ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
6pt
一九五五年、京都大学の学術探検隊に同行し、西アジア諸国を歴訪した著者。その体験から生まれた視点により、対立ではなく平行進化として東西の近代化を捉え、〈中洋〉を提唱する。六〇年代にかけての東南アジア、アフリカ各国訪問を経て、比較宗教論へと連なる論考の集成に、著者の到達点を示す「海と日本文明」(二〇〇〇年)を増補する。 〈解説〉谷泰
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ 2024年03月13日
実は先に「文明の生態史観はいま」の方を途中まで読んでいたが、これは対談であってやはり先に「文明の生態史観」を読まないと分からないと思った。それでこの本を読み出したのだが、全く今読んでも現在を体現しているように感じる。それは最近読んだ「地球史マップ」というビジュアルな分厚い本と、もう一つ、「小麦の地政...続きを読む学」。その中に先生の言われている楕円形の地図がでている。 「ひずみなき世界の姿を」で全地球的な課題について比較文明論を考えることはできるはずだ、と先生は言われている。 50年経ってこれほど繋がったこの本と地球史マップ はありえない、と感動した。 第1地域と第2地域の知識人における政治的意識と政治的実戦のあたりも大変興味をもった。 最後の比較宗教論は難しいかったけれども免疫との展開の仕方には、こんな方法もあるのかと目から鱗だ。 実際に世界を歩いて生活や環境を見てきた人には敵わない。大いに世界を歩いて観ることと今の若い人にこの本を勧めたい。
「アジア」なる西洋目線の地域区分があまり腑に落ちなかった私には世界をユーラシア大陸中心部の破壊的勢力の影響をモロに受ける地域とその周辺に位置してあまり受けない地域に分けて考える発想は新鮮だが、腑に落ちる感じがした。著者も述べてるようにこれはアウトラインを描いてるので細かなところで同意できない部分もあ...続きを読むるが、大枠では正しいような気もする。 21世紀の現在から見ると第一地域は広がり(EUの東方拡大や台湾韓国の民主化・先進国化)第二地域(ロシアや中国)との対立が深まっているし、文明の生態史観で梅棹が述べたアウトラインはむしろ説得力を増しているような気がする。
Posted by ブクログ 2024年03月31日
日本と西ヨーロッパを第一地域、それ以外の旧世界を第二地域とする考え方、また第一地域において早く近代化が進んだ背景は興味深かった。一方で、その内容はYouTubeである程度知っており、それ以外ど新たにおっ!と思う内容に出会えなかったのが残念。また読み返したい
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
文明の生態史観 増補新版
新刊情報をお知らせします。
梅棹忠夫
フォロー機能について
「中公文庫」の最新刊一覧へ
「雑学・エンタメ」無料一覧へ
「雑学・エンタメ」ランキングの一覧へ
梅棹忠夫著作集1 探検の時代
梅棹忠夫の京都案内
女と文明
京都の精神
ゴビ砂漠探検記
知的生産の技術
試し読み
日本探検
日本語と事務革命
「梅棹忠夫」のこれもおすすめ一覧へ
▲文明の生態史観 増補新版 ページトップヘ