悩んでいた。一方、大隅屋の若旦那・綾太郎は、朝っぱらからうんざりしていた。西海天女と呼ばれている唐橋花魁が吉原で着る最後...続きを読む
  • ひやかし
    吉原の遊女たちの短編集

    素見(ひやかし)
    色男(いろおとこ)
    泣声(なきごえ)
    真贋(しんがん)
    夜明(よあけ)
  • 刀圭
    自分で読みたくて手に取ったわけではないが
    読んでみるとよかった。
    読みやすい。

    若い医者・圭吾の話。
  • 異国の花 着物始末暦(八)
    着物始末暦の八巻
    糸の思いがかなって余一と一緒になれたものの。。。
    花魁が最後の道中にきる打掛はどうなるのか!
    六助やおみつ、そしてお糸の其々の思いが健気で涙が零れそうになる。
    不穏な井筒屋愁介も一筋縄ではいかない。
    さて、この後どう展開していくのか引き続き楽しみ。
  • なでしこ日和 着物始末暦(七)
    着物始末暦の七巻。
    ようやく一緒になれる事になった二人に、周りの思いが温かい。
    余一の腕のある仕事振りに目をつけてきた井筒屋の存在が不気味。
    これからはこの対決になっていくのかな。
    何はともあれ、おめでとう!の一巻。