文明の生態史観 増補新版

文明の生態史観 増補新版

1,320円 (税込)

6pt

4.0

一九五五年、京都大学の学術探検隊に同行し、西アジア諸国を歴訪した著者。その体験から生まれた視点により、対立ではなく平行進化として東西の近代化を捉え、〈中洋〉を提唱する。六〇年代にかけての東南アジア、アフリカ各国訪問を経て、比較宗教論へと連なる論考の集成に、著者の到達点を示す「海と日本文明」(二〇〇〇年)を増補する。
〈解説〉谷泰

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文明の生態史観 増補新版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月13日

    実は先に「文明の生態史観はいま」の方を途中まで読んでいたが、これは対談であってやはり先に「文明の生態史観」を読まないと分からないと思った。それでこの本を読み出したのだが、全く今読んでも現在を体現しているように感じる。それは最近読んだ「地球史マップ」というビジュアルな分厚い本と、もう一つ、「小麦の地政...続きを読む

    0
    購入済み

    2024年04月19日

    「アジア」なる西洋目線の地域区分があまり腑に落ちなかった私には世界をユーラシア大陸中心部の破壊的勢力の影響をモロに受ける地域とその周辺に位置してあまり受けない地域に分けて考える発想は新鮮だが、腑に落ちる感じがした。著者も述べてるようにこれはアウトラインを描いてるので細かなところで同意できない部分もあ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月31日

    日本と西ヨーロッパを第一地域、それ以外の旧世界を第二地域とする考え方、また第一地域において早く近代化が進んだ背景は興味深かった。一方で、その内容はYouTubeである程度知っており、それ以外ど新たにおっ!と思う内容に出会えなかったのが残念。また読み返したい

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