梅棹忠夫のレビュー一覧
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若い頃、この場合は中学校時代と高校・大学生の頃、それぞれ形式や内容は違うが、自分もやっていたじゃないか、という思いがまず出てきました。中学校時代に使っていた用紙は、B4版の茶色く色づいた質の悪いわら半紙だった。碑文谷図書館(目黒区)でノートやメモ代わりに買って使っていた。。値段は覚えていない。何でも...続きを読む
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本書は梅棹忠夫による人生・学問論である。その多くはエッセイや講演録として収録されている。これらの基底にあるものは「目的体系からの離脱」(p.5)という。こうした発言を、今日の大学の研究者は何人できるだろうか。研究には、とかく社会に対する目的・効果が求められ中で、著者の論は時代背景の違いを特に感じさせ...続きを読むPosted by ブクログ
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日本と西ヨーロッパを第一地域、それ以外の旧世界を第二地域とする考え方、また第一地域において早く近代化が進んだ背景は興味深かった。一方で、その内容はYouTubeである程度知っており、それ以外ど新たにおっ!と思う内容に出会えなかったのが残念。また読み返したいPosted by ブクログ