中島要のレビュー一覧

  • 江戸の茶碗 まっくら長屋騒動記

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    【収録作品】江戸の茶碗/寝小便小僧/遺言/真眼/嫁入り問答/いじっぱり/男と女の間
    『わらべうた 〈童子〉時代小説傑作選』で「江戸の茶碗」を読んで、本書に手を伸ばした。
    落語風の人情噺。安いボロ長屋に住む酒浸りの浪人・赤目勘兵衛が、長屋の住人の問題を解決する。
    真相を見抜き、事を収める手腕は見事ながら、格好良さとはほど遠い勘兵衛の曰くは「いじっぱり」で語られる。飄々とした素浪人の解決法は柔軟で面白い。

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    2021年08月27日
  • 白に染まる 着物始末暦(九)

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    202104~5/全10巻まとめて。着物始末職人と彼をとりまく人々との物語。良く言えば人間らしいんだけど、性格の嫌な部分が目につきすぎて登場人物達があまり好きになれなかったのと、恋愛話ターンにあまり魅力を感じずハマるまではいかなかった。奉公人おみつが一番苦手。六助の特殊能力設定も必要に思えなかった。話によってメインになる登場人物が変わるタイプの短編なので、別話・別視点だけど同じエピソードが再三出てきたり、時系列でみるとわかりにくい時も。とはいえ、巻を重ねるごとにキャラ達への多少の愛着もわき笑、若旦那綾太郎達の成長もみてとれ、全巻面白く読めた。巻末に着物柄説明が入っている趣向も良い。

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    2021年06月07日
  • 異国の花 着物始末暦(八)

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    202104~5/全10巻まとめて。着物始末職人と彼をとりまく人々との物語。良く言えば人間らしいんだけど、性格の嫌な部分が目につきすぎて登場人物達があまり好きになれなかったのと、恋愛話ターンにあまり魅力を感じずハマるまではいかなかった。奉公人おみつが一番苦手。六助の特殊能力設定も必要に思えなかった。話によってメインになる登場人物が変わるタイプの短編なので、別話・別視点だけど同じエピソードが再三出てきたり、時系列でみるとわかりにくい時も。とはいえ、巻を重ねるごとにキャラ達への多少の愛着もわき笑、若旦那綾太郎達の成長もみてとれ、全巻面白く読めた。巻末に着物柄説明が入っている趣向も良い。

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    2021年06月07日
  • 結び布 着物始末暦(十)

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    202104~5/全10巻まとめて。着物始末職人と彼をとりまく人々との物語。良く言えば人間らしいんだけど、性格の嫌な部分が目につきすぎて登場人物達があまり好きになれなかったのと、恋愛話ターンにあまり魅力を感じずハマるまではいかなかった。奉公人おみつが一番苦手。六助の特殊能力設定も必要に思えなかった。話によってメインになる登場人物が変わるタイプの短編なので、別話・別視点だけど同じエピソードが再三出てきたり、時系列でみるとわかりにくい時も。とはいえ、巻を重ねるごとにキャラ達への多少の愛着もわき笑、若旦那綾太郎達の成長もみてとれ、全巻面白く読めた。巻末に着物柄説明が入っている趣向も良い。

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    2021年06月07日
  • なでしこ日和 着物始末暦(七)

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    202104~5/全10巻まとめて。着物始末職人と彼をとりまく人々との物語。良く言えば人間らしいんだけど、性格の嫌な部分が目につきすぎて登場人物達があまり好きになれなかったのと、恋愛話ターンにあまり魅力を感じずハマるまではいかなかった。奉公人おみつが一番苦手。六助の特殊能力設定も必要に思えなかった。話によってメインになる登場人物が変わるタイプの短編なので、別話・別視点だけど同じエピソードが再三出てきたり、時系列でみるとわかりにくい時も。とはいえ、巻を重ねるごとにキャラ達への多少の愛着もわき笑、若旦那綾太郎達の成長もみてとれ、全巻面白く読めた。巻末に着物柄説明が入っている趣向も良い。

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    2021年06月07日
  • 錦の松 着物始末暦(六)

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    202104~5/全10巻まとめて。着物始末職人と彼をとりまく人々との物語。良く言えば人間らしいんだけど、性格の嫌な部分が目につきすぎて登場人物達があまり好きになれなかったのと、恋愛話ターンにあまり魅力を感じずハマるまではいかなかった。奉公人おみつが一番苦手。六助の特殊能力設定も必要に思えなかった。話によってメインになる登場人物が変わるタイプの短編なので、別話・別視点だけど同じエピソードが再三出てきたり、時系列でみるとわかりにくい時も。とはいえ、巻を重ねるごとにキャラ達への多少の愛着もわき笑、若旦那綾太郎達の成長もみてとれ、全巻面白く読めた。巻末に着物柄説明が入っている趣向も良い。

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    2021年06月07日
  • なみだ縮緬 着物始末暦(五)

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    202104~5/全10巻まとめて。着物始末職人と彼をとりまく人々との物語。良く言えば人間らしいんだけど、性格の嫌な部分が目につきすぎて登場人物達があまり好きになれなかったのと、恋愛話ターンにあまり魅力を感じずハマるまではいかなかった。奉公人おみつが一番苦手。六助の特殊能力設定も必要に思えなかった。話によってメインになる登場人物が変わるタイプの短編なので、別話・別視点だけど同じエピソードが再三出てきたり、時系列でみるとわかりにくい時も。とはいえ、巻を重ねるごとにキャラ達への多少の愛着もわき笑、若旦那綾太郎達の成長もみてとれ、全巻面白く読めた。巻末に着物柄説明が入っている趣向も良い。

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    2021年06月07日
  • 雪とけ柳 着物始末暦(四)

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    202104~5/全10巻まとめて。着物始末職人と彼をとりまく人々との物語。良く言えば人間らしいんだけど、性格の嫌な部分が目につきすぎて登場人物達があまり好きになれなかったのと、恋愛話ターンにあまり魅力を感じずハマるまではいかなかった。奉公人おみつが一番苦手。六助の特殊能力設定も必要に思えなかった。話によってメインになる登場人物が変わるタイプの短編なので、別話・別視点だけど同じエピソードが再三出てきたり、時系列でみるとわかりにくい時も。とはいえ、巻を重ねるごとにキャラ達への多少の愛着もわき笑、若旦那綾太郎達の成長もみてとれ、全巻面白く読めた。巻末に着物柄説明が入っている趣向も良い。

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    2021年06月07日
  • 藍の糸 着物始末暦(二)

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    202104~5/全10巻まとめて。着物始末職人と彼をとりまく人々との物語。良く言えば人間らしいんだけど、性格の嫌な部分が目につきすぎて登場人物達があまり好きになれなかったのと、恋愛話ターンにあまり魅力を感じずハマるまではいかなかった。奉公人おみつが一番苦手。六助の特殊能力設定も必要に思えなかった。話によってメインになる登場人物が変わるタイプの短編なので、別話・別視点だけど同じエピソードが再三出てきたり、時系列でみるとわかりにくい時も。とはいえ、巻を重ねるごとにキャラ達への多少の愛着もわき笑、若旦那綾太郎達の成長もみてとれ、全巻面白く読めた。巻末に着物柄説明が入っている趣向も良い。

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    2021年06月07日
  • 夢かさね 着物始末暦(三)

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    202104~5/全10巻まとめて。着物始末職人と彼をとりまく人々との物語。良く言えば人間らしいんだけど、性格の嫌な部分が目につきすぎて登場人物達があまり好きになれなかったのと、恋愛話ターンにあまり魅力を感じずハマるまではいかなかった。奉公人おみつが一番苦手。六助の特殊能力設定も必要に思えなかった。話によってメインになる登場人物が変わるタイプの短編なので、別話・別視点だけど同じエピソードが再三出てきたり、時系列でみるとわかりにくい時も。とはいえ、巻を重ねるごとにキャラ達への多少の愛着もわき笑、若旦那綾太郎達の成長もみてとれ、全巻面白く読めた。巻末に着物柄説明が入っている趣向も良い。

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    2021年06月07日
  • しのぶ梅 着物始末暦

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    202104~5/全10巻まとめて。着物始末職人と彼をとりまく人々との物語。良く言えば人間らしいんだけど、性格の嫌な部分が目につきすぎて登場人物達があまり好きになれなかったのと、恋愛話ターンにあまり魅力を感じずハマるまではいかなかった。奉公人おみつが一番苦手。六助の特殊能力設定も必要に思えなかった。話によってメインになる登場人物が変わるタイプの短編なので、別話・別視点だけど同じエピソードが再三出てきたり、時系列でみるとわかりにくい時も。とはいえ、巻を重ねるごとにキャラ達への多少の愛着もわき笑、若旦那綾太郎達の成長もみてとれ、全巻面白く読めた。巻末に着物柄説明が入っている趣向も良い。

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    2021年06月07日
  • 大江戸少女カゲキ団(三)

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    このシリーズで一番の盛り上がり。
    1、2巻と、大店の娘が日頃の不自由な暮らしの中で、男の格好をして芝居を見せると言うイベントを思いつき、、、。

    そこに一人貧しい少女が加わる。
    だがその少女は身長の高さと芝居のスキルがあった。

    今回はそこに、縁談とか、夫婦の悩みとか一つ大人になるエピソードが加わる。
    大店の娘でなんでも器用にこなす典型的な美人、才に旗本の嫁入り話が降って出る。


    さて、これからどんな展開が?

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    2021年04月05日
  • 御徒の女

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    読んでみたら再読だった。再読記録はタイムラインに上がらないので文庫の方で書く。

    貧乏御徒の家の娘・栄津の十七歳から五十五歳までの半生を描く。時代は文政から明治まで。この三十八年の間に時代が目まぐるしく変わる。

    暴君の兄に良いように使われ、母親は兄の言いなり。兄の妻は家事も育児もせず栄津は女中のような扱い。このまま嫁ぐこともなく一生を終えるのかと嘆く。しかし突如兄が縁談を持ち込み、強引に嫁ぎ先を決められる。

    兄に振り回され、隣家の兄弟やその母親に振り回され、耐え忍ぶだけの不幸な女性かと思いきや、栄津は案外言い返している。
    嫁ぎ先の姑が相当きつい人かと思ったら実は…だったし。覇気のない、何を

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    2020年10月23日
  • 大江戸少女カゲキ団(二)

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    ネタバレ

    大江戸少女カゲキ団を結成し、評判となった芹たち。
    第二回を予告したので、次の出し物を考えてるのだが。

    正体がバレそうになる。。。

    4人と師匠だけの問題ではなくなりつつある。。。
    どうなるか?

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    2020年10月16日
  • 結び布 着物始末暦(十)

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    ネタバレ

    登場人物を無駄なく使う作者だと思っていたが、最後の千吉のくだりは残念なり
    さては!
    次回作があるな
    (人で無しのクズ人間を主役にするww)

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    2020年08月27日
  • 異国の花 着物始末暦(八)

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    ネタバレ

    ドラマもそうだが、この時代小説も登場人物は言いたい事を言うキャラばかりだが、肝心の主役(余一)は口が重く、紀野の仕立てで発揮する思いやりが皆無になる
    結果、肝心の夫婦だけが想いがすれ違う
    しかし物語も終盤、一つの気がかりは一冊で収まってきている
    ラスボス登場と思われた井筒屋もしょぼくなってきた
    遺りはオールハッピーでいいよ\(^o^)/

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    2020年08月25日
  • なでしこ日和 着物始末暦(七)

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    ネタバレ

    ついにお糸を嫁に貰う決心がついた
    自分の生まれ素性が翌ないという謎の
    理由で自分は子供を為さない方が良い
    と頑なな気持ちも周囲の後押しで決断

    綾太郎もナンダカ良い人間になってら

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    2020年08月24日
  • 錦の松 着物始末暦(六)

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    ネタバレ

    礼治郎はあきらめきれなかったのか
    意味ありげだと思ったが、心底惚れていたのですね
    まさかの急展開、つか、嫁に貰えないと依怙地になっていた訳が、肩透かしだったけど、物語的には今までの伏線が見事に機能して収まりました
    ところで、この本の登場人物でおみつだけはなんだか好きになれない

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    2020年08月17日
  • なみだ縮緬 着物始末暦(五)

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    ネタバレ

    余一が糸を傷つけて追っ払う
    親父が鉄拳で殴る
    新しく立候補した大店の若旦那
    ヤバイ、話の展開が・・(´・ω・`)

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    2020年08月13日
  • 雪とけ柳 着物始末暦(四)

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    ネタバレ

    何やら因縁のある井筒屋が京都から江戸に罷り越した
    主人公余一も因縁があるみたいだが、巻き込まれた糸
    井筒屋の引き札5枚集めたら絹のしごきがあたる
    しかも美人番付になっていて、その裏にはあくどい
    仕掛けがあるのだ
    次々と謎が降ってくる割には身の回りのほんわりした
    日々の暮らしをつづる・・・作者も手だれだな(´・ω・`)

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    2020年08月13日