中島要のレビュー一覧
-
思いがけず、読み始めたこのシリーズ。
また、新たな書き手に出会えた
着物の始末という今は無い仕事の面白さ
江戸の人々も苦労あり喜びありということがわかった
他の登場人物のその後も読みたいPosted by ブクログ -
着物始末暦も佳境です。
漸く夫婦になれたというのに、こじらせちゃってる余一とお糸夫妻に、こっちがやきもきしちゃう。
まぁ、大好きだからこそ、嫌われたくないとか、迷惑かけちゃいけないとか思う気持ちは、よくわかるんだけど。
山王様で出会った尼僧が、今後のキーマンなんだろうな。Posted by ブクログ -
ひとまずは、お糸ちゃん、おめでとう!
それにしても、お嬢さん大事と言ってるわりに猪突猛進で軽率なおみつには、頼むからもう少し落ち着きなさい、と嗜めてやりたい。Posted by ブクログ -
シリーズ9巻も面白かったです。
余一、お糸おめでとう!と思いました。余一がでれでれな父親になるなんて想像できませんが、始めの頃に比べるとかなり丸くなったなぁ。
唐橋の花魁道中も良かったです。幸せにおなり。
「人は白に染まる」という余一の言葉が印象でした。
愁介やられたなぁ…で、井筒屋が撤退!?となり...続きを読むPosted by ブクログ -
ダメだって言われてんのに、そっちへ行くのよねー。
お糸の向こう気の強さは、時々鼻につく。
せっかくここまで想っているのだから、余一とは結ばれてほしいけど。
京都の井筒屋との因縁は、どういうつながりなのだろうか。
そういうふうに、読者を惹きこんでいくんだってことは解ってるのに、続きが気になる~!wPosted by ブクログ -
シリーズの最終巻。
余一と糸は幸せを得、気がかりだった井筒屋問題も解決へ。
それぞれのメンバーの幸せを願いながらの最終巻。
タイトル結び布は思いも深い。Posted by ブクログ -
着物始末歴三
菊とうさぎ
星花火
面影のいろ
夢かさね
付録 主な着物柄
どうも余一って人に感情移入できないんだけど
まわりの人のおかげで楽しく読むことができる。
今回は呉服太物問屋の若旦那綾太郎さんの話と
桐屋の話がよかった。Posted by ブクログ -
面白かったです。
いろんな人に後押しされて、余一とお糸ちゃんが遂に…!と感慨深いです。
綾太郎もすっかり良い人だな…おみつは相変わらずだけど。
お玉さんの素性が綾太郎に知られてしまいましたが、余一とお糸ちゃんの決着が一応ついたので、これからは井筒屋がどう出てくるかが気になります。
続きも読みます。Posted by ブクログ -
晴れて夫婦になった着物始末屋の余一と、一膳飯屋の看板娘・お糸の物語。シリーズ№9「白に染まる」、2017.8発行です。師走の嵐、白に染まる、道中の行方、寿(ことはぎ)の袖の4話。余一の名前を「余った一」と思ってた余一ですが、余(よ)は、貴い身分の者が自分を指す言葉で、我ひとりという意味、ひとりでも生...続きを読むPosted by ブクログ
-
中島要さんの着物始末屋シリーズ№6「錦の松」、2016.2発行です。<恋し恋しと鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす>赤い闇、なかぬ蛍、錦の松、糸の先 の4話。井筒屋の嫌がらせ(悪だくみ)で読後の爽やかさが失われるのではと危惧しましたが、どうやらお糸に対する余一の優柔不断さにピリオドが打たれ、今後の展...続きを読むPosted by ブクログ
-
中島要さん「なでしこ日和」、着物始末暦シリーズ№7、2016.8発行、男花、二つの藍、なですこ日和、三つの宝珠 の4話。お糸と余一が祝言に至るまでの道のり、お糸と余一、お糸と清八(娘と父親)、余一と清八、お糸とおみつ(幼馴染み)、余一とおみつ・・・、それぞれの心の内は~!Posted by ブクログ
-
内容(「BOOK」データベースより)
晴れて夫婦となった着物始末屋の余一と、一膳飯屋の看板娘・お糸。しかし互いに忙しく、夢にまで見た夫婦の暮らしはすれ違いが続き、お糸はひとり思い悩んでいた。一方、大隅屋の若旦那・綾太郎は、朝っぱらからうんざりしていた。西海天女と呼ばれている唐橋花魁が吉原で着る最後...続きを読むPosted by ブクログ -
着物始末暦の八巻
糸の思いがかなって余一と一緒になれたものの。。。
花魁が最後の道中にきる打掛はどうなるのか!
六助やおみつ、そしてお糸の其々の思いが健気で涙が零れそうになる。
不穏な井筒屋愁介も一筋縄ではいかない。
さて、この後どう展開していくのか引き続き楽しみ。Posted by ブクログ -
着物始末暦の七巻。
ようやく一緒になれる事になった二人に、周りの思いが温かい。
余一の腕のある仕事振りに目をつけてきた井筒屋の存在が不気味。
これからはこの対決になっていくのかな。
何はともあれ、おめでとう!の一巻。Posted by ブクログ