梅棹忠夫のレビュー一覧

  • 京都の精神

    Posted by ブクログ

    京都人の筆者ならではの京都論が展開されており、切り口が面白い。また筆者の語り掛ける口調が丁寧すぎる?点も京都人らしさをうかがわせる。
    京都人ではない私からすると、些か理解に苦しむこともあるが、それも全部含めて京都らしさだといえるだろう。いずれにしても、京都が日本文化を支えているのは事実だ。本書を通して、観光都市の在り方そのものについても考えさせられた。
    しばらく京都に行っていないので、また足を運んでみようと思う。

    0
    2014年11月06日
  • 梅棹忠夫の京都案内

    Posted by ブクログ

    中華思想的(著者自身が巻頭でそう言っている)京都ガイド。「観光客が京都の文化に合わせるべきで、観光課なんてものは必要ない」というくだりには賛成。観光客におもねりすぎると、どんな街でも下品になってしまう。

    0
    2013年08月22日
  • 梅棹忠夫の京都案内

    Posted by ブクログ

    京都に住んでいるからこその面白さ。
    梅棹先生然り京都人のすごいところは、こうして自分達の生活文化を言語化して、洗練された世界観を作り上げてきたところにある。
    それが京都の文化レベルの高さに結びついてきたのだと思う。

    いま京都はどこに向かっているのか。
    オペラを誘致し歩く都市にしたからといって、文化は発展するだろうか。

    0
    2012年10月28日
  • 夜はまだあけぬか

    Posted by ブクログ

    盲目なんて自分には想像もつかないような状況でも知的生産の方法が模索されていて、そのような姿勢を見習わなければならないと思た。
    あと、音楽に挑むの下りでは体系的・分析的に西洋音楽をとらえるという視座は自分にはなかったし、目から鱗だった。
    何事も分析的に物事を見るのはできるかわからないけど、頭の片隅に留めておこう。

    0
    2011年12月10日
  • 知的生産の技術

    Posted by ブクログ

    知的生産とは、新旧のさまざまな情報をもとに、それぞれの能力を駆使して新しい情報をつくること。
    この情報は蓄積されるにつれ、できるだけ障害を取り除いて、なめらかな水流をつくっておくことが大事。
    成果については子どもの頃から教わるのに、そのプロセスや技術はなかなか教わらない。

    手紙や文章の書き方、タイプライターなどの技術進化について、「陰翳礼讃」に通じるところがあって興味深い。

    0
    2026年02月03日
  • 知的生産の技術

    Posted by ブクログ

    溜まった書類や写真、資料の整理の仕方について重点的に書かれた本である。
    後半に本の読み方や文字の書き残し方についても書かれているが、こちらは補足程度と考えていいと思う。今のようにPCやスマホといった電子機器がなかった時代の話なので現代には通用しない。

    そんな感じで、書かれた時期が古いため今の技術や状況からすると適切ではない部分もあるが「溜め込んだ情報を死蔵させないためにどうすればいいか」は、ツールが変わっても共通する問題である。その点さえ理解していれば、現代でも十分に応用が可能だと思う。

    事務的書類と資料は分けておくこと、後々情報を組み合わせやすいように細々と分類しないこと、整理と整頓は別

    0
    2026年01月30日
  • 知的生産の技術

    Posted by ブクログ

    昔読んだのを再読。
    アイデアを組み合わせて何かを検討するならカードも良いけど、組み合わせて繰る必要がなければ、カードはむしろ読み返しにくいかもしれない。
    コモンプレイスブックのようにノートに書き連ねると、あとから読み返す時にノンジャンルゆえの意外な出合いが楽しかったりする。
    小さな記録の断片ならカード、割としっかり書き残すならノート。とか、あとから読み返す時のことを考えつつカードとノートを使い分けようと思った。

    0
    2026年01月12日
  • 知的生産の技術

    Posted by ブクログ

    どんなに素晴らしい情報(素材)をインプットしたとて、それを上手く活用するためには工夫が必要である。ましてや、知的生産するための妨害などあってはならない。活かすも殺すも工夫次第。

    0
    2025年12月26日
  • 知的生産の技術

    Posted by ブクログ

    知的活動の技術の考察エッセイ

    メモのとり方、カードの利用法、整理の仕方、読書論、印字方法、手紙、日記、原稿や文章の書き方について。
    現在では既に様々なノウハウやツールができているが、当時のそれにまつわる過程が窺えるのが興味深い。

    0
    2025年06月19日
  • 知的生産の技術

    Posted by ブクログ

    情報をインプットし、アウトプットすることについて述べた本。キーワードは、京大型カード、整理、読書、タイプライター、文章など。
    本書で扱っている範囲は、『考える技術・書く技術』 (板坂元/著)と同じだが、本書の方が、問題提起が多く、より啓蒙的である。

    この本はハウツーものではない。問題に目を向けさせ、読者自身でその問題を解決するように促すのが目的だ。そのことは本書の「まえがき」に明確に書かれている。

    よんでいただいたらわかることだが、この本は、いわゆるハウ・ツーものではない。この本をよんで、たちまち知的生産の技術がマスターできる、などとかんがえてもらっては、こまる。研究のしかたや、勉強のコツ

    0
    2025年03月24日
  • 知的生産の技術

    Posted by ブクログ

    内容は、時代が時代だけに半分くらいは古びて今はもうどうでも良い(タイプライターとか)
    ただ、本質的に学び、考え、出力するという大きな一連の流れとしては普遍性がありそう。

    0
    2025年01月02日
  • 文明の生態史観 増補新版

    Posted by ブクログ

    考察の対象をアジア、欧州、北アフリカに限定し、西欧と日本の東西両端を第一地域、それ以外を第二地域として世界史を説明した本です。

    第二地域は、文明の発祥地だが、常に乾燥地帯の遊牧民からの侵攻を受けて発展が阻害されるが、第一地域は、優れた文明が伝播する程度に第二地域に隣接する一方で、遊牧民の侵攻から逃れられる程度に第二地域から離れているため、発展した。。大まかにまとめるとこんな感じの理論と理解しています。さらに、広大な第二世界をインド、中国、ロシア、イスラム•地中海、東南アジア、東欧に区分して、それぞれの特徴を論じています。

    元々、この本を読む前に著者の「文明の生態史観」という考えを知り、それ

    0
    2024年12月28日
  • 知的生産の技術

    Posted by ブクログ

    最近の情報整理本も、結局はこの本と大差ないことが書かれている。
    古い本ではあるが、現在における、PC、スマホやiPad等での情報整理に置き換えれば、まだ読む価値があるかも知れない。

    0
    2024年09月02日
  • 知的生産の技術

    Posted by ブクログ

    本質的なところはおもしろい。ロストテクノロジー的な話も多いが、カードを使った情報整理は見直されるべきかも。インターネット時代、AI時代に適応した版が読みたい。

    0
    2024年03月31日
  • 文明の生態史観 増補新版

    Posted by ブクログ

    日本と西ヨーロッパを第一地域、それ以外の旧世界を第二地域とする考え方、また第一地域において早く近代化が進んだ背景は興味深かった。一方で、その内容はYouTubeである程度知っており、それ以外ど新たにおっ!と思う内容に出会えなかったのが残念。また読み返したい

    0
    2024年03月31日
  • 知的生産の技術

    Posted by ブクログ

    規格化と標準化が必要。
    乱雑な規格だと分類が整理できない。
    切り抜きなど現代ではアナログな方式ではありますが、紙書類があふれてしまう人は試す価値があります。

    0
    2024年01月20日
  • 京都の精神

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     京都を語るということは、日本文化を語ること。京都人、梅棹忠夫氏が日本文化の真髄を紹介されています。「京都の精神」、1987.8刊行、2005.9文庫。①ひとつのイデオロギーである京都中華思想(1200年の蓄積)②幕藩制の外にあって生きのびてきた日本における唯一の都市 ③京都は京も都もミヤコで、一国の首都ということば。東京は行在所(あんざいしょ)。遷都令は出されていない。④京阪神と並べるのがおかしい。センターは京都。大阪や神戸は京都の衛星都市。⑤京都は日本の文化的統合のシンボル。

    0
    2023年11月10日
  • 知的生産の技術

    Posted by ブクログ

    ・表面上の技術は今の時代もっと適しているやり方があるとは思うが、考え方という意味で学びは多い。
    社会人になりたての者に是非読んでもらいたい。
    ・この様な考え方を今から50年以上前に持っている人がいた事に驚く。

    0
    2023年06月07日
  • 知的生産の技術

    Posted by ブクログ

    ●一分野マスター読書「情報収集・活用」13冊目。メモは京大式カードに書く、1枚に一項目というのは有用そう。ただ記録はノートを使いたいので「カードを使う」こと以外を活かそうと思う。読書記録は著者にとっての大事なところではなく、自分にとって面白いことを記入するというのは、自分の頭で考えるというのを意識しないとだと感じた。

    0
    2023年03月02日
  • 知的生産の技術

    Posted by ブクログ

    知的生産への敬意。梅棹先生でさえ物忘れをして何度でも【大発見】をしてしまう、だからカードでの整理が必要、との話に安堵する。
    デジタル化の時代、どう情報を整理すべきか。

    0
    2023年01月29日